2005/09/08(木)16:47
手癖の悪い姉妹
上の子が小学校に入り、友達と遊ぶことがとても多くなった。
学校から帰ると、開口一番「○○ちゃんち行っていい~?」
うちは県境のすれすれの僻地なので、クラスの友達の家は少し遠い。
おまけに車もぶんぶん通る歩道もない道路だし、
何故か不審者が多く出没するので、遊ばせたいが困ってしまうことでもある。
しかし、よその子どもを見ていると面白い。
「こんな時にこんなリアクションするかいな!」とか
「この子はいつでもどこでも、おうちでもこんなにおとなしいのかな?」とか。。
他人(ひと)んちの子は、他人(ひと)の作品なので、
やっぱり、一挙手一投足が珍しいものなのだ。
2,3か月会わないでいると、とっても成長して
精神的に大人になっている男の子とか、子どもの成長自体も面白い。
「良かった、まともになったじゃん‥」とか。。
そんな中、「うえ?!」と思うことがあった。
近所によく来る姉妹が、どちらも手癖が悪いのだ。
子どもなので、多少、そんなようなことはあるだろうし、
自分の子どももないとは言えないとも思うので
多めに見ようと思うのだが、、、
何とも解せない。
その子に貸した“練り消し”がなくなる。
みんなに「3枚ずつあげるね」といったプリキュア・カードを30枚
お腹に隠して、身体をくの字に曲げて持ち出す。
庭でばらばらに落としてなくしたプラスチックで出来た貝殻や花等の飾り?を
うちの子が探していると分かっていて、見つけてすかさずポケットに入れ
ばっくれる。
たまたま私が現場を見てしまったのだが、
何気なく指摘してもばっくれ続ける。。。
結局、手を替え、品を替え指摘しても、優しく接するので
なめているのかー。
こういうときは、厳しく言った方がいいのかな~
でも相手は、小1、小4だし。
親御さんに言っても、「うちの子に限ってそんなことをするはずがない」と
逆切れする親が多いと聞くので、
逆恨みされても困るので黙っているが。。
うちの子はとろいので、盗られたこともすぐ忘れてしまうし、
それが癖になり、カモになっても困る。
子どもを持って気付いたことなのだが、
「子どもは親の作品」
「子どもは親の鑑」
『おかあさんといっしょ』の前の体操のお兄さん、
佐藤弘道さんの著書にもあるが、
「子どもはぜんぜん、悪くない」
子どもは、個性の違いこそあれ、精神的に荒れる(いじめ、悪事、ひきこもり等々‥)のは、
やはり、親の責任だとしみじみ思う。
この手癖の悪い姉妹の両親は、二人揃って、全く子どもを叱らないで
育てているらしい。
子どもが大きくなるに従い、悩みも大きくなると聞くが、
その第一歩でこんな・・・