大変な状況の中・・・
慶應大学4年の平岩英佑です! コンペティション部門作品『J.A.C.E./ジェイス』の記者会見に行ってきました! 登壇したのはメネラオス・カラマギョーリス監督、俳優のアルバン・ウカズさん、プロデューサーのフェニア・コソヴィツァさんです。(c)2011 TIFF まずは東京の印象を伺うと、 フェニアさん:「来年も出品して来れたら嬉しいです!」アルバンさん:「日本の田舎が見たいんだけど、まだ見られなくて残念!」監督:「日本の方もとても優しく素晴らしいコメントもたくさんもらった。」 と、日本が早くもお気に入りの様子! ギリシャで製作された、本作品。いまギリシャは経済危機で連日ニュースになっていますが…早速、会場の記者からその質問が! Q、経済危機はこの映画製作にどう影響しましたか?という質問には、 監督:「この映画は日本へ向けて出発する二日前に完成した。誰も完成できるとは思っていなかったはずだし、こうして東京に来れて本当に良かった。」 フェニアさん:「2009年から撮影を開始していたが、去年から急に資金繰りが難しくなった影響を強く受けた。」 Q,今後この経済危機をテーマにした映画にする気はありますか? 監督:「この危機は、私の頭から離れない。この映画のテーマでもあるが、私はリアルなギリシャを伝えたい!」と、次作への思いも滲ませました…。 様々なハプニングが付きまとう映画製作。その中でも歴史的な危機に阻まれたこの作品。 だからこそ、この現実と向き合って撮り上げた『J.A.C.E./ジェイス』。リアルなギリシャのダークな部分を描きます!『J.A.C.E.』の詳しい情報は⇒こちらその他の詳しい映画祭情報は⇒こちら