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テーマ:報道(20)
カテゴリ:ノンフィクション
著者:梓沢和幸
報道被害というものをしっかり考えなければならない時代ではなかろうか。 現代日本は、朝から晩までワイドショーである。つまり、テレビというメディアですな。 テレビ以外の新聞や週刊誌がまともだとは言わないが、テレビは映像があるから、視聴者に訴える力があるわけだ。 そして、時間によってテレビの視聴者が違うとでも思っているのか、朝流した映像を昼流しそして夕方と晩に流している。コメントや文字まで同じだ。 そんなことを書いている私は、また、とても暇な人みたいでしょうが、そうではなくて、朝夕は、通勤時間、昼は、昼休み、晩は夜のニュースと言うことなのである。通勤はクルマだから、テレビを音声だけ聞いているのである。 さて、報道被害であるが、著者は、原因を警察垂れ流し情報に求める。しかし果たしてそうだろうか。警察の情報を丸飲みにして裏を取らないメディア側の責任は一体ないのだろうか? 私は、今やと言うよりもかなり昔、それこそ昭和の時代から、メディアは、権力化していると思う。それゆえの報道被害である。 果たして捜査情報は、公開されるべきだろうか。捜査情報を公開すれば、確かに多くの情報が入ると予想される。しかし、それはそのように思えると言うことである。それこそ信憑性の高いものから取るに足らないものまでたくさんの情報であふれてしまうと言うことなのである。それを取捨選択することは難しい。 更に、自白の信憑性には、「秘密の暴露」がつきものだ。従って今以上の情報が警察から流されるとは思えない。 詩織さんの事件はかえすがえすも残念。なぜ真摯な捜査ができなかったのか? この事件は、正に警察が信頼を失した大きな分岐点であった。その意味で、埼玉県警察と上尾署、並びに本件を担当した警察官の罪は重い。 日本人の価値観を大きく変えた事件といえよう。 報道被害ということをなくすために警察は、被害者対策を報道被害という側面からもしなければならない時代になった。
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最終更新日
2009.11.12 06:19:35
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