今日、何読んだ?

2010/07/04(日)09:52

我が家がカビの住処に

家(75)

著者:栗本隆 「我が家がカビの住処に」    などという本がありまして,これは,私の住むローカル限定の本です。内容は,次のとおり。  自然換気を想定していない高気密住宅では,大気汚染が著しい地域を除いて,汚染された屋内の空気と新鮮な外気とを人為的に入れ替える換気装置や喚起設備が必要となる。  高断熱と結露と住宅内部の温度差とは,三すくみの状態である。この三すくみを解決する唯一の対策は除湿することであり,除湿機等の装置のほか換気装置や換気設備を有効的に稼動させることである。 カビの繁殖には温度と湿度と栄養が必要である。したがって,一番目に付くのが部屋や冷蔵庫の中の食料品であり,次に部屋の隅々の壁や家具の裏,押入れの隅々の壁,ケースの中の衣類,革製品等である。 近年住宅の断熱化と気密化が進み,今正に高気密・高断熱・高機能住宅である。そんな住宅の仕上げ材料は,ビニールクロスは勿論のこと,塗料やその他の新建材も全てプラスチック等の各種の樹脂で作られているかコーティングされている。それらはどれもこれもカビの大好物であり,これに結露が加わってカビの絶好の住処となる。 高気密・高断熱・高機能住宅は,人間だけに快適なのではなく,その中にいる全ての生物にも快適な住処である。従って文字通り快適に暮らすためには,そのような住宅に合った暮らし方をするのか,あるいは家族の暮らしに合わせて通気性を重視した従来のような住宅で暮らすのかのどちらかである。 参考にしてください。 私は,本日いよいよローンの申し込みをしてきます。 家が現実化してきました。楽しみです。

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