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2020.01.31
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カテゴリ:読書論(術)

【中古】 ちょっと本気な千夜千冊虎の巻 読書術免許皆伝 /松岡正剛【著】 【中古】afb

 ここにも知の巨人がいましたな。
 1巻が分厚い、松岡正剛千屋千冊、という本が7巻と特別巻の都合8巻を書いた人です。
 その虎の巻が本書である。
 本はね、無理に読む必要はないんです。
 気が向けば読む。
 外出とか旅行とかと同じですね。
 時には食事やコーヒーやワインのように読んだり、お風呂に入るように読めばいいんですよ。
 それからできるだけ好きなものを読む。
 それでいいんです。
 それが原則です。
 ところが食事だって今日はカレーだなーと思ってカレーを注文してみるとちょっと乗れなくなる時がありますね。
 どんなカレーも味が違うしその日の体調のコンディションもある。
 それと同じ。
 読書にも味や体調や体験の変化が出てくるんです。
 いくら好きだからといってカレーを毎日三食食べる気にはならないでしょう。
 そうするとおのずとそこに本の読み方の変化や変奏や地図やコースが出てくるんです。
​ 以上は本読みのあり方を端的に語ったものである。
 確かに読みたいものを読めばいいというのはあたりだし、読みたくない本などというものは学生時代に嫌いな教科の教科書を読んだときくらいで、そもそも本読みは読みたい本を読んでいるのだから、結局、以上のことはただ本読みのあるべき姿をなぞったものと言えよう。
 次、
 世界の言語は平等じゃない。
 英語が圧倒的に支配力を持っていますから日本もそうしていますが自国語をいちいち翻訳したり通訳することになる。
 そこにコストの差が出てくるんです。
 それは英文タイプライターに比べて日本語のタイプライターが怪物のように大きく複雑で日本語ワードプロセッサーの開発に大変な苦労が伴っていた数十年前のことを思い出せばある程度は想像がつくかもしれません。
​と、言語論でも至極まっとうなことを言っている。
 確かに英語に堪能でないとこのグローバル社会では生ききれない。
 先日アメリカ在住の叔父が日本に帰ってきた。
 私の小五の孫が、今小学校から英語の勉強をしているんだなどという話をしたら、件の叔父は突然小五の孫に向かってネイティブな英語を語りだした。
 それを聞いていた孫はちんぷんかんぷんで、困った顔を私に向けた。
 これが現況なのだ。
 タイプライターの問題は、アメリカ映画でタイプライターがカチャカチャなっていたシーンを見ては羨ましい思ったものだが、それが平成に入るあたりに、ワープロという機械が開発されて、一般的になり、今やこうしてまるで英文タイプを叩いているように文章が編み出されていく時代になった。
 技術の進歩とはかくもすごいものなのである。
 まあ、英語くらいわかるようにならないといけないのだろうなあ。





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最終更新日  2020.01.31 05:00:10
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