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2020.02.15
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カテゴリ:旅行

京都を歴史に沿って歩く本(平安〜室町時代篇) [ 武光誠 ]

 この三年、毎年妻と京都を訪れている。
 これからも毎年訪れたいと思っている。
 ただ、旅費が私のところから東京の倍かかるというのがネックだ。
 一泊ではすまず、最低二泊必要だという点もネックだ。
 さて、そのような京都は神道と仏教の宗教都市である。
 まず神道的には、
 桓武天皇は仏教勢力の政治の関与を排除するに当たって大和朝廷が神々の最上位に位置づけた天照大神の祭祀は奈良時代には皇室中心の閉鎖的なものになっていた。
 そのため天皇は天照大神信仰のあり方を変えるのではなく古い自然神の信仰の名残を持つ賀茂神社を平安京の護り神とする方針をとった。
​ということで、桓武天皇は敢えて天照大神に依らず、賀茂神社に依ったのですなあ。
 これは意外なことだ。
 賀茂神社の神様は神話にない神様で、したがって著者の言うように京都土着の神様ということになりますなあ。
 上賀茂神社の御祭神のパワーのすごかったこと、桓武天皇はそのことをよくご存知で、賀茂神社をおしたいしたということなんでしょうなあ。
 次、仏教。
 現在の西本願寺には江戸時代はじめの優れた建物や庭園が多く残っている。
 これはおもに本願寺の末寺から上納された資金を用いられて作られたものである。
 権力者の助けを受けず教団独自の財源で寺づくりができた点に浄土真宗教団の底力を感じる。
​ 東西両本願寺はまるで京都の楔のように京都駅北側に位置する。
 その力は上記のとおりなのだ。
 だから京都は、賀茂神社と本願寺の街でもあるのかもしれない。
 両賀茂神社と両本願寺の位置関係は、これらをくまなく回ることによって京都を堪能できる位置づけになっていることも大きな特徴だ。





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最終更新日  2020.02.15 05:00:12
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