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2020/06/19(金)05:00

江部康二の糖質制限革命

健康(411)

​ 江部康二の糖質制限革命医療、健康、食、そして社会のパラダイムシフト【電子書籍】[ 江部康二 ]​  糖質制限についてここ数日まとまった本を読んだ。  その結果、糖質の恐ろしさ、不要であること、代わりのエネルギーとしてのケトン体の有用性、などがわかった。  糖質制限論者はまず現行の栄養学を論破する。​ 糖質は人体にとって必須栄養素ではありません。  必須栄養素とは、人にとって欠かすことのできない物質なのに自分の身体では作ることができないものを指します。  必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維です。  これらの栄養素は人の身体の仕組みによって作ることができませんから、必ず、食事によって補給しないと病気になります。​ というのは実に理路整然としている。  簡単に言うと、毎度の食事に糖質つまり炭水化物は必要ないというのだ。  そしてカロリー不足にならないよう、肉、野菜、魚、等をしっかり摂れといういうもの。  糖質を摂取しなければ、​  体脂肪が体内で分解されて、ケトン体という小さな粒となり、細胞のエネルギーになるというイメージで理解して下さればいいでしょう。  甘い物を食べるとエネルギーになるので元気になるというイメージが定着しており、糖質が分解されてブドウ糖になり、人のエネルギー源となることを知っている人は多いと思います。  しかし、科学的に解明されている人体の仕組みとしては、糖質よりもむしろ脂質のほうが人体を活動させているメインのエネルギー源であり、糖質はあくまでも補助にすぎません。というように体脂肪をケトン体にしてエネルギーにするから大丈夫だというのが、糖質制限理論だ。  これに対して現行栄養学は、3大栄養素の1つ、炭水化物をしっかり摂れと言っている。  痩せる痩せないとか、病気になるならないとかを考えると、ここ数日まとめて本を読んだせいか、私は、糖質制限が優勢にみえる。

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