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2020.06.25
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カテゴリ:健康

ケトン体が人類を救う〜糖質制限でなぜ健康になるのか〜【電子書籍】[ 宗田哲男 ]

 本書は糖質制限論者である著者が学界で虐げられながら、糖質制限論の正当性とケトン体の正常性を訴え続け、ついにはそれが現代の常識になったということが時系列でまとめられているものだ。
 学界では、特に妊娠糖尿病の分野で、ケトン体くらい危ないものはないとの常識であり、学界の上層部はあげて著者の理論をときには野次を飛ばし、恫喝して阻止しようたしたことも時系列で書いてあり、その意味でもとても異色な本となった。
 しかし、私は本書が著者の集大成でもある名著だと思う。
 ある意味糖質制限の正当性は本書1冊にまとまると言って過言ではない。
​ 糖質制限理論の肝、学界の現実、そして、MEC食と書き上げ実に内容豊富な1冊となったのだ。
 まずヒトのエネルギー源はブドウ糖に限定されないということ、ケトン体もエネルギー源であり、従来は危険とされてきたが、そうではないことを
 今までは、とにかく「ブドウ糖が大切な熱源―エネルギー源だ」とされていましたが、じつはヒトは、発生の初期にはケトン体で生きていたということ。
 もう1つは、ケトン体がこのように高値であっても胎児が生きていけるのであれば、「ケトン体は危険である」というこれまでの考えが否定されるということ。
​として主張する。
 そして、
 しかし、食後高血糖の最大の原因は、お米と砂糖です。
 ところが「米や砂糖を摂取してもよくて、食事は和食がいい」と言うのです。
 それでは結局は、食後血糖値は上がって、インスリンが多く追加分泌し、肥満が進行し、インスリン抵抗性が増し、糖尿病が進行します。
 食事で悪化する病気ですから、食事で治せるはずですが、それには触れず、当然のように薬剤を使うことを推奨します。
​と、糖質制限の必要性と、現代医学の薬剤依存を述べるのだ。
 さて今日まで様々な健康論、栄養論、ダイエット論を読んできた。
 そして最近のマイブーム的論点は、糖質制限か否か、だった。
 ここに来てどうも私は、糖質制限が優勢と思えてきた。
 糖質制限論のほうがエビデンスがしっかりしていて納得できる。
 対論はどうも根拠に乏しいような気がするのだ。
 私は著者や江部康二先生、白澤卓二先生等の本を読み、更に対論を求めてその対論も読んできたが、対論は、ブドウ糖が脳には必要であり、朝イチにそれを摂取しなければその日1日のスタートダッシュができない、だから朝ご飯を食べるべきだ、という論法で、ケトン体に踏み込んだものがないのが現状だった。
 本書まで進んで、幕内秀夫先生の粗食論、和食論、も論破されたのではなかろうか。
 具体的には、渡辺信幸先生のMEC食を摂取するということになる。





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最終更新日  2020.06.25 06:15:16
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