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2020/07/01(水)05:00

古代ユダヤ遺跡 淡路島の謎

歴史(85)

​古代ユダヤ遺跡 淡路島の謎 城山流三​  先日から読み進めているユダヤ人渡来説の1つなのだが、どうも出来が芳しくない。  結論は、 ​ 私の考えは 次のようなものです。  「日本神道創成の時期に、忌部氏が深く関与している。  なぜならば、忌部氏の出目は ユダヤ人 だからである」​というもの。  じゃあその根拠は何か、というと、ほぼほぼ淡路島のユダヤ遺跡に関連するもの、関連する神社、関連する数字合わせ、それに、 ​ 例会は 「シオンの祭り」 というもので、「シオン」(と名付けられた)の山の上で ヘブライ語の呪文(ヤーヘイとか、エレティーヨンーとか)を唱えて祈るのです。  (掛け声以外は日本語)その祈りの基調となるものは世界平和の祈りです。  また一宗一派に属さないという祈りの会なので、日本神道でもユダヤ教でもありません。   日本神道の礼拝は、二礼二拍 ですが、ここでは三礼五拍 でした。という話。  これは、シオンが祇園だ、というユダヤ人渡来説で多く語られているものだ。  そもそも多くのユダヤ人渡来説の本を読んできたから、本書が何を言っているのかなんとか理解できたが、はっきり言って、小学生の夏休みの自由研究発表状態で、本当に短い本なのだが、内容が収拾がつかなくなっている。  だからな、あなたは何を言いたいのですか、それが冒頭に抜き書きしたとおりなのだろうけれど、じゃあ、その根拠は一体何なんですか、というのがなくて、納得できない。  淡路島の謎、という副題があるのだから、ここは徹底して淡路島を掘り進むべきではなかったのか。  また、多くのユダヤ人渡来説の本があるのだから、それらの本をもっと参照すべきではなかったのか。  私としては、ユダヤ人渡来説の根拠となる書籍に本書を挙げたくはない。

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