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2020.08.25
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カテゴリ:旅行

JR崩壊 なぜ連続事故は起こったのか?【電子書籍】[ 梅原 淳 ]

 本書はJRのうち特にJR北海道の問題点を指摘した本だ。
 まずJR北海道の連続事故の1つについて、
 「危うく燻製にされるところだったよ」とある男性乗客はテレビカメラの前で憤った。
 ある女性乗客は「よく生きて出てこられた。乗務員の指示に従っていたら全員が死んでいたと思う」(「北海道新聞」2011年5月 31日付け朝刊、 16版、 29面)と振り返る。
 火災によって焼失したJR北海道の特急列車から間一髪脱出に成功した乗客はマスメディアの取材に対して口々にこう語った。
 脱線による強い衝撃を受け、列車がトンネルの中で立ち往生した直後に床下から出火したにもかかわらず、特急列車の乗務員が乗客に対して適切な避難誘導を行わなかった不手際を指摘して思わず口に出したのである。
​などと紹介する。
 本州3社であるJR東、西、東海と3島社である、北海道、九州、四国それに貨物とではその経営基盤も損益も違うという。
 それぞれに課題があるとは言え、はっきりしていることは本州3社が3島社と貨物を支えているという構図だろう。
 その中で特に北海道に事故が多い理由のひとつに北海道の車両にディーゼルカーが多いことが挙げられるのだとか。
 実はこのディーゼルカー、寒い中での維持がとても大変らしい。
 つまりJR北海道はそもそも大変な鉄道を扱っているということなのだ。
 その解決策として
 JR北海道の線路や施設を北海道をはじめとする沿線の地方公共団体が保有し、JR北海道は列車の運転といった営業に特化した鉄道事業者として再生を図るというのが上下分離での生き残り策の意味するところだ。
 この方策のよい点は、固定費の占める割合が多い営業費を節減しようという呪縛からJR北海道が解放されるという点である。
 上下分離自体は国内の鉄道では珍しいことではない。
 JR各社のなかでもJR貨物は線路や施設の保有をJR旅客会社に任せ、身軽な立場で鉄道事業を展開している。
 鉄道のなかでも最も採算制が低いと言われる貨物輸送部門を円滑に進めるには、莫大な固定費を負担しては障害になってしまうのだ。
​ということが提案されている。
 このコロナ禍で日本全体の経済が沈みつつある中果たしてどれだけの救済がJR北海道になされるかは疑問だ。
 ただなんとかしなければならないことは確かだろう。
 今の日本の問題点は問題を問題として捉えることなくほったらかしにし続けているところではないか。
 少子高齢化もそう農業問題もそうそしてこの公共交通機関に関わる問題もそう、どれひとつ前向きな斬新な創意工夫のあるアイディアは出ていない。
 それが問題だというのだ。





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最終更新日  2020.08.25 05:00:07
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