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今日、何読んだ?

2021.02.28
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カテゴリ:小説

【新品】十字の記憶 堂場瞬一/〔著〕

 舞台は長浦県白崎市。
 関東地方の普通の都市らしい。
 2つ誘致した大学が半ば強引にほぼ同時期に撤退した街でもある。
 現在のシャッター街だらけの地方都市の景色が目に浮かぶ。
 その街のマンモス高校白崎高校の同級生が、アラフォーの今、記者と刑事に分かれ、ミステリーを追い求める。
 物の本によれば作者は96作もものにしているという。
 多作ですよね。
 おそらくその殆どが警察やら新聞絡みのミステリー作でしょう、多分。
 だとしたら、アラフォーの刑事が警部補という設定はいいものの、その上司が係長というのはいかがなものか。
 多分警視庁をそのまま田舎県警に移したんでしょうが、それじゃあリアリティが出ない。
 それから記者と刑事が敵対するなどということはありませんぜ。
 だから、この二人の関係者である容疑者に対して温情をかける必要もない。
 ということで私的にはあまり面白い作品ではなかった。
 そもそも175センチもある女性が目立たぬ訳がない。
 そういう何気ない風景の検証やら警察に対する取材力などこの作家は欠けているのではないのか。
 ようするにリアリティが欠けると、話がギクシャクしてしまう。
 小型の拳銃がそう簡単に手に入るわけもなかろうし。
 しかしそれにしてもこの世には数多の小説があるもんだとまた感心した私だった。






最終更新日  2021.02.28 05:00:08
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