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今日、何読んだ?

2021.04.06
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カテゴリ:仏教

池上彰と考える、仏教って何ですか?【電子書籍】[ 池上彰 ]

 世の中にはたくさんのインテリがおり、その中でも極めて優秀な人がテレビに出て様々な意見やら解説をしているわけだ。
 その一人が著者だ。
 彼がテレビに出ていない日はないと言ってもよいのではないか。
 そのような中で、私がそういうコメンテーターやら解説者をいかにして信ずるかという一つの目安に仏教についていかに書いているかというのがある。
 本書は、何気なくkindleunlimitedで仏教書を探していたら、見つけたものだ。
 さて池上さん、仏教についてどう書いているか、気になりましたな。
 実は私はそういう仏教について書いた本を読んでがっかりして、以後その方の本を1冊も読まなくなったということがある。
 池上さんも調子に乗ってそんなことじゃないか、なんて思いつつベージを繰ったら、なんと池上さんの仏教に対する知識と思い入れは本物で、先述した方とは全く趣を異にし、私の心は感動のるつぼになった。
 まさに本書は仏教の入門書、仏教初心者にうってつけの良書だ。
 何しろ著者がきちんと自分が日蓮宗徒といい、仏教のツボを心得ているものだから、論陣が快い。
 私はこの記事を書いていてふと気づいたのだが、なるほど池上さん、日蓮宗といえば池上本門寺、そういうことかとここでも腑に落ちてしまった。
 それはともかく仏教とは、
 私たちは自分のことさえよくわかっていませんし、制御することもできません。
 私のものが、いつまでも私のものであると期待をしていると、いつかは裏切られてしまうでしょう。
 そこに苦しみが生じます。
 すべての物は不確かで変化するものだから、私という実体も存在しない。
 そう理解することで、他人と比べたり執着したりするなどの様々な苦を遠ざけることができる。
 それが諸法無我の考え方です。
 諸行無常と諸法無我。
 私たちはなんとなくは知っているはずですが、一〇〇パーセント割り切ることはできないというのが正直なところでしょう。
 「諸行無常」「諸法無我」なのだから、人生はそもそも思い通りにならないのが当たり前なのだ。
 そうブッダは説きます。
 なのに思い通りになるだろうと期待するから、思い通りにしようと躍起になるから、そこに苦しみが生まれるのです。

 という教えであると著者は正確に理解している。
 恐るべし、池上彰!なのである。






最終更新日  2021.04.06 05:00:07
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