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2021.04.12
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カテゴリ:歴史
統一倭国と神武東征 森井章太郎

 結局歴史というのは証拠がなければ語れない。
 証拠がなければ絵に描いた餅だ。
 その証拠が特段不足しているのが日本古代史ということになろう。
 日本古代史から現代に連綿と続いているものに天皇制があるのだが、これが古代の成り立ちの部分が未だ謎のままだ。
 特に、卑弥呼、邪馬台国との関係が不明確である。
 更にさかのぼり、縄文、弥生の境などについても、​
 つまり、それは、縄文人であるとか、弥生人だとか、別種に区分けされる人種などは存在せず、交流による混血は起こったであろうが、縄文期と弥生期を人種的に分断するほどのものではなく、弥生時代とは、縄文人自身が弥生人として新たに築いた時代であったことを物語っているということなのである。
ということがDNA鑑定などから明らかになっている。
 つまり私達が小中学校で習った古代史が根底から覆されたということだ。
​ ゆえに、天皇制については、
 いや、捨てたのではない。始祖でもない人物を系図にいれなかっただけのことなのだ。
 神武たちは天孫たちの下支えをしていた集団から抜け出し、筑紫や宇佐、吉備など倭国の主要な地域での役人を経て、中央への進出を期して過ごしていたある時、東征と云う勝利すれば出世が保証される戦いに参加する好機を得、積年の夢を実現した。
 そこに邇邇芸命たち先代は何の関わりも持たない存在ではあるが、ただ、中央に進出した神武にとって出自を語る場面では邇邇芸命(天孫)からの家系であると仮託したのだろう。
​というあたりがごもっともという感じだ。
 そうして藤原不比等の日本書紀による古代史の捏造につながっていくのだ。
 合理的に考えれば、上記のようなことが十分に考えられ、しかも支持に値する論ということになろう。





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最終更新日  2021.04.12 05:07:01
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