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2021.04.30
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カテゴリ:ノンフィクション
病院に動物園がやってきた! 二瓶健次 

 病院にきてほしいものが、動物園や遊園地というのは、重篤で長期に入院している子どもたちの希望だと、本書の冒頭を読むとすぐに気づく。
 それをヴァーチャル・リアリティ(VR)でやっちゃった、ということが本書に書かれてある。
 それはそれは感動モノですな。
 すごいことやるもんだなと読み手は感心するわけだ。
 ところがこの話現代の話ではないのだ。
 世紀末ころの話なのだ。
 それは本書の古臭い写真を見るとわかる。
 今リモートだのテレワークだの盛んで、それはまるでコロナ禍のいい方の産物みたいなことが言われているけれど、すでに四半世紀前にVRで小児科に動物園やら遊園地がやってきていたんですぞ。
 そして小児患者の大喜びする姿に読み手はまた感動するのだ。
 純粋に小児患者が喜ぶ姿を見たいという思いから、動物園やら遊園地を呼んだのだろうが、その後付で患者の精神やら快癒に及ぼす影響が学術的に論じられることになる。
 しかしそれにしてもこういう話が今まで埋もれていたんだね。
 それでVRの世界はゲームの世界になってしまい、さらに今日のリモートやらテレワークになって、動物園が病院にやってきた話なんて、全く埋もれてしまっていたんだ。
 そもそもこの本の題名を見た瞬間思ったことは、多分病院の敷地に動物を連れてきて患者と触れ合わせたんだろうなどという想像をした。
 VRだったなんて驚きで、しかもかなり精度の高いものだったらしい。
 こういう技術が四半世紀前にはすでに世の中に出ていながら、大きな普及をしなかったのは多分費用の問題、技術者の問題などがあったからだろう。
 まあそれにしても過去だからと侮ることなかれ、ということでしょうなあ。





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最終更新日  2021.04.30 05:00:06
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