今日、何読んだ？

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人生が変わる　親鸞のことば【電子書籍】[ 川村妙慶 ]​

　本書では何故か人の悪口を言うな、ということがかなり多くのページを割いていたが、それ以外で本当にためになったと思ったのは、
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むしろ「降参！あとは自然におまかせ」と力を抜くことが「念仏」なのです。

​というような、念仏の真髄とか、
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　親鸞聖人は「弥陀を憑む」という言葉を使われました。
　「頼む」ではなく「憑む」です。
　字の通り、馬に乗る気持ちで、あとは阿弥陀さまの懐におまかせするということです。

​というような他力本願の真髄、それに
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　阿弥陀さまのお心に感謝して、お酒も人生も「もっと」ではなく「こんなにあるんだ」と理解して、とことん味わい尽くしましょう！

​というような人生に対するスタンスのあり方だった。
　まこと人生は他力本願、この私は私ではないからこその他力本願なのだ。
　そもそもこの私の心臓は私が打っているのではない。
　そこからしてこの生命は私ではない。
　この私もその生命の脳髄が醸し出しているものであり、やはり私ではない。
　だから他力本願なのだ。
　人生は思い通りにならない。
　それを苦という。
　それは当たり前のことだ。
　なぜならこの生命は私ではなく、仏から賜ったものだからだ。
　だから弥陀の願船に乗ってゆったり生きようじゃないか。
　やっとここまでたどり着いた私だった。