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2021.08.25
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カテゴリ:ノンフィクション

実話怪談 犬鳴村【電子書籍】[ 吉田悠軌 ]

 さて本書は初の怪談犬鳴村モノという触れ込みで今のところ後にも先にも本書しかないと言う。
 しかも今後このような実話モノは出ないだろうとまで言っている。
 しかし本書を読めば分かるが本書に収録されている話がそもそも実話だろうかと言う疑問が残る。
 それはようするに反対討論すべき対論のない経験話だからだ。
 それにしても数多の話を集めたものだと感心した。
 そもそも犬鳴村怪談話は犬鳴村において一人の青年が集団リンチを受け殺害されたところから始まっている。
 それがやがて当時の2ちゃんねるにおいて拡散し都市伝説として現代に至った。
 さらに閉じられた古いトンネルがそれに拍車をかけた。
 そこの立て札に、この先日本国憲法がかからない、ふうなことが書かれていたという。
 その結果、
 犬鳴にまつわる怪談のほとんどは、
 ①「車内に無数の手形がつく」といった体験談
 ②「女」「白い服の女」の目撃譚
 ③「生首が転がっていた」という情報
​になったのだそうだ。
 ここには犬鳴村怪談の中心とも言うべき多数の村人が凶器を準備して集合し他人に襲いかかるという現象がない。
 本書には犬鳴村怪談の中心である凶器準備集合しての集団リンチをされた人の経験が何件か収録してある。
 本書における視点つまり都市伝説的な今日の怪談話はインターネットの発達とともに起きたという説は納得できる。
 とするとこの先似たような話が出てくるんだろうな。
 私はすでにノベライズされた犬鳴村を読んだ。
 しかし映画はまだ観ていない。
 怖くないバージョンがあるというのがどうも気にかかる。
 怖い方はどれだけすごいのだろうか。​





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最終更新日  2021.08.25 05:18:18
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