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カテゴリ:福澤徹三
![]() 晩夏の向日葵(ひまわり)〜弁護人 五味陣介〜【電子書籍】[ 福澤徹三 ] オレオレ詐欺の真相がこんなにやわなものではないと思うが、本作に関しては、作者の並々ならぬ取材力や知識が確認できて私は、好意的に感じた。 さすがに弁護士モノなので法的な嘘は、書けない。 更に本作はその黄昏弁護士と若い交番の警察官がタッグを組むという今までにない司法的組み合わせなのでこれまた私は、面白いと思った。 ただやはりオレオレ詐欺特殊詐欺の真相がこんな形だとは思えないのでそこは、物足りなかった。 それから、警察組織に関してもきちんと作者は、把握していて好ましい。 ただし警察官が組織内で地域警察官に花を持たせるのが当たり前なのにその手柄を専務係が横取りするなどということはない。 条川警察署は、そこが格好悪い。 あと組織に乗らない若い警察官はいない。 やりすぎて依願退職などということもない。 その辺のリアルが私は、ここもまた物足りない。 そうは言いつつ、本作がシリーズ化していけば、大化けするのじゃないかなどと私は、期待している。 ここ数作彼の作品を読んだわけだが、やっと私的に納得できる作品に出会ったという感じがする。 真犯人が丁度良い最後に出てくるわけだが、そしてなんの考えもなしに受け子にされた大学生というシチュエーションなのだが、その父親がまたこの真犯人によってかつて自殺させられていたという話にしているけれども私は、それは殺しだったという話のほうが面白かったのではないかと思った。 読み師の私は、そこまで捻って考えていたんだよ。 本シリーズのこれからの発展に期待する。(3/2記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.14 05:00:12
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