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今日、何読んだ?

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ノンフィクション

2016.10.08
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カテゴリ:ノンフィクション

凶悪 ある死刑囚の告発/新潮45編集部【2500円以上送料無料】

 警察以外でも真実の追及のために動くジャーナリストというものは民主主義に不可欠なものである。
 それが殺人事件となればなおさらのことだ。
「新潮45」編集部

 これからどう取材を尽くしても強制調査権を持たない1メディアが今以上の確証を得ることは不可能だ。 

 すでに十分後藤証言を真実と信じるに相当する材料、結果が得られているため、報道機関の立場としては先生への取材を敢行する段階に入っている。

 そこで先生が合理的な反論を行うなどし、後藤証言やこれまでの取材を覆す状況にならなければ、彼の実名は伏せ、個人が特定されない形で記事として発信する。

 後はそれを受けて警察当局がどう判断するか。

 警察に重い腰を上げるよう促す努力は最大限行うが、最終的に捜査に動くかどうかは当局に決断を委ねるしかないというものだった。
 殺人事件があればまず捜査権のある警察が捜査を開始し、犯人を逮捕、さらに捜査を積み重ねて、検察が起訴し、裁判所が判決をくだす。
 ジャーナリストには全く捜査権がないのだ。
 しかし、本書では、見事に真犯人にたどりつき、警察、検察、裁判に判断を委ねた。
 見事な仕事であった。






最終更新日  2016.10.08 10:17:43
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2016.07.15
カテゴリ:ノンフィクション


鎌田慧

 次から次へと冤罪が明らかになるのはどうしてだろう。
 果たして密室における取り調べだけが理由なのだろうか。
 
 事件のあった日の夜六造は10時過ぎにバイクのエンジン音を響かせて帰ってきた。
 雨に濡れた革ジャンの生臭い匂いを漂わせながら先に寝ていた一雄をまたいで自分の寝床に入った。
 次の日の夜犯人が身代金を受け取りに行ったと言われている夜もやはり10時過ぎに帰ってきた。
 一雄は身代金騒ぎが深夜の12時過ぎとは知らなかった。
 そればかりか家から押収された六造の地下足袋は身代金を取りに現れた犯人の足跡と一致するとも言われていた。
 そのこともあって一雄はあんちゃんが犯人ではないかと強く疑っていた。


 これを読めば、石川さんは、兄を疑っていたことになる。
 後日、兄にアリバイがあり、兄をかばう必要性はなくなるのだが。
 ポイントは、自供。
 それから、警察が果たして本当に証拠を捏造したのか。
 この2つのことだけで、有罪にも無罪にもなる。
 真実は闇の中だ。






最終更新日  2016.07.15 10:37:34
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2016.07.14
カテゴリ:ノンフィクション

彼女は嘘をついている [ 小泉知樹 ]
価格:1645円(税込、送料無料)



小泉知樹

 果たして当該事件が冤罪なのかどうか。
 著者が当事者なので何とも言えない。
 しかし著者の言うとおりであれば間違いなく冤罪ということになる。

 修習生が「どうですか」とか言ったら「なかなかよくかけていたよ」って検事が褒めていた。
 まあ、研修かなんかで論告のたたき台を書かせたことことは間違いないわね。
 あんな半人前の人間に書かせるなんて頭に来るわ。 全くさんざん、嘘まで並べて。
 検察官にとって痴漢事件は慣れきったルーティンワークかもしれないが、こっちは判決に人生がかかっているのだ。
 それを公判直前のトイレでめんどくさい事件呼ばわりするいい加減な検察官が担当しているなんて。
 法廷でも明らかな嘘を平然と並べ立てるし、日本の司法は腐りきっている。
 女子高生の虚言で痴漢に仕立て上げられた上にこんな連中に裁かれるなんて一体この怒りをどこに持っていけばいいのか。


 そもそも日本の刑事司法は供述に重きを置いているので、被疑者が1回でも認めれば、そのとおりになっていく。
 だから最初からやっていないものはやっていないと言わなければならないのだ。
 私は、著者の手の状態や、電車の混み具合、被害者の諸状況から、冤罪だと思った。






最終更新日  2016.07.14 12:30:41
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2016.07.13
カテゴリ:ノンフィクション

消えた警官 [ 坂上遼 ]
価格:1836円(税込、送料無料)



坂上遼

 いわゆるスパイである。
 彼は命を賭して職務を全うした。
 それを組織がかばい、裁判で負けたとはいえ、優遇された。

 本名戸高公徳。
 この名前は1956年から66年にかけて10年にわたって時の人として新聞、雑誌、ラジオを賑わせた。
 高裁、最高裁で敗北したとはいえ警察が全力をあげて隠匿し守り通したこの人物は、後に警察大学校特別捜査幹部研修所教官に迎えられ、四国管区警察局保安課長、警察庁人事課長補佐、警察大学校教授となり、工業学校卒のノンキャリアとしては異例の警視長まで上りつめた。
 退職後は72歳まで警察職員の損害保険代理店の共済組合常務を務めていた。


 戦後まもなくの、混沌期、今で言うテロを共産党は計画していたのだ。
 そこに潜入して、情報を得、更には、施設の破壊へと導く。
 なんとダイナミックな仕事だろう。
 惚れ惚れする。
 このような仕事をしている人が、今いるのだろうか。
 良くはわからないが、以外に、歴史はこういう人たちが作っているのかもしれない。






最終更新日  2016.07.13 12:35:13
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2016.04.27
カテゴリ:ノンフィクション

落としの金七事件簿 [ 小野義雄 ]
価格:1028円(税込、送料無料)


小野義雄

 かつて名刑事がいて数多の難事件を解決したのだ。
 事実は小説よりも奇なり、というが、彼ら名刑事はまず先入観念をいだかない。

 金七の口癖に「先決筋に走るな 」という言葉がある。
 事件の筋を読む際の忠言で指揮官が独善で筋を決め付け、捜査 をすすめさせることへの戒めである。
 例えば AとBの2人の容疑者が浮かんだとする。
 指揮官がAの容疑が濃いとみた捜査員は一応Bの捜査を進めるが、指揮官はAをホシにしたがっているという意識があるため無意識のうちにBはホシでないとする否定的な情報を集めようとする傾向が出てくる危険をついている言葉なのだ。
 その結果Bが容疑者になりうる肯定の情報を見逃してしまいかねない。
  これが冤罪を産む。

 先入観念というのはひとつの感情だ。
 好き嫌いの問題でもある。
 博打の世界にも似ている。
 なんの根拠もないたわごとだ。
 したがって名刑事は科学的な根拠を求めるというわけだ。
 






最終更新日  2016.04.27 12:31:09
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2015.07.17
カテゴリ:ノンフィクション
南和行  同性婚
同性婚 私たち弁護士夫夫です 祥伝社新書 / 南和行 【新書】

 これはまた悩ましい話だ。
 京都大学出身の男性どうしのカップルである。
 淡々と粛々と書いてあり、悩ましい部分には触れられていない。
 おぞましい部分というのか、そこはなしだ。
 弁護士らしく理路整然と書いてある。
 感銘も何もない。
 ただ単にああそうかと思うだけだ。
 ただこの本が店頭に並べてあるという今日的な社会現象は否定しようがない。
 男男であれ女女であれニューハーフであれ性同一障害であれこのことを異常と言わずノーマルと言って肯定し、様々な利益を享受するというのはいかがなものか。
 私はそのことをとても認める訳にはいかない。
 あまりにもアブノーマルな態様を拍手する訳にはいかない。
 そもそも人類という種に対する挑戦ではないのか。






最終更新日  2015.07.17 12:42:16
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2015.03.22
カテゴリ:ノンフィクション

勾留百二十日 特捜部長はなぜ逮捕されたか / 大坪弘道 【単行本】

大坪弘道

楽観主義者だ。
クリスマスまでには出られると考える人たちだ。
クリスマスが近づき終わる。
(略)
次は感謝祭。
そして次またクリスマス。
失望が重なって死んでいく。
(略)
最後には必ず勝つとの信念。
これを失ってはいけない。

犯罪と一口でいうが、私は、この種のものを犯罪とは思わない。
元は、あの村木厚子さん事件だ。
つまらない検事のフロッピー改竄の責任を上司である著者が取らされ、勾留されたってわけだ。
で、勾留百二十日と来た。
高級検事が勾留されたってわけだ。
その勾留中の出来事を本にしたって訳だ。
私は、この本は面白いともなんとも思わない。
でも、独り善がり本とも思わない。
私は、勾留中云々というより、本件の本筋が知りたい。
村木厚子さんがどうして被疑者になってしまったのか。
その構図はどうなのか。
あのクソ検事の役割はなんだったのか。
むしろ、あのクソ検事の一人芝居ではなかったのか。その構図の幕引きでどうして行けなかったのか。
そっちの本論を抜きにして、こんな勾留中の云々なんていうから、おかしな話になり、違和感を覚えることになるのだ。
このころ警察も含めた捜査機関は、というより、警察、検察の捜査機関は、様々な膿を出したものと思う。
そして検察は、取調べの可視化に踏み切っている。
取調べの危うさをいよいよ感じ、180度の方針転換という事だろうな。
でも、本当の取調べで多くの真実が暴かれたという事実を認めないわけには行かないのではないのか。
取調べだけを悪者にしてはいけないのではないか。
村木厚子さんが事件も志布志事件も氷見事件も悪いのは、一部の捜査官ではなかったのか。
正しい検証を望む。






最終更新日  2015.03.22 08:49:40
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2015.02.11
カテゴリ:ノンフィクション

【送料無料選択可!】検察の大罪-裏金隠しが生んだ政権との黒い癒着 (単行本・ムック) / 三井 環 著

 人質司法は冤罪を生む温床となっている。
 虚偽でもいいから認めれば、すぐ保釈される。
 認めなければ長期の接見禁止がついたままの勾留が続く。

 ということだそうな。
 いわゆるゴネ得がまかり通る話だ。
 やっていないといえばそれまでだ。
 やったといった人が損するみたいな話だ。
 
 突然の巌窟王は、本当にやっていないという信念に基づくのだろう。
 それ以外のグラグラの供述は何を信じればいいのだろうか。
 証拠が何もなければ、無罪じゃないか。


 そしたらさあ、思い切って被疑者供述調書というのをなくしたらどうなんだろう。
 あるのは本番の裁判だけ。

 まいずれにしろ、司法が曲がり角に来ている。






最終更新日  2015.02.11 14:39:42
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2013.01.20
カテゴリ:ノンフィクション

【送料無料】誤認逮捕 [ 久保博司 ]
 
 
 誤認逮捕が多すぎる。
 この本にないが、最近では例のサイバーがある。
 それはともかく、警察捜査の結果を裁判官が審査して逮捕状を発するわけだから、現行犯逮捕を除けば、逮捕された者が真犯人でなかったことを誤認逮捕と言うことはできない。
 しかし真犯人でない者を逮捕することは絶対に避けなければならないことだ。
 そのためにどうするか。
 通常逮捕の要件をきつくすることだろう。
 相当の理由を緊逮の要件である十分な理由まで高めるべきだ。
 現行犯逮捕は、準現をなくすべきだろうな。






最終更新日  2013.01.20 09:04:51
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2013.01.19
カテゴリ:ノンフィクション

【送料無料】特捜検察は誰を逮捕したいか [ 大島真生 ]

  究極の目的は小沢一郎であったか。
 政治的に小沢一郎は葬られたといえるのではないのか。
 しかし、司法的にはそう言えないのか。
 裁判で有罪を勝ち取らなければ駄目なんだろうね。
 特捜にかつてのきらめきがなくなってきたのは供述だけで有罪とならなくなってきたからだろう。
 確かに、検察のみならず警察も含めた捜査機関が録取した供述の信憑性が低くなっている。
 冤罪が多くなってきていて、さすがの裁判官も無罪にせざるを得ない。
 そんな時代だ。
 だから今までと同じでは、特捜も警察も有罪を勝ち取ることができないというわけだ。
 供述に頼らず、多くの証拠を集め、理詰めで有罪を勝ち取らなければならない時代となってきた。
 そうすると、今まで以上に汚職などの目に見えない犯罪がはびこる。
 社会が崩れていく。
 だから特捜の力が衰えたことをハハーンと聞いているだけではダメだ。
 供述に頼ることを超えた捜査手法を早急にさがさなければならない。






最終更新日  2013.01.19 21:43:25
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