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芸能

2019.06.03
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カテゴリ:芸能

師匠 歌丸 背中を追い続けた三十二年【電子書籍】[ 桂歌助 ]

 著者は、桂歌丸、の大事な弟子ですね。
 というより、歌丸、は弟子を大事にする師匠だったということだろう。
 五月病になった弟子が前座修業が始まったばかりの今教育実習に行ったら落語家にしろ教師にしろどっちつかずになってしまい余計辛くなるのではないか。
 歌丸はそう考えて私の教育実習を辞めさせたのではないか。

 弟子に厳しさを教えたからこそ自分にも厳しいのである。
 体調の悪さをもろともせす火の出るような高座でお客さんを引きつけ笑わせていた。
 さっきまで横になっていた、歌丸、とは思えなかった。
 いくつになっても落語家同士で刺激しあってチャレンジし合う姿には前座ながらに感動していた。

 凄まじいプロ根性だ。
 これが定年退職などなく死ぬまで続くのだからはてがない。
 やり遂げたという達成感もなかったのだろうか。
 死ぬまで現役とはそういうことなのだろう。






最終更新日  2019.06.03 05:00:10
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2019.06.02
カテゴリ:芸能

必死のパッチ (幻冬舎文庫) [ 桂雀々 ]

 これは名作である。
​ 桂雀々という落語家が思わず好きになってしまうような魔力がある。
 桂雀々は両親から捨てられたが周りに助けられながら、必死のパッチ、で頑張ってきた。
 必死のパッチとは大阪弁で言うところの必死のさらに上を意味する言葉で、必死、と、死に物狂い、を足してさらに、がむしゃら、をかけたようなものだ。
 言葉で説明できないぐらいの頑張り具合を表現する時に使う。
​ 両親から捨てられた子供を血のつながりもない隣人が守り育てるという人情は今もこの日本に残っているのだろうか。
 そしてそんな可愛そうな子に寄り添う親友もまた素敵だ。
 今ならイジメですよ。
 だめ親父は​
 明らかに1本足りない。
 トタン屋根のように波打った鉛筆置き場に1箇所だけ空白がある。
 足りないのは、アカ。
 答えはすぐにわかった。
 オトンが競艇か競馬の新聞に印を付けたり予想を書き込むために持って行ってしまったのだ。
 そんな11色の色鉛筆を前に僕は呆然とした。
​という醜態まで晒す。
 ああ何ということだ。
 ここまで自分の子に愛情をかけることができないのか。
 恐るべしギャンブル依存症!
 それでも著者は何十年もあとに再会した母を大切にしている。
 大事なファンのようでもある。






最終更新日  2019.06.02 05:00:14
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