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今日、何読んだ?

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教育

2021.02.10
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カテゴリ:教育
学校が生きる力を奪う 三池輝久

 本書では今日の少年問題を著者の専門領域から分析して発表している。
 そのうち、
 彼の作文には、「……今回の地震は、自分の心配のことより、ほかの親せきや、身内が大丈夫かどうかと、心配することのほうがこわかったです。
 村山さんが、スイスの人たちがきてもすぐに活動しなかったので、腹が立ちます。
 僕は、家族が全員死んで、避難所に村山さんがおみまいにきたら、たとえ死刑になることがわかっていても、何をしたか、わからないと思います」と書かれていたという。
 被災地での彼の心痛と不安、被災者への同情、村山富市首相(当時)への義憤、どれをとっても私たちに理解できる心情ではないだろうか。
 これほどの思いやりと正義感をもっている彼が、人格の変調をきたさないで殺人が犯せるであろうか。

というのは、凄く特異な文章だ。
​ この文章を読む限り、あの少年Aの弁護に終止し、被害者及び被害者遺族に対する思いやりが微塵も認められらない。
 それじゃあ、極端な話、巨大地震が発生したら、それだけ多くの凶悪な少年犯罪が発生するというのか。
 少年Aを普通の人格だと決めつける著者の真意がつかめない。
 本件は、少年による凶悪犯罪として、日本犯罪史上まれに見る特異な事件だった。
 にもかかわらず、少年Aに同情するという著者の論法では、せっかくの科学的な研究結果も没にされるのがオチではなかろうか。
 土曜・日曜も休みなく続けられるスポーツ部活は、犯罪的ともいえる。
 子どもたちの発育は、小学校から中学校にかけてスピードアップする。
 この時期のハードな部活は、彼らの精神・身体的成長を障害する。
 部活によって、もたらされる子どもたちの慢性疲労状態は、15〜20パーセントにおよぶのである。
 この状態は、一生後遺症で苦しまなければならない可能性をもっている。
 このような勝敗にこだわり、子どもたちの健康を顧みない指導をおこなう部活のコーチは、子どもたちへの虐待の罪に問われかねない。
​などという書きっぷりも特異ですな。
 ですが、少年Aの論法よりはましだと思う。
 上記は少年の側からの話だけれど、上記に関しては、教師の側からギブアップが出ており、土、日の部活はなくなる方向に向かっていると思われる。
 たしかに土、日の部活の問題は、著者の言うように少年の側からの論点が不足していて残念に思う。
 そのほか、少年の脳の問題から様々な問題に突っ込んだ点は、力作でもある。
 したがって、上記の少年Aに関する記述は、返す返すも残念でならない。






最終更新日  2021.02.10 05:00:07
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2018.10.11
カテゴリ:教育

本屋さんで待ちあわせ [ 三浦しをん ]

​ 本書は面白い本を紹介している。
 その中でも私が読んでみたいなと思ったのは

​​ 笑った小説
 奥泉光 神器軍艦橿原殺人事件(上・下 新潮文庫)
 時は太平洋戦争末期,軍艦橿原の中で起こる不思議な事件の謎を海兵石目君が追うというストーリー。
 ものすごく真剣な戦争論,日本論なっていて息もつかせぬ展開。
 ​
​​​


​​ 久生十蘭 従軍日記 講談社文庫
 ​一応は日本の報道班員として従軍しているはずなのにグータラしすぎだ。
 日記の前半はほぼ麻雀する。
 しかも結構な割合で負ける。​
の2編。
 どちらも戦争ものですな。
 戦争にあこがれているものではないが,生まれたのは戦後11年もしてから,​それでも小学校時代はなぜか戦争ものの漫画が溢れ,先生は赤化して,反戦,反戦,なんて言って,中学校に上がる頃は大学紛争の真っ只中。
 戦争を経験していなくとも戦争を経験している世代でもある。
 なぜ日本は今次世界大戦を望んだのか。
 その結果は一体どうだったのか。
 そして私はなぜ靖国神社で涙が溢れてやまないのか。
 私たちは今次戦争を抜きにして歴史を語ることはできないのではなかろうか。
 したがってどうしても戦争に関する小説に興味が出てしまうんでしょうなあ。
 そういう世代もやがて少なくなる。
 でも絶対戦争は避けてほしい。
 平和の時代を生きてきて私は強くそう思う。






最終更新日  2018.10.11 05:00:07
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2018.04.27
カテゴリ:教育
​​
電車が好きな子はかしこくなる 鉄道で育児・教育のすすめ (交通新聞社新書) [ 弘田陽介 ]

 今年小学校4年生になった孫息子は鉄道が好きで、今もプラレールの世界が部屋を陣取っている。
 3歳のときから私達夫婦と東京旅行に行っており、その時の思い出をプラレールに重ね合わせていた。

弘田陽介

 このような心の働きは子供が自分の心の世界を深めていくのに非常に大切なものです。
 近年では「メタ認知」と言って子供が自分でどのような心の状況を有しているのかを意識しながら更に心を働かせていくという二重になった心の在り方が学習に大きく関わることが分かってきています。
 つまりメタ認知とは自分の心が、今、どういう風に働いているかを自分で知るということです。
 子供は鉄道のおもちゃを使って遊びながら、自分で操作可能なおもちゃの世界と、鉄道の外部の実物の世界と重ね合わせながら、自分の想像上の楽しみの世界に浸っています。
 この三つの世界のうち、今、手元にある現実は実際にある限られた鉄道のおもちゃと素材で作った駅であることを子供は知っています。
 もっとリアルな背景とか10両編成くらいの鉄道のおもちゃがあればいいなと願望しながらも、実際に手元にあるおもちゃをフルに使ってまた記憶にある鉄道の情景をおもちゃに乗っけて可能な限りの想像の世界を作っていきます。

 と、正にそのとおり。
 プラレールの高さに自分の目を持っていき、空想の世界に浸っていた。
 その新幹線つばさの中には自分と祖父と祖母がいたのだ。
 孫は今新幹線の車掌さんになると言っている。
 運転士でないところが肝だ。
 4年生になってプラレールを動かすことも少なくなったが、実はこの世界を壊したくないのは私の方で、休日の掃除の時間に動かしている。
 まこと、子供の成長は早い。
 でも、今年も東京旅行をする予定だ。







最終更新日  2018.04.27 06:46:39
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2017.03.08
カテゴリ:教育

先生が壊れていく 精神科医のみた教育の危機/中島一憲【2500円以上送料無料】

 先日、町内の集まりがあって、最近の学校の様子が話題になった。
 小学校の担任が1年のうちに何回も変わっているという。
 多分精神的なものだろうという話だったが、私はこの本を読んでいたので、妙に納得した。

中島一憲

 開かれた学校をつくるには第一に学校内部の改革が必要です。
 従来の学校は学級王国といわれたように良くも悪くも一人の教師が学級の全責任を持ち他の教師は口出しできないような閉鎖的な雰囲気がありました。
 しかしそのために教師が様々な問題を一人で抱え込み悩んで倒れていく現状からすればこれまでの学級王国のような体制はもはや通用しません。
 問題を一人の教師が抱え込むのではなく教師同士が自己開示し相互協力していく体制づくりが必要です。

 というような現況である。
 人はますます精神的に病んでいく。
 一体この世の中はどうなっていくのだろう。






最終更新日  2017.03.09 08:37:31
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2017.03.07
カテゴリ:教育

【送料無料】 学校防災最前線 教職研修総合特集 / 阪根健二 【ムック】

 一言で言うと危機意識の有無が命を救ったか否かの分岐になったのが今回の巨大地震の学校安全の結果ではなかったのか。

阪根健二

 私は目の前の出来事が夢なのか現実なのか見極めがつかないまま山の斜面にいる児童や職員に向かって早く上がれと叫んだ。
 1時間の山中避難の始まりである。
 山道は見た目以上に険しくしかも途中からの雪で歩きにくくランドセルを背負った児童にはその場において登るよう指示した。
 足腰が立たず自分に構わず先に行けと言って聞かない女性高齢者を引っ張り男性職員3人が交代で背負い2人が下から支えて登った。
 夢中だった。
 後日バキバキと音を立てて襲ってきた真っ黒い水の壁が学校近くに住む三年生のK男家族四人共々家ごと雄勝湾まで連れ去りその幼い命を奪ってしまったことを知る。
 雄勝小学校で唯一犠牲となった児童である。

 これだけ必死に避難しても、1名でも犠牲者が出れば避難に成功とは言えない。
 そういう悔しい思いが当該校の教員にある。
 まして多くの犠牲者を出してしまった学校では、いまさらながら危機意識が不足していたと言わざるを得ない。
 今は、どこの学校も必死に訓練を重ねている。
 それが時の流れとともに風化しないのを祈るばかりだ。






最終更新日  2017.03.07 08:17:45
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2017.03.06
カテゴリ:教育
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モンスターマザー [ 福田ますみ ]
価格:1512円(税込、送料無料) (2017/3/6時点)




 いじめ事案について、必ずしも加害者と言われているほうが悪いわけではないという著書である。

福田ますみ

 裁判長はハンガーで 殴打したことは有形力の行使であり裕太君は精神的苦痛を味わったとして山崎翔平君に対し1万円の支払いを命じたがいじめであるとは認定しなかった。
 県と校長については監督責任もないとして両者への原告の請求を棄却した。
 一方加害者と決めつけられ精神的苦痛を被ったと主張してさおりへの損害賠償を求めていたバレー部の提訴については私生活上の平穏などを侵害し社会通念上受忍すべき限度を超えていると認めて関係者等23名に一人当たり5000円から5万円を支払うよう命じた。
 またさおりのバレー部への反訴については請求を棄却した。
 原告さおり側の全面敗訴と言っていい内容である。

 しかし、こういうのも最初にいじめありきで、加害者と言われた側が一方的に悪者として報道されたのだろうな。
 上記のとおり、裁判では、モンスターマザーの全面敗訴であり、正義が働いたということなのだろうが、いじめの真偽も難しいのが現状ではないのか。
 特に教育現場では、混乱が起きていると思われる。
 そのせいで、教員が精神的におかしくなる例も絶えないらしい。
 変な時代になってきたものだ。






最終更新日  2017.03.06 08:37:22
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2017.03.01
カテゴリ:教育

[増補版]なぜ関西のローカル大学「近大」が、志願者数日本一になったのか [ 山下柚実 ]

 近大人気がすごいらしい。
 関関同立より受験生を集めるばかりか、明治、早稲田、日大よりも上、つまり、日本一だ。
 偏差値レベルで、産近甲龍、関東の日東駒専レベルなのだが、それを覆すアイデンティティーである。
 逆に言うと偏差値による序列に釘を刺したということなのだろうか。

山下柚実

 近大の前に厳然と立ちはだかる偏差値。
 関西地区で言うなら「関関同立」「産近甲龍」という偏差値による序列だ。
 それは入れ替え戦のないリーグ戦みたいなものと世耕氏は表現した。
 「関関同立」「産近甲龍」と言ったグルーピングはあまりにも固定的で偏差値という既成概念に縛られすぎている。
 そう批判する教育関係者は多い。
 偏差値以外の様々な価値を無視してはいないかと怒りを込めていう人もいる。
 だが自らの力によっては変えることのできない偏差値という枠組みが大学をめぐる現実を決定している。

 入れ替え戦のないリーグ戦とは言い得て妙だ。
 早慶上智、MARCH…か。
 今年も大学入試は悲喜こもごもだ。
 入れ替え戦のないリーグ戦が一生を左右するのだから恐ろしい。






最終更新日  2017.03.01 08:27:08
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2017.02.28
カテゴリ:教育

【中古】 大卒無業 就職の壁を突破する本 /矢下茂雄【著】 【中古】afb

 私の経験上、話し言葉云々よりも常識のなさが今の若い人の特徴だと思う。
 ひところ、ゆとり世代と揶揄されたことがあるが、もう、そこいら中一面にゆとり世代が広がっている。
 だから、会社の面接になど行っても、いくら、いらない関節語は省きましょうなどと言っても、それ以上に常識のなさが出てきそうで、本当にその会社の担当者は、どのように考えるのだろうか。
 厳粛、厳正であるべき大学入試が、AOとかなんとか、わけのわからぬ輩を入学させている。
 先ごろ、テレビを観ていたら、慶応を卒業したという女性が、福沢諭吉先生のあの有名な言葉を答えられずにいた。
 そういう時代だ。
 伝統を軽んずる方向に向かい過ぎてはいないか?
 本当に日本の行く末が心配である。

矢下茂雄
 いらない関節語は省きましょう。
 今の若者たちは、やっぱ、そのなんというか、沈黙など意味不明のつなぎ言葉が大変多い。
 こうした余分な言葉が入った途端に受け答えが学生くさくなります。
 ビジネスの場で求められるハキハキとした緊張感ある話し方からは程遠いといえます。
 日頃友達同士でこんな言葉遣いをしている学生に社会人としての受け答えをしろと言っても難しいことはわかります。
 私自身も毎年学生の面接に立ち会いますが、そういう子が多いからこそしっかりとした敬語が使えたり自然できちんとした話し方ができる学生はキラリと光るものがあります。






最終更新日  2017.02.28 08:37:01
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2017.02.27
カテゴリ:教育

【中古】 キャンパスの中のアスペルガー症候群 こころライブラリー/山崎晃資【著】 【中古】afb

 今の時代は障害者に優しくなっている。
 昔は、アスペルガー症候群なんてわからなくて、いうこと聞かない子供を悪者にしていた。
 あらためて病気と決めて、今度はしたり顔で理解して、彼らを包み込むことは偽善のような気もする。
 ともかく彼らが大学で頑張っていることは確かだ。
 本当は病気と捉えず、性格だと割り切ったほうが自然な気もする。

山崎晃資

 アスペルガー症候群では周囲を怒らせてもその理由がわからないため本人は困っています。
 何故か友達や恋人ができません。
 表面上で付き合う友達ありますが腹を割って話せる友達がいないのです。
 大体腹を割ってという言い方が通じないかもしれません。
 言葉の文字通り切腹ととられる可能性があります。
 その反面先輩や指導教員から言われたことは実によく覚えています。
 返事もきちんとします。
 アスペルガー症候群の学生で母親や兄に暴言を吐いても担当医に対しては大変丁寧な受け答えをする人がいます。
 態度も礼儀正しく言葉も過剰な程厳密に定義して使っています。






最終更新日  2017.02.27 08:51:47
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2015.09.27
カテゴリ:教育

【楽天ブックスならいつでも送料無料】ニュージーランドが、いい [ あいはらゆみ ]
あいはらゆみ

 私が学んだことはひとつ。
 教育ってバラバラでいい。
 ニュージランドの登校初日にもうそれだけはわかってしまった。
 小学校入学にあたって用意したものといえばランチボックスだけだった。
 ノートや筆箱は?
 消しゴムは必要ないのかしら。
 と思うのだが、この国ではランチボックスだけあればOK。
 教室に入るとテーブルの上に丸い缶がおいてあり、その中にえんぴつが立っている。

 一種の教育論である。
 
 教育ってバラバラでいい=教育の多様性だ。
 日本では考えられない光景に著者は驚きを隠せない。
 でも驚いてばかりもいられない。
 その国に溶け込むという即応性、順応性が求められる。
 日本人だとここで学力は大丈夫なのかとかしつけはどうだなんて考えてしまうが、ニュージランドではその心配が必要ないらしい。
 子供なんて適当にやっていれば育つものよ、気にする必要もないという考えなんだろうな。
 そりゃああんた、教育の放棄ってことじゃないのか。
 子供を自由に育てていいのなら、学校も先生もいらない図式になるよ。
 ただ、教育の多様性はあってもいいと思う。
 ただし教育の放棄はあってはならぬ。






最終更新日  2015.09.27 06:10:20
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