2012/03/21(水)11:32
本のサイトの使い分けって、効果的なんです
最近よくブクログとかブックメーターとかの本のサイトの名前を見ます。
どうやらこれって私が使っているGoodreadsのようなサイトの日本語版で、今まで読んだ本、読んでいる本、読みたい本をまとめて、読書記録を管理できる本のようですね。Goodreadsはどこの国の会員であろうと英語標示に統一されている(でも、日本語や他の言語で本が表示され、感想も多言語で記録できます)ので、こういうサイトが日本の本好きのために存在するっていうのはうれしいです。
ここで、それらのサイトのユーザーさんに一言。
本のサイトって、一つに絞らなくても、
複数サイトを目的別で使い分けできるんですよ♪
たとえば私の場合。
Goodreadsでいくつか参加しているグループがあって、それらは、ジョディ・ピコー、スティーヴン・キング、ディーン・クーンツの作家別のグループ、歴史小説、ヴィクトリア朝時代小説というジャンル別グループ、そしてオーディオブック、イーブック、ブッククロッサーなどの活動別(?)グループに入っています。特に作家別とジャンル別グループでは、そこでしか聞けないような面白い情報や感想が聞けて、フォーラムのやりとりを読んでいるだけでも面白いです。こういうグループからの情報が、私の読書をより深くする手伝いをしてくれます。
それとは別に、特にジャンルにも作家にもこだわらない、こだわる事といえば“親切”と“遊び心”と“好奇心”と言えるのがブッククロッシングです。一定のジャンルを深く読もう、好きな作家に似た作品を読もう、という点では、前のグループほどの情報は得られないかもしれません。でも、逆に思いがけない発見があるのがブッククロッシングです。いままでは興味もなかったジャンルや作家を「ぜひ」と薦められて読んで、一気に好きになった、とか、ほとんどの人は知らないであろうマイナーだけれど素敵な本に出会う事もあります。そんな風に私の読書の幅を広げる手伝いをしてくれます。
前に、サインアップしたブックリング、実はイギリスの作家自身からのものでした。彼女の本は現定数だけの出版をされ、ぜひ直接に読者の声を聞きたいということで、自分の本を3冊くらい提供してブックリングを企画していました。なんとなく、参加している会員の感想を読んで参加したのですが、「嵐が丘」を思い出させるような感じの小説でなかなか面白かったです。あとから知ったのですが、実際に彼女自身も「嵐が丘」の影響を認めていました。ブッククロッシングに参加していなかったら、彼女の本を読むことは無かったと思います。
また、純粋に本の交換がしたければ、ブックムーチも使えるし、ブックムーチでブッククロッシングの本を送る会員も結構います。私の場合、ここにアメリカ国内限定の本交換サイトも入ります。たくさんウィッシュリストに載せている人が多い本(ジョディ・ピコーの本や、ベストセラー本)で、尚且つコンディションが良い場合は、本交換サイトに回す事が結構あります。
そんな感じで、ブッククロッシングに参加しているから他のサイトを使えないという事は無いし、ブクログやブックメーターを使っているからブッククロッシングには参加出来ないという事は無いんです。
どんどんこれらのサイトを合わせて使って、より楽しい読書と交流を広げてみませんか?