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テーマ:地域寄席(57)
カテゴリ:★地域寄席の始め方
自分が地域寄席を主催する<本当の目的>を明確にして、 <開催する頻度><毎回の公演時間と出演者数><使用する会場><入場料><一定の開催曜日と時間帯> のすべてを明確に決めてから、やっと出演して欲しい噺家さんに出演を打診することになります。 日時は、当然のことですが、 出演して欲しい噺家さんがその会場に来られる日時」でなければなりません。 こちらで会場を確保した「○月○日○時」に、 その噺家さんが空いているとは限りませんので、噺家さんに打診する前に、「会場が使用できる日時」の余裕を確認して、幾日分か仮予約で押さえておかなければなりません。 もちろん、「開催曜日を決めている」のであれば、仮押さえも同じ曜日でなければなりません。 「○月の○曜日はA日、B日、C日のいつがいいでしょうか?」 と訊いて噺家さんに都合の良い日を選んでもらうことになります。 ここで、その日程の中に、その噺家さんの都合の良い日があれば問題はありません。 しかし、時にはどうしても、「会場の空き」と「噺家さんの日程」が合わないことも生じます。 そんな時、主催者には下記のような迷いが生じてきます。 A.どうしてもこの噺家さんに出演して欲しいので噺家さんの都合に合う日時の会場を探そうか? それとも B.日時と会場は変えたくないので、出演してもらう噺家さんを変えて、日時が合う噺家さんに出演を打診してみようか? そんな事態になった時に狼狽しないように、予め地域寄席の運営方針としては<会場優先><曜日優先>か、それとも<噺家優先>のどちらかに決めておく必要があります。 「有望若手応援寄席」では、会場として<飯能駅そば久下稲荷神社境内の一丁目倶楽部>、開催曜日としては<土日休日の18:30~>が定着していますから、当初予定していた噺家さんの日程が合わない場合は、ローテーションを変えて、別の噺家さんに登場してもらうことに決めています。 例えば、 柳家三三師匠の場合は、年4回と予定しているのですが、どうしても日程が合わなかったので、昨年は3回でしたし、今年は5回になります。 古今亭菊之丞師匠の場合も予定では年4回でしたが、今年は3回です。1月の出演から7月の出演まで6ヶ月も間が空いてしまいました。 それでも毎月きちんと同じ会場で開催出来ているのは、出演して頂く噺家さんを「いつも定めた4人の中の一人」と定めているからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.06 18:10:28
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