今年の夢は講談の新作台本を書いて、講談師か噺家さんに演じてもらうことです。
タイトルだけは決めています。『渋沢栄一物語』です。いま、なぜ、渋沢栄一なのか?ここがポイントです。日本の資本主義の誕生とともに数百社の創業と発展に関わってきた渋沢栄一を「起業家の先駆け」として、現代に蘇らせたいのです。明治の時代には、多くの起業家が誕生しましたが、1社か2社を起業したというだけの人を題材にしたら、「単なる創業者伝」に過ぎません。500社以上の立ち上げや成長に関わってきた渋沢栄一を主人公にすることで、下記のようなテーマに恵まれると思っているからです。 1.「百姓から武士への転身」は現代では「人生の進路選択」 2.「徳川慶喜の家臣になった」ことは「最初の就職」 3.「欧州使節団の随員」は「海外留学の功罪」 4.「新政府への参加」は「最初の仕事が人生を決める」