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CSの「ミュージックエアー」というステーションで、偶然ザ・キュアーの1984年のライブを見たのだった。PVの入ったレーザーディスク!は昔買って持っているし、カセットテープのみ発売!のライブも1本持っているのだが、当時情報はやはり少なく、ライブ映像を見たことはそういえばなかった。おお、こーいうバンドだったのか!と改めて見入ってしまった。
ボーカルのロバスミのキャッチーなビジュアルは、もちろん当時も似顔絵やスチールは雑誌でよく見かけた。フワフワペルシャ猫ヘアー、猫メイク、おしりアゴ、基本スーツ、(でもなんか丸っこい)。 あの頃、「ビョーキ」とか「アブナイ」という言葉がもう流行してたっけ?と記憶は錯綜するのだが、音楽はポップかつ、案外骨太だし、ボーイジョージにくらべるとフェイムに振り回されていなかったような印象がある。今でいう「ネガティブ」なキャラを演ってるのに、インタビューで好きな飲み物は牛乳といっていたっけ。 つまらんことを私もおぼえているものだが。 検索すれば、この手の資料や動画は入手できるんだろうが、いつでも簡単に手に入るとなると、青春時代の情熱を自分で貶めるような気がして、あえて探していなかったので、今回のたった30分の放送は結構私にとっては驚きの内容だった。 まず、プリンス同様私は私くらいのザ・キュアーファンに会ったことが、ない。従ってどんな人がライブに行くのか知らなかった。何となく女子が多いんだろうと思っていたのだが、映ってるオーディエンスはなんとほとんど若いオトコノコだったのだった。しかも次々ステージに上がってしまって、なぜかバウンサーというにはあまりにか弱げな、しかも蝶ネクタイの係員に連れて行かれている。ポップなかわいいヒットチューン「キャタピラー」が始まると、どこからかロバスミにキスしていく乱入客が何人も。 オカマとか女装とかハードゲイの方たちではないが、もしかしなくても、彼らのサウンドは実は大変ゲイウケのするモンだったのだー。うーん知らんかった。 ロバスミは私の記憶が確かなら、そういう人でも、そういうペルソナの人でもなかったと思う。(デビッド・ボウイーじゃあるまいし) 私はギターのテクニックなんてちっともわからないのであまり自信はないが、やっぱりいいギタリストというところも少年を惹きつけたんじゃないかな。そのライブでもキスされても過剰反応することなく、ご愛顧に感謝して演奏に集中していたのだった。 ちょっとユーモラス、ちょっとエスニック味、ちょっと世紀末、だけどネオアコじゃなくて、デュランデュランでもなかった骨太ザ・キュアー、今も活躍していると思うが、(検索してみるかー)がんばってね。ボーイズ、ドーンとクラーイ。 (関係ないが、昔の友達の今の姿をネットごしに見つけると、見かけとか変わっててもあまりショックないもんだな〜変わってないとなんかつまんない。誰を検索したのかって?...秘密です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/07/21 10:44:47 PM
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