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テーマ:今日見た舞台(966)
カテゴリ:お得情報・・・かも
木曜日、仕事帰り&学校帰りに娘と待ち合わせをして、
六本木の俳優座へお芝居を観に行きました。 今回はこれ、「東京原子核クラブ」です。 またまた読売新聞でチケットもらいましたぁ~ 若き日の朝永振一郎(今年、生誕100年だそうです→★)が モデルのお話。 前半は、東京都内のとある下宿屋の住人たちのドタバタな 日常をコメディっぽくつづってありました。 が、そのうち時代は戦争へ・・・ 若き物理学者たちは、原子爆弾の研究に駆り出されます。 広島に原爆が落ちたとき、多くの人々の犠牲を考えるよりも 「研究でアメリカに負けた!」と悔しがった人、「人類が 新しいエネルギーを手に入れた!」と感激した人・・・ 彼らは後々、自責の念にさいなまれます。 指揮を執る教授は、日本ではとうてい原子爆弾は作れないと わかっていても「研究を続けていれば、若い優秀な弟子たちが 戦地に行かなくても済む」と考え、ムダと知りつつ研究を続けます。 朝永(劇中では友田)と同じ下宿に住む若者は、自分の知り合いが 原子爆弾でアメリカをやっつけてくれると信じて、「爆弾が できるまでのせめてもの時間稼ぎに」と言って死んで行きます。 もうこのあたりで、涙、涙・・・ でも、全体にユーモアがちりばめられていて、観終わった後にも 不思議と暗くならないんですよ。 なかなか良いお芝居でした。 ・・・できれば、下宿屋の娘さんが、もう少し可愛い方が良かったかも・・・(^_^.) 原作本(脚本)も売ってます。 東京原子核クラブ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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