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あれは、そう、9月の最後の土曜日。
朝から奥歯に違和感を感じていた。 少し疲れがたまってくると、奥歯が少し腫れて浮いたような感じがすることが、今までにも何度かあった。 ちなみにその歯は、治療後10年以上が経過し、既に神経も取ってしまっている歯。 だからその時は、これから始まる地獄の日々など思いもよらず、また2~3日で治ってしまうものと軽く考えていた。 昼前になると、結構痛みが強くなり、「昼から早退したほうがいいかも…」と、考えていた。 とりあえず昼食を済ませたが、痛みは一向に収まらないどころか、ますます痛い。 早退の決心を固めたが、昼からばたばたと仕事が入り、結局痛みを我慢しながら定時を迎えることに。 帰っても食事も出来ず、とりあえず横になっていたが、痛みはますます増すばかり。 どうにも我慢が出来ないが、土曜の夜に開いている歯医者なんて無い。 ネットで調べると、歯の救急医療施設があったので、診療開始時間まで待って車で出かけた。 車で20分行く間、あまりの痛さに、車の中で「痛い、痛い、痛~い!」と、一人で叫んでおりました。 診てもらった結果、神経を取った穴の先っちょが炎症を起こしているとの事。 これが酷くなると、化膿して、穴の先っちょに膿の袋が出来るらしい。 鎮痛剤3錠と抗生剤を貰って、痛みに耐えながら帰宅。 帰ってから、直ぐに鎮痛剤を飲む。 1日3錠まで、6時間以上の間隔を開けて服用の事と言われていたが、6時間も効きやしない。 翌日曜日の昼頃には、最後の3錠目を飲んでしまった。 「今晩また、鎮痛剤を貰いに行かなくちゃならんな」と思っていると、案の定、夕食前に痛みだし、夜7時を過ぎた頃には激痛に! その後、激痛に耐えながら車で救急診療所に。 翌日は月曜日だが、鎮痛剤を6錠もらう。 しかし、あまりの痛みに車を運転することもままならず、直ぐ近くのコンビニでお茶を買って、鎮痛剤を1錠飲むことに。 ところが、これが全く効かず、そのままそこで30分ほど足止めを食らう。 それでも回復する兆しが見えず、とにかく家へ帰りたかったので、強引に車を運転して帰路に付く。 家に着いてから、直ぐに2錠目を飲む。 30分くらいで効き目が現れ楽になるも、それからは、効き目が2時間くらいしかもたず、薬を飲んでから効き目が現れるまでに30分かかるという事の繰り返し。 結局次の日の朝、歯科で診てもらうまでに、5錠飲みましたよ。 歯医者の言うことには、既にでっかい膿の袋が出来ていて、それが下あごの骨を溶かし、神経を圧迫しているために痛いのだそうだ。 下あごの骨の真中には、神経や血管が通るための穴(トンネル?)が開いていて、もう少しでそこまで貫通する所だったらしい。 それを聞いて、もし、血管やリンパなんかにばい菌が入って、それが全身に回ったりしたら、もしかすると死んでた…?と思うと、ゾ~ッとした。 (そんなことは無いかもしれないけど…) それ以来10回ほど歯科に通っているが、現在も未だ治療継続中だ。 もし、治療済みの歯の歯茎に痛みを感じたら… ほおっておくと、大変なことになりますよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.30 22:42:46
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