POCKET TISSUES

2006/06/13(火)20:12

思い出バキューム

いきなり部屋中一斉掃射!!!! 一見ガラクタね、 世紀末のカレンダー、変な色の生地のナップザック、半端な彫刻の木箱、カービィだか丸だか分かんないマスコットが両手いっぱい、やたらかさばる手紙、どっかで拾った何かのかけら。 ああ思い出してくよ。 カレンダーは珍しくマジメにやったチャレンジのふろくでしょ。 ナップザックは小学校のときの家庭科の作品。 木箱は卒業するときにあたしが彫った。 マスコットはあたしが転校するときにみんなが作ってくれた、 手紙は鞄いっぱいある、中学のときの、何言いたいかわかんない言葉。 正体不明のかけらはみんなで行った海で拾ったんだったねぇ。 懐かしいっていうよりは ひとりで誰もいないグランド走ってて、誰もいないって分かってるのに振り向いたら実は最初からみんなが後ろからついてきてくれてた、それを目の当たりにした。 そんな感じ。 ひとりで黙々と歩いて、あるときフラッと戻ってきて眺める光景とは何か違うね。 でももういいや。 モノから思い出だけ抜き取って、抜け殻はいったん捨てたいと思います。 もうあたしは君らがいなくても生きていけるのさ。 むしろこのままじゃ重すぎて歩けない なんだか部屋を空っぽにしたくなっただけ   それだけ なんだけど   ね 。 ところでたくさんの教科書のなかに、小学校んときのコラム集(うちの学校は事あるごとに(ってか毎日)それを書かされてた)を見つけた。 裏表紙には小六のあたしのきったない字で 『道があるから道を行く。道を行くから道がある。そしていずれ、ない道を行く』 …かっこつけんなよ、ガキ。w

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