ラーメンとレタス炒飯のセット。
JR神戸駅山側、湊川神社の東側にある中華屋さん。西隣は和菓子で有名な「松川」というお店。中国人のご夫婦?で経営されている。店内は清潔感があり、静かな雰囲気もいい感じ。
ランチタイムはセットメニューがある。この日のAセットはラーメンとレタス炒飯、Bセットは中華粥と点心、Cセットは唐揚げだったと思う。2人で訪れ、それぞれAセットとBセットを注文。
ラーメンのスープは、澄み切った黄金色。体に優しい味だ。麺はストレート極細麺。チャーシューは無く、具材は豚バラ肉と青ネギのみ。シンプルだけど、なかなか味わい深いラーメンだ。
レタス炒飯はうまい!瑞々しいレタスのシャキシャキ感に加え、とび子のプチプチ感が合わさって、とにかく食感がいい。とび子が混ぜ込まれている炒飯を食べたのは、これが初めてだった。
最初は伊勢エビの玉子かと思ったのだけど、伊勢エビの玉子より若干粒が小さいし、第一そんな高価な食材を使えば、ランチのセットメニューで採算が合うはずがない。
炒飯じたいの味付けは薄味なのだけど、とび子は色あいからすると醤油漬けなので、塩分がちょうどいい感じになっている。これはアイデア料理だと思う。自分でも自宅で試したくなった。
中華粥のセットでは、鶏唐揚げが激うま。表面はサクサクというよりパリパリで、中身はジューシー。下味もしっかりしている。有名なミュンヘンの唐揚げより上だと思う。
値段もリーズナブルだし、改めて神戸の大衆中華のレベルの高さを実感した。JR神戸駅付近でランチを食べる場合、選択肢の1店に加えられた。名店が多いので、また迷ってしまう・・・。
「ハッカク」神戸市中央区 JR神戸駅より徒歩5分