父さんの一人旅

　この前の日曜日に
初めてカワサキの２５０ＴＲを運転させてもらった。
以前から気になっていたバイクで
会社の先輩がソフトボール大会の会場に乗ってきたもんだから
チャンスとばかりに跨ってみた。



　格好は申し分ない。
久しぶりのクウォーターとあって
キャシャな感じはしたけど
足つきもいいし、なかなかな好感触だ。
で、エンジンをかけてみる。
ノーマルのマフラーってこともあってか
排気音がすごく静かに感じた。
ギアをニュートラルから１速へ。
いざ発進してみると
エラい軽くてビックリした。



　９００ＣＣの愛車と比べること事態がナンセンスなんだけど
他に比較する対象がないから基準はサスケ。
「高速道路で長距離を走るのは辛そうだな」とか
ふと頭をよぎったけど
そもそもが、そういう使い方をするバイクじゃない。
街乗りに限っていえば、すごく楽そうな印象だった。



　もちろん、もう１台バイクを所有する余裕など
金銭的にも物理的にも無理なハナシ。
そんなのは百も承知なんだけど
このバイクなら、こんな乗り方をしたら楽しいんだろうな
なんて考えたりするのが、またいい。
クルマもそうだけど
人の所有するものを運転するのは
不思議とワクワクするものだ。