[その他ビジネス書]の記事一覧 | 出版業界の片隅から送る、ビジネス書レビュー

『ドラクエが教えてくれた営業でいちばん大事なこと』

思ったよりドラクエの話は出てきませんw本書は営業プロセスをマニュアル化し、iPadを活用したパッケージとしていく営業支援システムの話。実際にはそこまで踏み込まれませんが、全て暗黙知である「営業」という仕事を、形式知としていく取り組みには共感できます。営業の最前線にいる人よりも、ある程度営業を統括する立場の方が面白く読めるかと。【送料無料】ドラクエが教えてくれた営業でいちばん大事なことにほんブログ村

2011年11月03日

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『iPhoneアプリで稼ごう』

#はじめに#iPhoneアプリの開発者はもちろん、コンテンツのライセンス元やデザイナーなど、関わる人であれば、一読すると面白い一冊。知っていることも多いと思うけれど、知らないこともあるはず。成功事例も9つ、インタビュー形式で取り上げられています。#要点#・有料アプリ・アプリ内課金・広告収入・本業ビジネスへの集客や認知・受託開発の、「今、どれが儲かるのか」というノウハウ本ではなく、いずれでマネタイズしていくにせよ、欠かせないポイントを収めたのが本書。最大の注目は[03 開発・受発注]の「契約時に注意すべきことは？」。企画やデザイン、コーディングに注目されがちだが、ビジネスとして信頼関係を保つには、ここが疎かではいけない。P.80～81のフローは、是非アタマに入れておきたい事柄だろう。#メモ書き#読んでいて気になった箇所。・まずは自分でアプリを落として使い込もう。・アプリの内容は盛り込むより絞ろう。・iAdやAdmob以外のスマートフォン向け広告を紹介。事例もあり。・コンテンツはレベニューシェアもある。場合によっては開発者が一番燃える。・オープンソースの開発環境紹介。・ランキング100位以内でなければ、アプリは存在しないも同然！・プロモコードとギフトコードの違い。・レビューが荒れた時の対処法は、一読の価値あり。・iTunes Connect以外にも売上管理方法はある。#雑感#変わった版型だなーと思ったら、著者の方が組版されているんですね。【送料無料】iPhoneアプリで稼ごうにほんブログ村

2011年08月04日

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『科学的とはどういう意味か』

まず、理系≠科学であるということ。ちまたに溢れる情報は、いわばドラマやストーリーであるとバッサリ切り捨てるが、そもそもリリースがドラマやストーリーを意識しないと媒体掲載されにくいので、仕方がないのかもしれない。「5メートルの津波に対し、5メートルの堤防があれば安全」なのか否かは、理屈というか論理というか、自然界の法則をしっかりと理解していれば、自ずと理解することができる。震災後、ニュースに対して「どこから安全かはっきりしてくれ！」と叫んだ記憶が一度でもある人には、ぜひ本書を読んでほしいですね。【送料無料】科学的とはどういう意味かにほんブログ村

2011年07月16日

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『プレスリリースはラブレター―テレビを完全攻略する戦略的PR術』

会社の先輩からいただいて読破。仕事でリリース作成することが多いので。内容は一般的な「相手の立場になって考える」企画書の作り方に似ていて、それにテレビで取り上げてもらうために気をつけたいポイントが味付けされています。繰り返しになりますが、書いてあることは基本的な内容で、初めて広報・PRに携わることになる人へはオススメできます。『プレスリリースはラブレター』にほんブログ村

2011年07月10日

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『次世代インターネットの経済学』

知り合いの方からのお薦めで購入。第一章はフリーミアムやGoogleとYahoo!の比較など、自分も関係するビジネスモデルやコンテンツ産業の分析でグイグイと引き込まれる。しかし第二章以降は、いわばISPや政治マターの話になり、専門外なことに加えて、ややとっちらかった印象になってしまった。ISPや通信インフラに携わる人がどう読むか知りたいところですね。　次世代インターネットの経済学 (岩波新書) (新書) / 依田高典/著にほんブログ村

2011年06月24日

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『バカになれる人はバカじゃない』

タイトルだけ見ると、道化を演じることとか「バカでも年収～」みたいなものかと思いきや、愚直に基礎を反復できるか、というお話。口述筆記のようで、1タイトルにつき4Pほどのコラムのような内容が、「おわりに」を入れて45章あります。この中で気に入ったのが、1つ2つあれば充分収穫ですね。自分が気に入ったのは「素振りで手を抜く人を信用するな！」の章。引用すると“（前略）口先だけで言っていて行動が伴わないのは、信念ではない”ということ。　では、具体的にどのような行動をすればいいのかは、本書にもいくつか事例はありますが、実はケースバイケースなんじゃないかな。読んで思うところがあれば、少しでも実践に移していきたいですね。そう思わせるためのきっかけになるのが、著者の狙いかもしれません。【送料無料】バカになれる人はバカじゃないにほんブログ村

2011年06月14日

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『マッチポンプ売りの少女』

実にタイムリーに『ホリエモン推薦！「自作自演乙。」』とカバーに書かれています。前作「ヘッテルとフエーテル」同様、元ネタを知っている方が楽しめます。メジャーなネタが多いですが、そこはご愛嬌。業界裏話（というほど裏ではないけれど）って、かの名作「幽☆遊☆白書」の台詞を引用すると、「キャベツ畑やコウノトリを信じている少女に下卑たポルノを突きつける快感」みたいなものがありますね。ライトで読みやすいので、電子書籍にも向いているかも。【送料無料】マッチポンプ売りの少女にほんブログ村

2011年05月02日

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『「事務ミス」をナメるな！』

失敗とは、能力が低いから起こるのではなく、むしろ有能だからこそ間違えるのだというイントロダクションからして、なかなか興味深い。新書らしく、さくさくと読み進められます。工場などの生産現場だけでなく、いわゆる文系の事務仕事の例示も多い。まぁ、日頃工場などの生産現場で働いている方には、当たり前のことなのかも知れない。解決するのに必要なことがあとがきに記載されているが、それは読んでのお楽しみということで。【送料無料】「事務ミス」をナメるな！にほんブログ村

2011年03月08日

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『フェイスブック若き天才の野望』

なんだか『グーグル秘録』を彷彿とさせるボリュームと内容。Facebookとはなんぞや？というものでもない。ジャンルとしてはノンフィクション。社史みたいなものなので、直接SNS事業の参考にはならないかも知れません。【送料無料】フェイスブック若き天才の野望にほんブログ村

2011年03月02日

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『自分探しと楽しさについて』

前作『小説家という職業』がとても楽しめたのは、自分が出版関係だからかも。今回は、大学生や若手社会人が読むと、頭をガツンと殴られるような感じかな。いきなり『（前略）海外へ行くと何故「自分」が見つけられると考えるのか、そこのところが大いに不明であるという点は不変だが。（後略）』と来る辺り、森博嗣ファンにはたまらない。【送料無料】自分探しと楽しさについてにほんブログ村

2011年02月23日

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『小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記』

ブログの時は、直接業務に関係がないので軽く眺めた程度でしたが、書籍化ということで、出張中に一気に読了。初心者向けではなく、IPAの基本情報技術者試験くらいの難易度かなぁ。ITパスポートより、遥かに難しいです。イラストと文字、表現方法は女子大生ですが、内容はかなり難しく、サーバとはなんぞやという人には厳しい。このジャンルに、一般向け入門書はほとんどなかったと記憶しているので、IT知識の底上げとなる良書。【送料無料】小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記にほんブログ村

2011年02月02日

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『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか？』

日本初の「そうじ小説」とあるが、中身はビジネス啓蒙書。『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』と似たような筋立て。本書では「気づき」を磨く手段として「そうじ」を提案している。まったく同じ環境にあっても、「気づく」人と「気づかない」人はいて、それを体系だてて理解させる手段とも言える。面白いことに、打算で始めると何事もうまくいかないんだよね。安全な位置からクチだけで批判するのではなく、まずは実践してみるのが尊いという主張には共感できる。進研ゼミのDMマンガを彷彿とさせてしまうのはご愛嬌ｗ『FREE』で書かれているビジネスモデルなのか、本書を販促物として捉えていて、セミナーやセミナーDVDにつなげていきたいのかなぁ。そういう商売臭が苦手な人には、ちょっと向いていないかも。【送料無料】なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか？にほんブログ村

2011年01月29日

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『35歳までに読むキャリアの教科書』

あとがきにも書いてあるが、過去のセミナー内容がベース。東洋経済のセミナーで聴いた内容が第一～三章だった。とはいえ、しっかりとキャリアを形成した取材記事もふんだんに盛り込まれていて、なかなか参考になるかも。例えば「教育したい」という動機がベネッセでは活かせず、ぜんぜん違う業界の人事として実現できることもある。自分のコアであるやりがいを実現するためには、業界にこだわることはそんなにないのかもしれないね。マイニュースジャパンや著者のTwitterよりはおとなしめな文体で読みやすいです。【送料無料】35歳までに読むキャリアの教科書にほんブログ村

2010年12月19日

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『書いて生きていくプロ文章論』

書店員さんのTwitterを見て購入。文章のテクニック集ではなく、仕事全般の心構えに近いものがある。ライターという職業は、締切りを破ったり、カジュアルな装いで訪問したり、ということではなく、相手にとってメリットがある仕事をせねばならないという本質において、普通の仕事となんら代わりがないことに気づかせてくれる良書。誰のために仕事をするのか、著者は下記のように挙げている。「（前略）仕事をするチャンスをくださった編集者や制作者という発注者、ということになると思います。私は、彼ら彼女らが、社内で少しでも高い評価を得られるような仕事ができれば、といつも考えています」【送料無料】書いて生きていくプロ文章論にほんブログ村

2010年12月10日

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『人生「裏ワザ」手帖』

東洋経済の書評で興味を持って購入。住宅の買い方、効果的なニュースリリースの出し方など、私生活やビジネス面でも役立ちそうな「裏技」も載ってます。ちょっと考えれば「そんなのわかるよ！」と思うかも知れないが、実は意外とそこまで考えていない生きている人は少ない。この本に載っている視点を自分なりに昇華すると、もっと色々な「裏ワザ」が見えてくるかも。小泉元総理秘書官なので、小泉純一郎を褒めたたえている点が苦手でなければオススメ。人生「裏ワザ」手帖にほんブログ村

2010年09月26日

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『実践・交渉のセオリー』

日経ビジネスアソシエの特集を読んで購入。仕事で交渉に臨む局面が多いので、一度キチンと知識を入れておこうと思いまして。交渉のテクニックを、シーン別の悪例/好例に分けて、スキットで紹介しています。例示に不自然さがあるものの、漠然とイメージは持っていた交渉術が整理されています。そのまま使うにはちょっと厳しいかも知れませんが、交渉の状況が今何処にあるのかを把握し、より有利に進める際に、ちょっと立ち止まって思い出す内容かもしれません。しかし、「こういう手だな」と思える時って冷静だから、交渉はたいていうまく行くよね。実践・交渉のセオリーにほんブログ村

2010年09月01日

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『「箇条書き」を使ってまとまった量でもラクラク書ける文章術』

久々のビジネス書ｗ出版社の編集の仕事は、「文章を書くこと」だと勘違いしている人は多い。それだとジャンプのマンガ家は、みんな集英社の社員かとw本書は前半部がタイトルの通り、文章の書き方。論理思考や企画書の書き方に近しいので、日頃この手の本を読み慣れていれば、目新しいものは少ないかな。後半部は、分かりにくい文章へブラッシュアップする方法。例文を引用すると、「お正月に友達と旅行に行く計画を立てる」という文章は、4通りの意味合いになってしまう。編集者はこういった文章に赤字を入れる校正力が必要なんだけど、体系的に知識となって身についていない人が多いように思う。「箇条書き」を使ってまとまった量でもラクラク書ける文章術にほんブログ村

2010年08月08日

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『グーグル秘録』

「20%制度」「社内カフェテリア」ばかり話題になりがちなGoogleを、多くの取材で裏付けて、1999年からの十年史にまとめた一冊。 Googleは「エンジニアが牛耳っている会社」であり、既存メディアとの軋轢も多くはそこに起因しているというのが主旨。弊害として、人材流出が起きている現状も踏まえ、かつてのフォードやMSのように凋落していくのかという議題を投げかけてきます。そういや、ビル・ゲイツもプログラマ出身ですね。にもかかわらず、MSも未だにWindowsから抜け出せていないということに、Googleも同じ轍を踏むのか。今までのGoogle本は読んだことがないので、比較はできないのですが、ものすごく分厚く読み応えはあります。グーグル秘録にほんブログ村

2010年06月02日

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『ビジネス版　悪魔の辞典』

初版を後輩が貸してくれて読破。各種経営用語やビジネスアイテムを、ウィットに富んだ説明文でぶった切ります。一定以上の知識がないと、本当には楽しめません。もしくは、実務が伴った方がより楽しめます。個人的に気に入った用語のひとつはコレ。【トップセールス】自社製品の欠点をよく知らない役員だからこそできる営業活動。しかし、7～8割は用語がわかってしまったよ笑ビジネス版悪魔の辞典増補改訂版にほんブログ村

2010年05月27日

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『電子書籍の衝撃』

版元から先行販売した電子書籍版は読む機会がなかったものの、Twitter上での前評判の高さに期待して購入。キンドルやiPadの話ばかり加熱しがちで、精々音楽でいうiTunesのようなプラットフォームまでしか論じていない報道が多いですが、本書はそれに加えて、電子書籍が、「インターネットのメールのことを『email』と呼んでたけど、いつのまにか『mail』になった」状況と、同じくなるために構築されるためのリンクが、２点論じられています。なかなか読み応えありますよ！電子書籍の衝撃にほんブログ村

2010年04月23日

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『ネットがあれば履歴書はいらない』

セルフブランディングのテクニック本です。ネゴサーチで紹介されている、ベンチャーリパブリックの柴田健一氏は、早稲田オープンカレッジのMBA講座で統計学を教えていて、受講したことがあります。面白い講義でしたよ。 mixi・Twitter・ブログのスタンスの違いの解説はWeb初心者向けかな。とはいえ、色々とWebでの便利なツールも紹介されているので、参考になりそうな部分は、是非マネしましょう。ネットがあれば履歴書はいらないにほんブログ村

2010年04月01日

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『外務省ハレンチ物語』

副題「佐藤優よ、何処へ逝く（勝手に命名）」懐が深いのは分かるけど、何故官能小説仕立てに笑？ウィットには富んでます。内部告発本に当たるのかな。賛否はあれど、笑って読むのがよいかも。外務省ハレンチ物語にほんブログ村

2010年03月25日

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『オタク成金』

評価は難しいというか、賛否やや否多めで割れそう。オタク論というより、ライトノベルを主戦場とした業界の、栄枯盛衰を書いたビジネス書って感じ。とはいえ、オタク層の神経を逆なでする記述は多いけど。例えば、「（前略）ライトノベルじゃ喰えないから。業界そのものが危ない」なんて話は、角川グループがメディアミックスを前提とした著者開拓を掲げているのが、既に時代遅れなのではとも感じさせる。同年代の同業者と比べて、間違いなく文章力が低い状況から、営業とマーケティングで一時代を築いたものの、ヒットを飛ばせずに一時期見かけなくなり、でもそこから再起しているというだけで、ビジネスっぽくはある。しかし、あかほりさとるのラノベを読んだことがないと、難易度は高くなりそうｗオタク成金にほんブログ村

2010年01月11日

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『PowerPointビジネスプレゼン』

PowerPoint２００７の使い方マニュアル。後半に、ロジシン解説的な読み物もあります。表紙の文言からは、マニュアルっぽく思えない可能性もあるけど、翔泳社から出版なので、やっぱりマニュアル。リンク先からサンプルダウンロードできるとの記述がありましたが、11/20現在ではエクセルしかありませんでした…。版型が大きいので、通勤中の読書には不向き。困った時の辞書代わりとして、デスクへ棚挿しときました。PowerPointビジネスプレゼンにほんブログ村

2009年11月21日

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『知的生産な生き方』

ビジネス書というよりは、鎌田先生の行き方指南＆京都紹介。いつか来る可能性が高いけど、注目度が低い火山学に注目させるために、ファッションなどを用いているのは、結構良いなぁと。ただ、繰り返すけど、この本はビジネス書じゃない笑知的生産な生き方にほんブログ村

2009年11月20日

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『交渉力入門』

「交渉」と聞くと「駆け引き」を連想させて、なんだかネガティブイメージがあるが、それを払拭する内容。王子製紙のＴＯＢ失敗などを例にし、また、コラムでは外国における交渉の失敗談なども。両者にメリットを与える展開へ持ち込むことこそが、交渉の本質という内容。ただ頑張るだけではうまくいかないことも痛感させられます。乱立しているアサーティブ本よりかは、いいかも。交渉力入門第3版にほんブログ村

2009年11月11日

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『ハイヒールと宝石が温暖化をもたらす』

『コピー用紙の裏は使うな！』が面白かったので購読。前書でも感じたけど、著者は「一生懸命やってる（つもり）」がキライなんだろう。それは、本当にコストダウンなの？それは、本当に環境にいいの？というのが、基本主張な気がする。コストダウンという比較的身近な要素だった前回と違い、今回は地球温暖化という大きな内容のため、イマイチ実感が得られなかった。文章としては平易で読みやすいけれど、「著者、どうした！？」とツッコみたくなりました。『コピー用紙の裏は使うな！』の方がオススメ。ハイヒールと宝石が温暖化をもたらすにほんブログ村

2009年11月01日

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『悪のOL学』

アソシエの書評を読んで購入。ネタ本ではあるものの、男性視点で読むと、女性は怖いと思わせるには充分。わざと極端に書いてあるのだろうけど、女の武器を使って、効果的に世を渡っていく方法論。自分も騙されているのかもね笑これで著者が女性だったら、もっとリアリティが出てきて、ある意味、読みたくなくなるかもしれない。悪のOL学にほんブログ村

2009年10月11日

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『「ビジネス書」のトリセツ』

ビジネス書のパターン分けをしてます。ある程度以上、ビジネス書を読み慣れた人向け。『ビジネス書１０大著者の「ここが読み所」』は、大学ランキングを意識した切り口なのかな。結構楽しめました。超・話題本を読む前に、ベストセラー古典に手を出すべきかもしれないと実感。「ビジネス書」のトリセツにほんブログ村

2009年08月20日

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『全脳思考』

久々に話題書読んでみました。読み応えあります。読み易くは無いってことだね笑各種フレームワークなんかが、しっかり頭に入っている人向き。ちょいちょいどこかで見たことある内容があるのはご愛嬌。物語性の構築なんかは参考になるけど、この著者は結構好き嫌いが分かれる文章を書くので、合うか合わないかは、残念ながら読まないと分からないかも。確実に言えることは、ビジネス書に慣れていない人にはオススメできない。全脳思考にほんブログ村

2009年07月28日

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『外資系企業で成功する人、失敗する人』

外資系企業への幻想を、良くも悪くも打ち砕いてくれる。外資系だろうと日系だろうと、企業風土を理解し、権限構造を理解して、自分を最も活かせる道を選ぶべきということだろう。最近知り合った、某欧州系外資の人に聞いたら、実際こんなもんらしいよ。外資に幻想を抱くのは止めとこう。終盤は文化人類学っぽい話になりましたｗ外資系企業で成功する人、失敗する人にほんブログ村

2009年06月12日

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