出版業界の片隅から送る、ビジネス書レビュー
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過去の横領や粉飾決算の事例集。ある程度以上の会計知識がないと厳しい。事例集と分かった上で読むならオススメ。若手には『餃子屋と高級フレンチ~』のほうがよさそう。普通のサラリーマンが読む場合は、「あれ、これはもしかしたら」ということに、早めに気付いて改善していくのが何よりの対策かもしれませんね。【送料無料】会計ドレッシングにほんブログ村
2011年12月16日
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この本は、実は会計本。「餃子屋と高級フレンチ、どちらが儲かるか?」に代表される会計本との違いは、第一章。 比較的、マネジメント層が主人公なケースが多いのだが、実際のビジネス事例を元に赤字になるケースと黒字になるケースを紹介しており、読み応えがある。現場レベルの役にたつので、ここで1冊作って欲しかった。 2章以降は、過去にロジカルシンキングや問題解決、会計に関する本を読んでいれば重複する箇所が多い。東大卒でも赤字社員中卒でも黒字社員にほんブログ村
2010年10月08日
管理会計よりの「損得学」を、アパレルメーカーを舞台にした小説仕立てで解説。 なんだか「餃子屋と高級フレンチ~」に設定が似ているが、あちらが経営者視点なら、こちらは経営企画部のいち社員の視点。 アパレルって管理会計の題材にしやすいのか?「それでは売上目標に達しない」「原価はこれ以上削れない」「以前の事例ではこうだった」という、各部門視点では確実に正しいが、部門間では対立となる事柄を、いかに社としての全体利益を指し示して、コミットメントを深めていくかというお話。 実際はどうかは分からないけれど、「企画」部門の観点がよくわかる一冊です。まぁ、制作部門たる編集が、売上も粗利益も納期も気にしない出版業界に、企画職が根付かない理由もなんとなくわかりますね。「値引きして売れるなら捨てるよりマシ」は本当か?にほんブログ村
2010年06月28日
財務会計の教科書。 読了して実感したのは、自分が興味あるのはやはり管理会計なんだということ(笑) 実務レベルではほとんど必要のない知識ですが、経営者や財務を目指すのであれば知っていて損はない内容です。 キャッシュフロー会計の章で、そもそも会計は現金主義であったのに、信用経済の発展により発生主義となり、それが進みすぎたせいでキャッシュの動きが見えなくなって、再びキャッシュフローが脚光を浴びたという導入には共感。MBA財務会計第2版にほんブログ村
2010年06月26日
シリーズ最終巻。 思ったより会計話が少なく、『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』収録話の、加筆修正も含まれています。 最終巻はラブコメ要素が多いですが、会計を一般化した功績は大きいシリーズです。 『女子大生会計士、はじめました』を含めて、全7巻で完結したのは良かったかな。会計へのエントリーとして、この『女子大生会計士』シリーズと『さおだけや~』に、『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? 』シリーズを読んでも、興味関心が持てないのならば、管理職になるのは諦めて、作業をこなす職種を選んだ方がよいかもしれないね。女子大生会計士の事件簿(DX.6)にほんブログ村
2010年05月30日
「女子大生会計士の事件簿」や「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」とは異なり、いわゆる家計簿的なハックが中心。 それを踏まえて、企業で使う会計にも触れられています。 この本を入門に会計に興味を持ったならば、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」シリーズや、「餃子屋と高級フレンチ、どちらは儲かるか」シリーズを読むと良いかと。 最初から家計簿面にあまり興味がなければ、本書よりも前述の2シリーズの方をオススメします。【ポイント5倍】会計HACKS!にほんブログ村
2010年04月25日
ソニー、パナソニック、ユニクロ、ワタミ、マクドナルドなどの成功した戦略を、小話にして解説しています。 知っていれば分かるように名前を替えた小話は、最低限の会計知識が無いと分かりにくいかもしれません。「売上よりも変動費が重要」や最終章の「なぜ日本は製造業にしがみつくのか?」あたりは、意識していないのであれば、読む価値はあるかも。ダイヤモンド社の会計系ビジネス書は、『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』以来、結構いいなと思います。その割には、ダイヤモンドの経営は(ry利益は「率」より「額」をとれ!にほんブログ村
2010年02月21日
『フラン学園会計探偵クラブ Report.1』読んで面白かったので、 こちらも購入。 小説部分はほぼ共通ですが、税務面の解説が強調されています。 よりビジネス書テイストですね。 小説も、角川版より一話分多く収録されています。 昔、「給与明細の見方」説明会を実施したことがあるんだけど、「お金が無い」とか「給料が安い」と騒ぐ人に限って、 給与明細の中身を理解していないことが多いなぁ。会計探偵クラブにほんブログ村
2010年02月12日
会計、特に3級取得前の簿記初心者向け。 文章は平易で読みやすく、 簿記学習の最初に一番チンプンカンプンな、「借方」「貸方」の仕分けの論理が理解出来るかと。 ある程度知識がついていれば、もう不要な一冊ではありますが、 『女子大生会計士の事件簿』を読んで簿記に興味を持ったら、 勉強を始める前に読むといいかも。 世界一感動する会計の本です新装版にほんブログ村
2010年02月02日
『女子大生会計士の事件簿』の続編的な本。 既刊が企業向け会計小説なら、こちらは個人向け税務小説。 少々ラノベ風ではあるけど、税務の入門としては面白かったです。 世のサラリーマンの大半が理解していないであろう、確定申告の入門です。「給料が下がった」とか文句いう割に、所得に対しての知識拡充を図らないのが世の常ですので、このような入門書が増えることは嬉しく思いますね。人気キャラ・萌実さんも出てきますよ。フラン学園会計探偵クラブ(report.1)にほんブログ村
2010年01月31日
表紙の小出早織ちゃんがかわいい(おい)。大判だけど、「女子大生会計士の事件簿」シリーズと同じくらいのボリューム。 往年のドラクエゲームブックのようなものすごい分岐なのかと思ったら、そうではなかった笑 今までのシリーズ同様に、ストーリーは軽快で読みやすい。 会計に興味を持ち出したら、「女子大生~」→「さおだけや~」→「餃子屋と~」という風に、読み進めていくのがよいのではないか。 この本は「女子大生~」か小出早織ファンにしか意味が無いかも。会計RPGもえビジにほんブログ村
2009年12月29日
『会社の「ウソの数字」にダマされるな!』の続編。 前作を読んでいないと、ちょっと登場人物の関係が分かりにくいかも。 版元が日経BPなので厳しくはあるが、『女子大生会計士』のように、文庫の方が適しているかも知れない。 内容は「キャッシュフロー万歳!」ではなく、企業の知的財産争奪戦があったり、債権の株式転換という一般サラリーマンにはマイナーな話があったりと盛りだくさん。 個人的なオススメ点は、非常にモチベーションも能力も高い主人公が孤立していく筋立て。 「オレはこんなに頑張って貢献しているのに、何故評価しないんだ!?なんて周囲はバカなんだ!!」と思ったことのある人には、少し身につまされるかもしれない。「キャッシュ経営」で会社を救え!にほんブログ村
2009年12月03日
実務経験の少ない元コンサルが、経営状態の怪しい中小企業に入社して、粉飾決算を看破するという筋立て。 同じ著者の『餃子屋~』よりもストーリー色が強く、『女子大生会計士の事件簿』の長編のような印象です。 説明は少ないので、ある程度管理会計の知識がある人にオススメ。 ビジネス書というよりは小説です。会社の「ウソの数字」にダマされるな!にほんブログ村
2009年11月28日
管理会計を小説仕立てで説明しています。 易しく解説しているのではなく、会計知識の使用例です。 会計知識不足によって不振に陥った企業を立て直すという筋立ては、『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか』に近い展開です。 立て直す業種は、 ・アパレル ・アニメ系メーカー ・食品メーカー ・商社 ・ベンチャー と、幅広いですし、対象者も経営者とは限りません。 初心者には、やや不向きかも。会計天国にほんブログ村
2009年10月03日
『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』『美容院と1,000円カットでは、どちらが儲かるか?』とリンクしたガイド的な本。 ストーリー仕立てで読みやすい両冊に対し、数ページ完結式になっています。 例えば『キャッシュフローってなんだっけ?』なんて時には、こちらの方が適しているかと思います。 筆者は製造業での実体験が多いのでしょうか。 是非、異業種(特に流通やサービス業など)での場合も読んでみたいものです。わかる!管理会計新版にほんブログ村
2009年09月12日
コメント(2)
正直、原作の方が読みやすかったのは何故だろう。。。 とはいえ、マンガから入る方には良いかもしれません。 でも、せめて料理をもうちょっと美味しそうに。。。個人的には、安雲先生はずっとアフロイラストの印象を勝手に持っていました。マンガ餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?にほんブログ村
2009年09月08日
このシリーズ、結構好きなんです。待望(?)の3作目。前半は、いつものように会社がピンチに陥ります。あとレストランも出てきます笑後半は、M&Aありーの、キャッシュフローありーの、海外での会計方法の違いがありーのと、今まで以上に盛りだくさんな印象。管理会計は、机上の空論じゃ意味がないことを分からせてくれますねー。コハダは大トロより、なぜ儲かるのか?にほんブログ村
2009年08月14日
当たり前の事を、簡素に説明できる。 この文体は間違いなく塾講師経験者だなーなんて毎回思います。 数字は絶対不変のモノではなく、使い方・見せ方によって、大きく印象が異なると感じさせる一冊です。 「女子大生~」と紹介されたら『女子大生じゃありません!』、 「さおだけ屋~」と紹介されたら『そもそも職業すら違います!』と、ツッコむらしいので(原典:「女子大生会計士の事件簿 DX.3」(角川出版)、「食い逃げ~」と紹介されたら『したことないです!』と言うのでしょうか。どきどきわくわく。食い逃げされてもバイトは雇うなにほんブログ村
2009年07月19日
目先の小さな額の節約よりも、目に見えない大金の見直しってところでしょうか。 弊社でも裏紙使用の話題が出たことありますが、 PDF化して共有すればそもそも紙すら使わないという意見が、議論をぶった切りました。 スーパーのチラシを比較して、5円10円の差額に狂喜乱舞している方へ勧めたい一冊です。自分はかなりこの本に影響されて、マジで経費削減を達成しました笑余談ですが、この著者は環境問題に目覚めて、個人的には最近迷走しているように感じます。コピー用紙の裏は使うな!にほんブログ村
2009年06月25日
会計というより税務の本。「経費」の話は、『ふむふむ』とうなづくことが多い。 時折ビジネス雑誌には、まったく逆の視点(中小企業の経費と私費の明確化による法人税の正常徴収)で書かれたコラムが掲載されているので、両方読むと、なお考えるところは出てくるかも。 従業員視点だと、どっちが頼りになる経営者なんだろうね??? 後半はやや冗長かも。なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?にほんブログ村
2009年06月20日
東洋経済、日経新聞社、ダイヤモンド社が三社共同で出しているビジネス書新刊メルマガに登録しているのですが、何故か見覚えのあるタイトルが。2006年出版の『なぜ、あの会社は儲かるのか?』が文庫化されてました。伊勢丹vsユニクロなど、似た業種内でのビジネスモデルの対比です。この本でビジネスモデルに共感したら、掘り下げている別の本へっていう入門書かもしれません。SWOT分析する前には、ビジョンというかビジネスモデルというか、“そもそも”なポイントを明確にしてからするべきです。ブレると、この本に取り上げられてるような会社でもあっという間に右肩下がりなのかな。やっても下がるから怖いんだけどさ笑なぜ、あの会社は儲かるのか?にほんブログ村
2009年06月09日
お馴染んでねーよというツッコミは黙殺します。前作『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』が読みやすかったので購入。 今回の主眼はERPで、かなりマイナーな分野でしょう。 前作よりも、経営視点に特化しています。 ERP導入検討中の会社よりも、実際にシステム導入済みの会社の方が、より実感を伴って読み進められるのではないでしょうか。ベンダーの方以外は、ERPをwikiってから読むことをオススメします。美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?にほんブログ村
2009年05月27日
会計の入門書としてはなかなかです。 マンガ版より、こっちの方がオススメ。山田真哉氏のシリーズよりも、より経営的な支店です。特にキャッシュフローの説明は“ストン”と落ちる内容でした。例えはともかく。 でも、このレベルって、部課長レベルどころか正社員の基礎知識な気もする。餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?にほんブログ村
2009年05月26日