[人事・労務・新卒採用]の記事一覧 | 出版業界の片隅から送る、ビジネス書レビュー

『泣きたくないなら労働法』

ごくごく一般的な労務の話。管理職や労働組合の人ならば知っておくべき内容。本書内にも事例があるけれど、異動によって人事や総務担当になったり、あるいは管理職になった後に研修や自ら勉強していなくて、まったく労務知識がない人にはオススメしたい。少なくとも自分は、この程度を理解している管理職を、ほとんど見かけたことがなく、工エエェェ（´д｀）ェェエエ工　となるシーンの方が多いので。【送料無料】泣きたくないなら労働法にほんブログ村

2012年01月28日

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『名著で読み解く　日本人はどのように仕事をしてきたか』

これは人事や組合必読の一冊。人事制度に興味がある人なら、読んで損はない。『日本の経営』など13冊の人事制度に関する名著をダイジェストでまとめ、著者に対し意見を述べ、それに対する返答が収録という内容。有名な種々の制度の元となった内容をたどれるだけでなく、現在における制度状況が、本書の著者と取り上げた書籍の著者の両面から論じられているが、読みづらいことなくまとめられている。【送料無料】名著で読み解く日本人はどのように仕事をしてきたかにほんブログ村

2012年01月21日

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『人事部は見ている。』

やや大企業よりの内容だが、久々の当たり。人事担当者だけでなく、管理職や労働組合の関係者も読むといいね。社会人になってもよくわからない、人事部の仕事内容紹介から正社員偏重型の雇用制度、さらに多様化する雇用制度を導入すると何が起きるかという提言もあり。城繁幸氏の本が面白いと思うのならば、こっちもオススメ。【送料無料】人事部は見ている。にほんブログ村

2011年09月03日

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『「育成型人事制度」のすすめ』

入門書ではなく、実際に人事制度構築や運用に携わる人の方がターゲット。ある程度の基礎知識がないと読みこなすのは大変かも。第4章“「育成型人事制度」の成果のカギを握るのは、「運用」の充実”の冒頭にある、「（前略）制度を構築して各部署に周知すればそれで終わり、というのでは仕事の20%も達成していないと考えるべきである」という一文は良いですね。やみくもに制度をいじるのはよくないけれど、ある程度制度が整っている状態で、利益がなかなか出なかったり、部門間に格差がある場合は、コンピテンシーの運用を回すなど、人事制度というシステムで出来ることもあるかも。出版業界は、これからパラダイムシフトが起きるであろうから、制度面の見直しも必要かもしれませんね。【送料無料】「育成型人事制度」のすすめにほんブログ村

2011年07月03日

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『若者を見殺しにする国』

「『丸山眞男』をひっぱたきたい――31歳、フリーター。希望は戦争。」で注目を集めた著者。私はインターネットでこの論文を読みましたが、本書にも収録されています。風間直樹『雇用融解』『融解連鎖』を面白く読めた方にはオススメ。あちらが取材ルポならば、こちらはより思想的でしょうかね。城繁幸『若者は何故3年で辞めるのか』と合わせて読むと、なお深いかもしれません。労組が正社員クラブであることや、北欧型高福祉社会の雇用流動性など、労務マターな話も多いので、労務マネジメントに興味がある人にもいいかも。【送料無料】若者を見殺しにする国にほんブログ村

2011年05月15日

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『リフレクティブ・マネジャー』

管理職論というより、仕事教育論。第一章・第二章は、「やっぱり学者の書いた本だなぁ」などと思ってましたが、第三章・第四章で評価が代わりました。理容師の事例が挙げられていたが、一見不合理に見える徒弟制のような指導方法も、実はちゃんと論理があり、ただの下働きや雑用ではないということ。 “仕事の学習”における暗黙知の領域を減らして形式知にする研究は、もっと仕事現場にあってもいいかもね。【送料無料】リフレクティブ・マネジャーにほんブログ村

2011年01月15日

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『社長、サービス残業代請求問題はこう解決しましょう！』

通勤中に読んでると、社労士か人事の労務担当に思われるかなぁ笑サラ金の過払い金バブルの次は、サービス残業請求がくるに違いないというスタンス。「就業規則をガチガチに作って、残業代払わないようにしましょう」という内容ではなく、認識の甘さや規則の不備によって、トラブルが発生した場合は、サービス残業代は支払わなければならないと言う事例が大半。事例にやや現実感がないのは難点だけど、「これ、ウチにもある！」ってのがひとつはありそう。営業手当がつくから残業代は出ないのは違法か、とかね。今後、経営者や管理職には、労基法の要点を抑えつつ、現実に即た労務管理が求められそうだ。社長、サービス残業代請求問題はこう解決しましょう！にほんブログ村

2010年06月09日

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『課長になったらクビにはならない』

城繁幸『7割は課長にさえなれません』の読者にこそ、オススメしたい一冊。過去の著作と同じく、統計データを元にもやもや神話を崩しつつ、キッザニアや『13歳からのハローワーク』といった、ウキウキお仕事体験をバッサリ切ったりもします。本書は「日本型雇用の内側にいる人には、そんなに悪いもんじゃないよ」というスタンス。ただし、現状の日本型雇用の内側にいない人に対しては、厳しい現実は否定していません。Google創始者たちのような、一部の天才を発掘するのではなく、経営として下記３点のように育成をしっかりする仕組みをつくるのがベターというのは、かなり共感した。・人は長く時間をかけて接すれば変わる。・自分で解決できなくとも、やってみせれば変わることができる。・絶妙のタイミングで指し示す先達がいれば、凡人も変革のスピードはアップする。課長になったらクビにはならないにほんブログ村

2010年06月06日

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『融解連鎖』

東洋経済の記者が、非正規雇用を追いかけた前作の続編。医療現場や住環境などの崩壊も付け加えられています。この著者、まだ若いんだよね。実際にお話伺ったこともありますが、精力的で素晴らしい方でした。こういった方がいる内は、まだマスメディアも大丈夫じゃないかと思わせます。すごいなぁ。融解連鎖にほんブログ村

2010年03月02日

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『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』

著者の別著作、『はじめての課長の教科書』『あたらしい戦略の教科書』が面白かったので購入。新書ですが、内容はぎっしりで読み応えがあります。一番興味を引かれたのは、第3章にある「出戻り人材の活用」について。退職者を「裏切り者」とするのではなく「卒業生」としてとらえている、楽天などの実例が紹介されています。人事担当者でなくとも面白いかと。「日本で最も人材を育成する会社」のテキストにほんブログ村

2010年02月27日

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『エンゼルバンクドラゴン桜外伝（10）』

農業ベンチャーの話。なんだか転職から逸れていくぞｗユニクロやワタミが農業のビジネス化に取り組んでいたり、ギャルに農業を定着させようとしていたりって聞いたことがあるけど、しっかりビジネスとして掘り下げようとした内容です。移民受け入れなどにも言及しているので、賛否はものすごくありそう。まぁ、賛否を煽りつつってのがマンガの醍醐味ですよね。PTAの敵だったクレヨンしんちゃんが、泣ける映画になったり、映画原作になったりするわけですから。エンゼルバンクドラゴン桜外伝（10）にほんブログ村

2010年01月25日

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『7割は課長にさえなれません』

日本をひとつの地方都市に見立てたストーリー。雇用問題の解説と改善策の提示です。他の著書やブログを読んでいないと、いくつかの皮肉が分からないと思います。 vsモリタクを匂わせていますが、実は「エンゼルバンク」の登場人物のモデルとなった海老原嗣生氏が、真っ向批判しているので、両方読むともっと楽しめます。7割は課長にさえなれませんにほんブログ村

2010年01月23日

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『今や多数派〈ワケあり社員〉が戦力化するすごい仕組み』

同じ著者の『ワークライフバランス』簡易版に思えた。そういう意味ではとっつきやすいし、文字も大きく読みやすい。『ワークライフバランス』は資料集なので。育児支援や介護支援の諸制度充実がいかに生産的かという話なので、人事に対して、この辺のジャンルで申し入れしたい人にはオススメ。この内容に、少し自社に即した味付けを足して提案すればよいかと。ただ、この著者は『日経ビジネスアソシエ』での、プレゼンに関する連載が一番すごいなと思った。ムック化されたんだけど、未だ買っていない…。今や多数派〈ワケあり社員〉が戦力化するすごい仕組みにほんブログ村

2010年01月20日

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『雇用の常識「本当に見えるウソ」』

モリタクvs城繁幸がヒートアップしていることに興味あるアナタにオススメ。雇用に関する報道を統計やグラフを元に徹底検証しています。数字は怖いもので、使い方によってはいくらでも論理が正当なように見えてしまうことを実感できます。雇用に関わらず「いつのまにかマスメディアに踊らされているのかも！？」と危機感を感じるには十分な内容。統計やグラフを見るのが苦手な人には、結構キツいです。雇用の常識「本当に見えるウソ」にほんブログ村

2010年01月04日

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『学歴の耐えられない軽さ』

前作『雇用の常識「本当に見えるウソ」』より統計やグラフが減り、読みやすいです。やっぱりモリタクvs城繁幸がヒートアップしていることに興味あるアナタにオススメ。なぜ大学生の学力低下が起きているのか。非正規雇用は、本当に若者に不利なのか。さらには総合職のメリットなどについて、統計やグラフを元に論じています。前半は偏差値トリックの種明かし。中盤以降は就職論です。学歴の耐えられない軽さにほんブログ村

2010年01月01日

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『日本型「成果主義」の可能性』

日本型成果主義が、著者のライフワークなんだと思うけど、本書が一番良くまとまっていたと思う。「成果主義の主役は管理職」というのが、実際に直面している問題の大半が解決してしまう気すらした。他社事例や他国事例なんかを盛り込んで、本書は終わる。出版されて数年経つが、まだまだ変革は起きていない。脱予算経営とかにも目を向けてくれると嬉しい。日本型「成果主義」の可能性にほんブログ村

2009年10月23日

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『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』

成果主義の悪い見本。この著者の良い所は、状況を客観視しつつ、時おりものすごく本質をついている気がする。『若者は何故三年で辞めるのか？』を読めば充分かもしれないが、成果主義を導入している会社に勤務している人は、こちらの方が、より実感がわくかもしれない。年功序列も成果主義も一長一短で、その趣旨や運用をはき違えるとここまで凋落するという、良い見本。以降の著書を先に読んでいたことによって、ドロップアウターの独り言に聞こえさせない点はあるかも。ただ、英語交じりの文章が、ルー語みたいで読みづらいのは大減点。これは著者ではなく、編集のせいですね…。内側から見た富士通にほんブログ村

2009年10月18日

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『なぜ、できる人から辞めていくのか?』

人事系コンサルの本を読んでみたくて購入。以前に読んだ『承認欲求』とコンセプトが似ていた…。 http://plaza.rakuten.co.jp/tk22book/diary/200908090000/第三章「４つの仕事の意義」は結構良かった。まとめから引用させていただくと、１：使命感－「やりがいのある仕事だ」２：責任感－「キミに選択権がある」３：承認感－「いい仕事をしたね」４：貢献感－「ありがとう」の、４つを伝えて解決していくことが紹介されている。基本的には、個人へ読ませる本で、組織的に変革するための部分がちょっと弱く感じた。類書も同じ印象なので、その分マイナスかなぁ。なぜ、できる人から辞めていくのか？にほんブログ村

2009年10月16日

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『銀のアンカー（８）』

『ドラゴン桜』で有名となった著者の、就活を題材にしたマンガの最終巻。例えば、・一次面接で落ちる・二次三次面接で落ちる・最終面接で落ちるという、それぞれのパターンを紹介してます。自分が就活してた時は最終で落ちることが多く、確かにそのパターンに当てはまってましたね。冷静に、自分の就職活動を見直したい大学生にオススメです。銀のアンカー（8）にほんブログ村

2009年10月08日

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『若者はなぜ3年で辞めるのか？』

『週刊東洋経済』の連載と、『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代』が面白かったので購読。順序が逆というツッコミはスルーで笑取材部分よりも、国や会社がいかに“昭和的”であり、行き詰った施策を誤魔化しているかという切り口が面白い。なんで制度が複雑だったり、変更したがらないかというと、その制度上でトクをする人がいるから。個人的には『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代』の後半部分の方が、主張が熱くて良かった。若者はなぜ3年で辞めるのか？にほんブログ村

2009年09月04日

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『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』

『週刊東洋経済』の連載が面白かったので購読。第一章・第二章は取材メモに感じてしまい、この段階ではイマイチな印象。とはいえ、コラムは読み応えがありました。第三章で評価が一変。今、自分が直面している世代間ギャップに対するモヤモヤ感を、さくっと指摘してもらえた気すらした。知り合いの東洋経済新報社の方が、著者を「書いて良し。話して良し。」と評していたので、以前、講演の機会を設けてみました。なかなか良かったですよ！3年で辞めた若者はどこへ行ったのかにほんブログ村

2009年09月02日

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『会社を変える人の「味方のつくり方」』

以前、読んで面白かった『なぜ社員はやる気をなくしているのか』の著者。著者買いが多いです。今回、失敗だったのは、ターゲットが40代以上だったということ。とはいえ、出てくる内容は、自分が実際に直面している信じられない上司・先輩に他ならず、将来自分がこういう風にはならないようにするぞと、再認識させられた点は価値があった。基本的には、著者は常に同じテーマっぽいので、他の本を読んだことがあれば充分かもしれません。会社を変える人の「味方のつくり方」にほんブログ村

2009年08月25日

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『日本一わかりやすい労働ニュースの読み方』

購読しているメルマガで発見。 Amazonでのレビューも上々だったので購読。『労働ニュース』と銘打っているが、・年金問題・労働関連法案・給与/退職金・派遣/出向/偽装請負・社会保険と多岐に渡っています。2007年刊行なので、そこは注意。わかりやすく、読みやすいのは確か。自社状況と照らし合わせるのは、多少努力が必要ですが、そこまで分かっている人には、入門的な解説書はそもそも必要ありませんね笑日本一わかりやすい労働ニュースの読み方にほんブログ村

2009年08月18日

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『人材空洞化を超える』

目次の「“抜け殻”正社員」「「育てず伸びず」のデフレスパイラル」「“仮面職場”に立ち向かえ」に惹かれて購入。中堅層以上がお気楽で不満を感じているなら面白いかも。その背景について、また改善事例についてが中心。その他では、ＳＯＸ法の名前は聞いていたものの、内容まで知らなかったので、それは勉強になりました。ルールは守ることに意義があるのではなく、活用してこそ意義がある。でも、特別面白いってほどではなかったなぁ。人材空洞化を超えるにほんブログ村

2009年08月16日

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『承認欲求』

「認めてもらえない」「必要とされていない」と感じている状況で働くことほど、辛いことはありません。裏を返せば、「認めてもらえる」「必要とされている」ように感じさせ続ける組織作りが、継続的にやる気と統制を保てるのかもしれません。題材は「ああ。。。」と思うものが多く、けっこうスンナリと読み進められるでしょう。承認って、地位や賃金じゃなかったりするんだよねー。承認欲求にほんブログ村

2009年08月09日

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『新しい人事戦略ワークライフバランス』

以前、日経ビジネスアソシエに連載をもたれている方の著書なので読んでみました。単にワークライフバランスというと、「仕事を適度に、私生活を大事に」と受け取られがちですが、「私生活を充実させるために、仕事を短時間で効率よくこなす」スキルを身につけ、かつ、会社をそういう環境にすることだと私は思います。他社事例や省庁や自治体の給付金対象などがまとめられているので、初歩の勉強には良いでしょう。でも、怠けたいがために、この言葉を使用している人もいるよねぇ。。。ワークライフバランスにほんブログ村

2009年08月07日

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『なぜ社員はやる気をなくしているのか』

読後は、この本で示している変革はやる気が出ると感じました。リーダーシップに陥りがちな、自らの体質改善もしてみたいですね。『人事が変われば、会社は変わる』と共に、管理部門や管理職へ、熨斗つけてプレゼントしたい一冊です。でもそんなことしたら睨まれるだろうなぁ笑なぜ社員はやる気をなくしているのかにほんブログ村

2009年08月01日

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『エンゼルバンク（７）』

東大受験マンガ『ドラゴン桜』の番外・続編。新卒採用の正体が今巻のメインテーマ。同じ作者の『銀のアンカー』が学生側からの視点なら、こちらは企業側からの視点です。外資との比較もあり、かなり楽しめました。なんで一括で新卒採用するのか、そのメリットとデメリットを真剣に考えたことありますか？？？エンゼルバンク（7）にほんブログ村

2009年07月29日

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『ホワイトカラーは給料ドロボーか?』

読み易くはありますが、論点があっちこっちそっちどっちしている気がしました。第四章の『エンプロイアビリティ』については、共感するところがあります。以前レビューを書いた『ロジカル・プレゼンテーション』の著者である高田貴久氏も、同じような話をしてますね。ホワイトカラーは給料ドロボーか？にほんブログ村

2009年07月26日

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『人事が変われば、会社は変わる』

昔、購読しているメルマガで紹介されていたので、読んでみました。ストーリー仕立てで読みやすく、とんでもなく奇をてらうようなスキルが紹介されてるわけでもありません。「的確に運用されないことを、なんとなく漂う社内の倦怠感を、つまり、変わらないことを、他人のせいにしていませんか？」という話。自分から変わってみせて、熱意を共有させる気にさせてくれる一冊でした。マネジメントセクションに、是非１冊。でも、スキル系の話は、まったくないよ笑人事が変われば、会社は変わるにほんブログ村

2009年07月15日

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『たった1％の賃下げが99％を幸せにする』

「東洋経済」の連載の単行本化。『３年で辞めた若者はどこへ行ったのか？』で秀逸だったコラム部分が、まるごと書籍になった感じ。ブログに比べて毒舌はやや鳴りを潜めてはいるけれど、“労働者のミカタ”って誰なんだろうと思わせるには充分。ちなみに著者ブログはコチラ。http://blog.goo.ne.jp/jyoshige閉塞感を生む人事制度ってなんなんだろうね。著者の講演会も聞きましたが、なかなか面白かったです。たった1％の賃下げが99％を幸せにするにほんブログ村

2009年06月18日

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同年代なのに数億円単位の損害賠償請求を受ける。

著者の風間氏の講演を聞いてから購読。日雇い派遣大手のクリスタルグループをぶった切る記事を書いて、数億単位の損害賠償請求をされたでお馴染み（お馴染んでない）。首都圏で生まれ、就職氷河期に正社員として就職できた自分の幸運を感じざるにはいられない一冊。自分と同年代の人間が、まさに本書で取り上げられている世代に対し、「定時に帰りたいから派遣社員をしている」と発言する現状を、どう受け止めるか。読了後、労働に関する法改正に無関心ではいられなくなることでしょう。雇用融解にほんブログ村

2009年05月28日

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