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カテゴリ:ことば
<今日のポイント>
外国語の上達方法:外国語に長時間浸りきり、外国語を道具として使うこと。留学しなくても可能。 ===+===+===+===+===+===+=== 「世界は英語だけでは分からない」ことを2月1日に書きました。で、今日は英語も含めた外国語の勉強法につき昔から感じていることを簡単に書き留めようと思います。 日本人にとり外国語と言えば英語が占める比重が圧倒的に高く、少しネットサーフィンしてみただけでも、英語の勉強法や教材に関するサイトや情報の多さには驚かされるばかりです。自分のサイトを売り込みたい人、自社の教材や自分の本を売り込みたい人は沢山いますから、当然でしょう。しかしこの情報洪水の中で、本当に外国語を上達させたい人はどうすればいいのでしょうか。 結論は簡単です。外国で住んだことのある方、住んでいる方は皆さんお分かりと思いますが、外国語に浸りきり、且つ外国語を道具として使うことに徹することです。それ以上でも、それ以下でもありません。 通常、日本で1年間外国語を勉強するのに比べ、1年間留学した人の方が圧倒的に実力が伸びるのは、外国語に触れる時間が1桁も2桁も多く、生活していくため必要に迫られるからです。また、外国語の上達だけを目指す人より、それを道具として使う人の方が実力が伸びるのは、触れる分野と情報量がそれだけ多くなるからです。 留学ができない人や留学の自信がない人も諦める必要はありません。日本でも今は英語のTV番組を見たり、英語のラジオ番組を聞いたりすることができます。英語以外の言語であれば、インターネット上に教材となるものは無数にあります。ここでは一つだけお奨めサイト「wwiTV.com」をご紹介します。 http://wwitv.com/portal.htm これはインターネット上で視聴できる世界中の様々なTV局が掲載されていて、英語はもちろんのこと、それ以外の外国語も聞くことができます。そして、言語は勿論、各国の事情や文化・社会もこうしたTVを通して理解することができます。外国語の習得という観点を離れて、全然知らない言葉のTV局で映像を見るだけでも得られる情報は多いですし、驚いたり、感動することもあります。 お分かりでしょうか。「教材となるもの」は、いわゆる教材だけではありません。教材として作成されていなくても、私たちが教材として使えるものも含むということです。教材もユビキタスです。工夫すればいくらでも教材は見つかります。 外国語のよりよい勉強方法を探して時間を浪費するくらいなら、1分でも2分でも英語に触れる時間を増やした方が効果があることは間違いありません。もしどうしても勉強方法にこだわりたいという方には、「English Room 411」に出ている「英語学習について」を読むことをお奨めします。http://www.geocities.jp/new_englishroom411/frame.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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