2006/01/15(日)14:14
『発見下町!!人情兄弟舟でもんじゃ慕情』その0 ~幻のメモ発掘~
部屋の模様替えに伴って、引っ越ししてから一度も空けないで放っておいた(3年も!!)段ボールを開封してみたら、中から懐かしい“幻のメモ”を発見しました。
その小さなメモ帳は2冊。No.1、No.2と番号がふってあり、タイトルが付けられています。その名も『発見下町!!人情兄弟舟でもんじゃ慕情』。
これは、7、8年前に、大学院での研究に行き詰まって、集中できる環境に身を置きたいと実家を出、また静かで生活があって、橋のそばで、歴史や懐かしさの残る街に住みたいと思い、まだ大江戸線も開通していない勝ちどきに一人で住んでいた頃、どうせ論文を書き上げる一年しか住まないつもりだったので、「よし、ならテーマを決めてこの一年でこの街の何かについてきわめてみよう」と思い、隣町の月島のもんじゃ街を徹底的に食べ歩きした際のメモなのです。
実際には、後半の方はメモに残し忘れた日もあり、そのすべてではないのですが、90パーセントくらいは網羅されているようです。
勝ちどきのマンションは、10階。かちどき橋を渡って銀座まで10分、部屋からは東京タワーが、外階段からはレインボーブリッジが見える好ロケーション。でも当時で築25年でした・・・。おまけに、窓の下では毎日地下鉄の駅の工事が行われ、しかも住んでいた一年足らずのうちに、3回も放火されました(そのうち一回は私が目撃&通報)。
私が大学院生、弟が大学生で、実に優雅な時期でした。二人でつるんで、友人知人を呼び出しては、もんじゃめぐりに“駆り出し”ました。
せっかくめぐるなら記念にメモをつけておこうと思い、タイトルまで付けていました。コンセプトは、“ベタなグルメ番組の台本”、“日曜にやってそうな旅番組”ということで、弟と付けた記憶があります。
この“幻のメモ”を、せっかくなので、これからこのブログにアップしていこうと思います。お店の様子や存否も、この数年でだいぶ変わってしまっているようですので、実際のデータベースとしてはあまり役に立たないかもしれませんが、当時の日常が分かって面白いかな、と思います。
では早速、『発見下町!!人情兄弟舟でもんじゃ慕情』に船出しましょう!!(了)
月島もんじゃ焼き