|
テーマ:温泉について(1677)
カテゴリ:バベルの湯けむり(温泉)
幕末の日本を動かした優秀な志士たちを多数輩出した山口県を代表する温泉である湯田温泉は、井上馨の像や、長州藩の重臣周布政之助の碑などを抱え、勤王の志士たちが維新への夢をこの温泉で語り合ったという逸話にも頷けます。72度のお湯が、毎日2000トン湧きだし、訪れる客を楽しませている湯田温泉には、およそ800年前に湯田の権現山の麓のお寺の境内にあった小さな池に毎晩傷を癒しに訪れた白狐が、この温泉を教えたという伝説が残っています。和尚さんが、その池を掘ってみると、温泉が噴きだすとともに、薬師如来の金像が姿を現したというのです。以後、この仏像を拝みながら湯浴みをすると難病も治るという「白狐の湯」の評判が立つようになったということです。天才詩人中原中也の生誕の地としても愛されている温泉です。(了)
お問い合わせ:湯田温泉旅館協同組合 TEL:083-920-3000 山口県山口市湯田温泉 アクセス:JR山陰新幹線小郡駅から山口駅方面行きバスで20分、湯田温泉下車 効 能:神経痛、筋肉痛ほか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/12/16 04:35:58 PM
コメント(0) | コメントを書く
[バベルの湯けむり(温泉)] カテゴリの最新記事
|
|