過日、何故にプロフィールの変更を再告知したのか…。それには理由が二つあります。
1:もともと、ライターという言葉が好きでなく(変に誤解されて華やかとか派手に見られますが、地味な仕事です)、ただ自分の文筆に対する思いやこだわりをいちいち説明するのが厄介なので、便宜上ライターという肩書きを使って来ました。しかし、文筆家でないけれど、多数の本を出されているプロフェッショナルな方と、文筆家としてコラボレートすることが決まったことをもって、ちゃんと自分を形容できる職業名に変えようと思ったのです。つまりライター→文筆家。別に、文筆家が格式高そう、なんて下心はなく、書く内容より表現にこだわる私としては、文筆家ないしは文章家の方が適切だろうと思うのです。事実や事象の言い換えが大事であって、その言い換えの術に“らしさ”やスタイルを出したいのです。また、作家でない私は、海外の友人に仕事を聞かれてライターと答えると、まず「作家」と思われてしまいますから。ジャーナリストとも違う、創作的感性を除外した文章表現の専門家、という意味では、やはり文筆家なのです。
2:そして。あろうことか、ひょんなことから、経営者になってしまいました(気づいた方、いらっしゃいましたでしょうか)。本当に、ひょんなことから。自然発生的ともいえる展開は、起業でも開業でもなく、ふっと湧いた幻の城、一夜城、つまり発業と呼ぶべきではないでしょうか。(つづく)
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Last updated
2006/12/22 04:48:48 AM
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