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バベルの図書館-或る物書きの狂恋夢

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カテゴリ:雑記、手記
 仕事柄、教育問題にも触れる機会が少なくありません。またカウンセラーとして、スクール・カウンセリングの周辺にもアンテナを張っていたりする私ですが、たまたま某駅に向かってバスに乗っておりました。その車内アナウンスで、「先生が選べる個人指導の●●進学塾はコチラでお降り下さい」と…。さらにさらに、偶然と言いますか、今度は同じ日にタクシーに乗りましたら、車内で流れるラジオでは、「塾と学校、どちらが大事か」なんてテーマで、そこそこユルいコメンテーターの歯切れの悪い、どっち付かずのコメントなぞが流れておりました。
 ふと、想いを巡らせますと、どうなんでしょう。ゆとり教育の見直し、子供の学力低下、学力世界トップ水準からの脱落、いじめに不登校、教育者の性的紊乱、と子供達を取り巻く環境は必ずしも穏やかでありません。以前書き下ろした「子供達の“笑顔”に託す人間の未来」なるコラムの通り、私自身は子供たちこそ明るい未来の鍵だと思いますし、子供達こそが、今軌道を逸れた社会や文化の軌道修正をしてくれるものと期待しています。
 ところで、塾にせよ学校にせよ、「子供や学生が先生を選べる」というのはどうなのでしょう。
これは子供や学ぶ側が、自分の成長を勝手にカスタマイズしている、ということにほかなりません。ロマンティックに言えば、神様やコウノトリが、“この子”を“私たち”の子供として授けてくれたんだ、なんてことも言えますが、生物学的には子は親を選んで産まれてくることができません。それと同じように、成長を子供がカスタマイズする、というよりも、選べないということ受容することも必要ではないかと思ったりもします。と同時に、子が選べないからこそ、親や大人、先生の振る舞いも大切ですし、同時に、「選べない中での成長」を通じた上で選ぶ知恵を身につける、ということの方が大切ではないかと感じるのです。選べない、とネガティブに考えるのではなく、選ぶ知恵を親子や大人・子供で同時に身につけ合う、ということの意味を噛み締めた昨日でした。(了)
 





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Last updated  2007/01/23 07:24:17 AM
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