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2007/07/13
テーマ：★☆沖縄☆★(2875)
カテゴリ：雑記、手記
つい数日前、縁浅からぬ沖縄について記事を書いたが、台風のニュースには心をいためている。日本唯一の亜熱帯性気候。住んでいた時には、はじめて経験する大型台風に、本気で驚いてしまって、自室に二泊三日してしまった。つまり、一歩も外を出られなかったのである。濡れたって良い。けれど、ゴミ箱が空を飛んでいるのを見た時、これは無理…と本気で思った。
求道者のごとき、男の一人暮らし。冷蔵庫の中身は貧弱だ。最後に、ポカリスエットとタバコが残った。台風は、まだ通過しない。明くる朝、玄関にバナナが下げてあった。ありがたかった。 たまたま今日、インドネシアから日本にやってきて30年以上という方にお会いしたが、曰く日本の台風への反応は過剰だ、と。それはそうだ。4800の島から成るインドネシアで、沖縄級の台風を経験しない地域の方が少ないだろう。 しかし、である。やはり、ブラウン管の向うが気になる。あの人は元気か？あの人の家は停電してはいないか？怪我は？事故は？ 台風銀座に住んで台風に無抵抗だったナイチャーであるが、受けた恩は忘れない。慣れっこ、とウチナンチュは言うだろうけれど、かの地の恩人の無事を祈る。（了） ■著作です：何のために生き、死ぬの？ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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