|
テーマ:たわごと(26839)
カテゴリ:雑記、手記
先日、誕生日を迎えました。なんだかこの年齢になると、昔のような青臭さが薄れてきて、一つ齢を重ねる、ということの重みに鈍感になっているような気がします。
昔は、誕生日には日記をつけ、そこに一年の目標とか、自分へのミッションを書き付けて、ことあるごとに読み返して自己研鑽していたりしましたけど、いつからかそういう若さゆえの力みから遠ざかってしまいました。同時に、漫然と歳を取っているような気にもなります。 久しぶりに、今年は目標を立てました。 ■「幸福とは、バケツを一杯に充たすことではない」 これは学生時代に一年お世話になった恩師からいただいた色紙に書いてあった言葉ですが、その当時は若く、好奇心が旺盛で、野心もたっぷり。言葉の意味が分かりませんでした。しかし、あれから10年経って、最近この言葉の意味や価値が身に沁みてきます。 あれもしたい、これも欲しい、何もかも知りたい…そうやって我武者羅にバケツを充たしたとして、それに振り回されかえって消耗することの方が多いような気がしています。 何が自分にとって大切なのか。削いでいくと案外少ないような気がします。それを大事にしながら、ゆっくり自分自身を整理してみたいと思っています。(了) ■著作です:何のために生き、死ぬの?。推薦文に帯津良一・帯津三敬病院名誉院長。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑記、手記] カテゴリの最新記事
|
|