恵比寿「レストラン間」のディナーコース
恵比寿にある「レストラン間」で奥さんとディナーを楽しんできました。こちらのお店には、もう何度も通っています。土日の予約はすぐに埋まってしまう人気店です。安くて美味しいので仕方ありません。まずはフォアグラのスコーン。ほろほろ崩れるスコーンの中にフォアグラのムースが詰めてあります。ほんのわずかに甘いスコーンと、脂っぽくて塩気のあるムースの相性が抜群です。次でいきなりスペシャリテが出ます。季節の野菜パルフェは殿堂入りしている一品です。二皿目でいきなり盛り上がるので普通のコースのつもりで食べるとテンションが変になります。穴子と蟹のオペラは、添えてある野菜も、三種のソースも、どれも非常に美味しかった。蕪で牛頬肉を包んだスープです。ほっとする味ですね。メインは和牛のポワレ。ソースはポルとソースです。奥さんは豚のロティを頼んだので一切れずつシェアします。間のコースの特徴は、ここで御飯物が出ることです。「くずし」と呼んでいるのですが、普通のコースのイメージを崩すから、と聞いています。今日のくずしはサーモンとあさりの御飯。半分食べたところでクリームを加えたらリゾット風になるので二度楽しめました。デザートは苺のショートケーキ。苺とフロマージュブランのアイスが添えてあります。コースを食べた時は、食後にコーヒーを飲みながら「一皿おかわりできるとしたらどれを頼むか?」というテーマで感想戦をします。殿堂入りしている野菜パルフェは対象外です。結局、穴子と蟹のオペラかメインのどちらか、という感じで結論は出ませんでした。どれも安定してハイレベルに美味しいのです。混んでくるとサーブの間隔が開き気味になりますし、テーブル間の距離が近めなので、お隣が賑やかなグループだと気になることがあります。でも、会計はグラスのドリンクを一杯ずつ頼んでふたりで14,000円くらいです。この味この値段で、これ以上の注文は付けられません。大満足です。