2005/09/23(金)23:34
シックハウスその3
シックハウスの発症には何度も書きますが
個人差があります。根気よくいきます。
もしかして、これはシックハウス!?と思うのは
入居後数日もあれば1年くらいからさらに
数年生活して出る人などさまざまです。
ですのでいま何でもなくても、今後の住環境に
よってはどうなるか分からないっていう恐さも有ります。
よく例えられるのはコップの水ですね。
体の中にあるコップに発症する原因とされる化学物質が
いっぱいになった時にあふれ出したときに発症します。
許容量は各個人で異なるでしょうけど、いまは
大丈夫だから将来にわたって大丈夫という訳では無い
という事です。
そしてやっかいなのは、花粉症の様に自覚症状は無いが
そのような良くない空気環境にいれば、この化学物質が
体内に蓄積され続けていく事。
そしてその人の適応能力をこえて、許容範囲を超えた時には
相当進行している事が多いということ。
ではシックハウスの主な原因とされるホルムアルデヒドなど
は住宅のどこからどれだけでるか。
室内では床47%壁22%天井15%戸16%が目安で
あり壁からは1~2週間で放散し濃度も比較的下がるが
床は床内部で拡散していくため、ホルムも拡散が続いて行く。
温度があがる床暖房は濃度が高くなるので注意する必要
があります。もちろん合板フローリングにビニールクロス
の時ですね。
それらホルムアルデヒドが出る室内での生活は一日の
70%~80%位はあるのではないでしょうか。
特に奥様やお子さまたちは。
お子さんはまだ免疫力も弱いですよね。
許容量も小さいのです。
人間が一日に吸う空気は約2万リットル。重さにして20KG
いかに多くの室内空気やそこからの物質を吸い込んでいるか
再認識が必要なのではないでしょうか。
症状が出てからでは遅いのです。
悪いと分かっているものをどれだけ排除出来るか。
そのように考えたいもんです。
すでに買ったり建ててしまったりしていて
リフォームするにはまだ早いし、予算も無いし・・・
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