健やかに目覚めて,
「朝,健やかに目覚めて着物を着替えご飯がおいしく食べられるそんな普通の暮らしがどれだけありがたいことか。幸せは遠くにあるんじゃなくて、今ここにあるもの・・・」生活評論家の吉沢久子さんが書いていました。青い鳥は遠くに捜しに行くものではなくて,今ここにあるのでしょう。そのことになかなか気がつかないであちこち捜しまわっている・・・そのように達観できるまでにはある程度の年の積み重ねが必要なのかもしれません。 「・・ひとりで楽しいことを見つけて笑顔で過ごせる人こそ,ふたりでも大勢でも楽しめる人・・・心の自立とは,そういうことではないでしょうか・・・」88才になったとき軽やかにこう言ってのける自立した人間に憧れます。先日イサムチャンと楽しみの数を数えてみました。そしてその多さにビックリ。したいことが山ほどある二人です。お互いに自立した人間として寄り掛かり合うのではなく,助け合って励ましあって生きていきたいもの。「水」「薬」「パンツ」・・・・朝から聞こえるこの声に,約束はどうしたのじゃ・・・と思うけれど,まあ今は許してあげましょう。