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カテゴリ:雑感
子どもの貧困を語る上で、避けては通れない一人親世帯のこと。
特に、母子家庭の貧困が話題になることが多いが。 まず最初に前提として。 一人親世帯が片親いなくなるのも、 様々な理由がある。 一方が不慮の事故で亡くなったのかもしれないし、 虐待や家庭内暴力から逃げたからかもしれない。 が、両親の間の感情のもつれが原因で、離婚に至った。 っていうケースがかなりの割合なんじゃないか?と思う。 ちゃんと統計データを見たわけじゃないので、間違ってたらあれだが。 で、この離婚っていうケースに、思う所があるのである。 離婚で母子家庭になると、 男女の賃金格差っていう問題もあるし、 子育てとフルタイム勤務の両立が難しいって問題もあるし、 で、母子家庭は貧困に陥りやすい、のであるが。 その一方で、離婚した場合、母親の単独親権っていう場合が多く、 その場合、父親は子どもと会わせてももらえない。 っていうケースも少なくない、と聞いている。 妻が夫に愛想が尽きたっていうだけのことで、 どうして、子どもが貧困の道連れにされないといけないのか? 別に、経済力の無い母親に子育てする資格は無い、 なんてことを言いたいんではなく。 どうして、子どもから一方の親を取り上げないといけないのか? っていうことを、もっと問題視しないといけないんじゃないか。 海外だと、離婚しようが何しようが、どちらも子どもにとっては親、 っていう考え方が一般的で、 一方の親を子どもに一切関わらせないで、金だけ払え、 なんてことは、あまり無い、らしい。 まぁ、そういう国が他に無いとは言わんが。 それこそ、日本の離婚の典型例として、 仕事にかまけて家庭を省みない夫に愛想をつかして、 妻が子どもを連れて実家に帰っちゃう、なんてことしたら、 西欧では誘拐罪に問われかねない問題行動なのである。 子どもから、大人の都合で片親を取り上げるっていうの、 制度的になんとか出来んもんかねぇ。。。 もちろん、虐待とか、必要性があってならダメとは言わんが。 まぁ、それ以前に、 子育てコストを親にだけ押し付けるんじゃなしに、 社会全体で、それを負担する仕組み作りが必要なんだけども。 「子ども手当」を潰した自民党には、その役はムリポ。 最低でも政権交代は必要だわなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.16 23:17:18
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