小笠原ダイビングライフ

2007/02/13(火)22:18

アラスカの旅-3

アラスカ(12)

 氷は手に持てそうな小さなものから、上陸できそうな大きなものまで大きさも形も様々。まるで、誰かが手を加えたかのような形の氷もある。色も光を通して美しいブルーに輝いているものもある。針葉樹の森を背景に流れる氷、その姿に夢中になってシャッターを切った。1週間のこのクルーズのために用意したフィルムは3パック(60本)シャッターを切りながらもペース配分が気にかかる。デジタルカメラ全盛の現在からは考えられないことだが、たった6年前の話だ。  ちなみに撮影機材はカメラボディ3台にレンズは5本。キャノンのEOS3とEOS5に300ミリと70ー200ミリをメインで28ー135、ニコンF4に24ミリ。F4は当時ハウジングにいれて水中機材として使用していたものを、ほぼ初めて陸撮で使った。F4は持って行こうか悩んだが、キャノンの広角レンズを持っていなかったので重いけど頑張って持っていった。結局、風景しか使わなかったけど。しかし、この機材とフィルム60本、飛行機の機内持ち込みは結構辛かった。が、同行者の中にはさらなるつわものがいた。空港であったときに、その荷物の多さに驚いたが、その中身はクルーズ中、徐々に明らかになってゆくのだった。そして、僕も含め、同行者の多くが彼のその次から次へと登場するアイテムの恩恵にあずかることとなるのであった。

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