競馬ホープ中村のブログ

８月１日の金沢競馬メインレースは第６１回 ＭＲＯ金賞 坂東牧場協賛(ビービーガルダン賞) ３歳重賞【G１ステップ】［東海・近畿・北陸交流 １９００m］

園田より３頭、笠松より２頭、名古屋より１頭が遠征。フルゲート１２頭での出走となりました。

単勝１番人気は３連勝中のディープインパクト産駒、園田マイフォルテ(田中学・田中範)



２番人気は地元ヤマミダンス(藤田弘・中川雅)



３番人気は石川ダービーを制した、地元ヴィーナスアロー(田知弘・金田)



レースはスタートでマイフォルテ、アポロノリュウジンが出遅れ。スタート良く、ハナを主張したのは何とムーンファースト(栗原大・金田)、逃げると思われていた笠松のグレイトデピュティ(島崎和・柴田高)が２番手、その外３番手にヤマミダンス




後続は離れて追走



ラップは
8.2-11.7-12.8-13.0-13.6-13.7-12.4.12.8-14.7

上がり52.6-39.9

前半スローに落とし、残り３ハロンでスパートしたムーンファーストが直線で迫るヤマミダンスを２馬身半押さえて勝利。２番手追走のグレイトデピュティが粘って３着と前々での結果。

園田でのレース同様に早目に仕掛けて行ったマイフォルテが４着

同じく早目に動いて行った、園田ホープクリスエス(杉浦健・田中範)が５着



栗原大河騎手はデビュー３年目でこれが重賞７度目の騎乗で初重賞制覇

勝ったムーンファーストは

父グラスワンダー
母ファーマレッド
母父ネオユニヴァース
馬主は(共)飛彈共榮 様


昨年、金沢に入厩し『ゴロウマル』としてデビュー予定だったが



あまりにも気性が激しく、この事故で外傷。立て直しと馴致のために放牧。再度、今春に入厩してデビュー。
これまで９戦して１着４回、２着５回の連対パーフェクトで今回が初の重賞挑戦で制覇となった。

ヤマミダンス、ヴィーナスアローは残念だったが、ムーンファーストも生え抜きでデビューから手綱を取っているのは若手のホープ栗原大河騎手。これからも、このコンビの活躍に期待したい