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• ジャワ島地震募金

  ネットの新聞記事はすぐ流れてしまうのでメモ。引用元は朝日コムです。ソース: http://www.asahi.com/special/060527/TKY200605290151.html-------------救援募金の受付始まる　ジャワ島地震 2006年05月29日13時33分 　ジャワ島中部地震の被災者を支援するため、国内でも緊急募金の動きが広まっている。連絡先などは次の通り。 　◇財団法人「日本インドネシア協会」（０３・３６６１・２９５６）　郵便振替で口座名義は同協会、口座番号は００１３０・９・１９６７１０。 　◇日本赤十字社（０３・３４３７・７０８１）　郵便振替で口座名義は「日本赤十字社」、口座番号は００１１０・２・５６０６。通信欄に「ジャワ地震」と明記。 　◇日本ユニセフ協会（０１２０・８８１０５２）　郵便振替で口座名義は同協会、口座番号は００１１０・５・７９５００。振替用紙の通信欄に「ジャワ島」と明記。 　◇国際医療ＮＧＯ「ＡＭＤＡ」（０８６・２８４・７７３０）　郵便振替で口座名義は「ＡＭＤＡ」、口座番号は０１２５０・２・４０７０９。通信欄に「ジャワ島中部地震」と明記。 ----------------　新聞記事の引用だけでは芸がないので、耳慣れない団体についてぐぐった結果を。財・日本インドネシア協会　日・インドネシア間の親善通商及び経済協力の増進及び文化交流を目的とする公益法人。昭和33年設立。　ＡＭＤＡ　　　　1984年設立、本部は岡山県。アジア、アフリカ、中南米において戦争・自然災害・貧困等により社会的・経済的に恵まれず社会から取り残されている人々への医療救援と生活状態改善のための支援を実施しているNGO・国際医療ボランティア組織。

  2006.05.29

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• 政治家の器量

  小泉チルドレンのタイゾー議員、結婚騒動の次はブログでのパクリ疑惑をおこし、さらにインタビューであっさり疑惑を認める発言をしたのでかなりびっくり。当初の料亭発言の頃から軽薄でものを考えない人に見えましたが、そのまんま印象が覆りませんね。実名ブログに書いた問題の自殺ネタは脈絡も必然性もなかったし、さらに、たまたま同じシチュエーションだったと逃げることもできるのに、あっさりTVカメラの前で剽窃を認めるのは、私は考えずに行動する軽はずみな人間です、と公言してるのと同じことです。家長としての責任が太陽よりも重いと感じてても別にいいですが、もっとずっと重い国会議員の責任を負うのは無理では?小泉チルドレンと言えば、唯一閣僚入りした猪口大臣、この人も、なんだかなあ、という印象がそのまま続いています。例の青いドレスは全く気になりませんでしたが、げげっと思ったのが出産無料化宣言でした。別に出産無料化がいい悪いということではなくて、この緊縮財政の折りに、財源も詰めず根回しもなく、担当大臣の立場でかなりの金がかかる政策を勝手に宣言するのは無責任だということもわからなかったようです。それに、金を使う、というのは一番安直で誰にでもできる方法です。財政をいかに圧縮するかがまず大きな問題であって、そのために、どうやって金を使わずにさまざまな政策実施するか、というのが政治・行政の知恵の絞りどころなのに、大臣になって最初に金のばらまき宣言をするとは・・・。そっち方面に知り合いはいないので想像にすぎませんが、事務方は、人気取りで無責任発言した人でも大臣なら顔を立てざるをえないので、知恵を絞って出産一時金の前倒し負担、という技を繰り出した、というのが最近の一連の流れのように思えます。政治家としてのキャリアがぜんぜん違うので女性大臣というだけで比べちゃ申し訳ないけど、その辺がすごくうまいし賢いな、と思うのが小池大臣。クールビスにウォームビズ、まあ発案は当人じゃないでしょうが、かなりそつなく旗振り役を務めた印象です。定着するかどうかは???ながら、企業側の冷暖房経費節減の思惑ともうまく一致した結果、あまり金をかけずにある程度の成果をあげた上、アパレル業界まで潤ったのはクリーンヒットと言っていいんじゃないでしょうか。

  2006.05.25

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• 匿名報道・・・

  17日(水)に、日テレのアナウンサーが高校生のスカート内を携帯カメラで盗撮して現行犯逮捕、と言うニュースが流れました。不起訴処分ですが、面白いことにほとんどのTV局がこのニュースを流していますがその全てが「プライバシー保護のため」と称して名前を報道していません。すでに処分が確定していれば被疑者ではないはずだし、少年でも被害者でもないのに匿名というのは身内への特別な配慮に見えてしまいます。ミラーマンと呼ばれた元早大某教授もきっちり最初から実名で報道されてたし・・・。しばらく前に、被害者を実名報道するかどうかの判断件を警察が持つか報道機関が持つかという議論が盛り上がってましたが、警察が個別に判断していいのかどうかという前にとにかく報道機関に判断権を握らせたくはないな、と一市民として思いました。------------------- 以下、5/26に追加[メモ]天漢日乗　5/21　この件に関連して炎上した元日テレの女性アナウンサーのブログについてのエントリです。大元のブログは、現在問題部分が公開されていませんが、ここで一部引用されてました。　これって、炎上はしょうがないでしょうね。原文全部読めないので割り引くとしても、これはちょっと盗撮された女子高生がかわいそうな気がしました。mumurブルログ　5/22　匿名報道について、日テレに苦情電話をかけた人のエントリ。　株主を騙るのも含めて行動自体はちょっと何だ、と思うものの、日テレ側の応答模様には興味があったので、メモ。

  2006.05.18

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• モラルの問題

  ここ二日ばかりの間、TVのニュース系の番組を見ていて驚いたことがいくつかありました。一つは、耐震偽装事件の姉歯氏の宿泊先ホテル関係者談話やホテルの防犯ビデオ映像が流れていることです。東京都心部でも、一泊一万円弱程度であればビジネスホテルもだいたい中級クラスです。客として受け入れて金を取っておきながら、なぜ防犯ビデオのフロント前に立つ映像とか従業員談話とか、犯罪には全く関係がなく個人のプライバシーにかかわるようなものがメディアに流れてしまうんでしょうか。報道する方もする方ですが、ホテル関係者の重大なモラルの欠如を感じるので、姉歯氏のプライベート映像よりも、神田近辺にあるらしいこの情報元のホテルがどこか、ぜひ知りたい気がします。もう一つが、保釈されるらしい堀江氏の、拘置所の出待ち。他のライブドア関係者のときも、なぜわざわざここまで映すかねと思いましたが、そのあとも、車を延々と追い回す執拗さは、いやらしいものを感じました。一般国民の「知る権利」は大切なものですが、犯罪に直接関係ないところで、犯罪被疑者なんだからこの位のことは当然だといわんばかりの、メディアの妙な制裁意識とか、被疑者たちに対する反感のようなものが下敷きにあるような気がします。やはり耐震偽装事件で、昨日の逮捕前の木村建設の篠崎氏への散歩中の強引な取材模様が流された際も、テレ朝レポーターが、取材と言うよりは明らかに篠崎氏に非難をぶつけている様子が流れ、個人的に気持ちはわからなくもありませんが、何かプロとして仕事を履き違えてないかな、という違和感を感じました。

  2006.04.27

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• 衆院千葉７区補選

  遡及日記です。千葉７区住民じゃないので、野次馬的興味で民主が勝つと予想しつつ見てましたが、予想を超える民主の圧勝でしたね。情勢的には、ここでまた自民が勝ってあまり調子に乗って欲しくないと思うものの、候補者のスペック自体は断然自民党候補の方がまともだったので、この結果は何とも悩ましいところです。民主の太田候補は、まともなメディアに流れている情報だけ見ても、庶民派の最年少キャバクラ国会議員と騒がれ、先輩議員になるタイゾー氏と大差ない印象です。先の衆院戦で、タイゾー氏を見て、自民にはもっと他にまともな候補がいないのかと思いましたが、なにも民主までまねしなくてもいいんじゃないか、というのが正直な感想です。西洋菓子の研究家が、それまでそんなことを考えていたとも思えない「食育」を看板に売り込んでるのもなんだかなと思いましたが、今回の補選も、裕福な家に育って生活のためにキャバ嬢する必要があったとはとても思えない候補者に、庶民派だの「地べたをはって生きてきた女」という看板を掲げさせのも、かえって政治不信が募ります。ともあれ、本当に庶民派なのか、年は若くても国会議員として立派にやっていけるのかは、今後当人の言動が証明していくでしょう。残念だった自民の斎藤候補、「じゃんけんポン！さいとうけん！」というキャッチフレーズは、今後封印をお勧めします。

  2006.04.24

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• 山手線ストップ・・・

  今日は昼過ぎからカイロでした。気持ちのいいお天気でそこそこ体調も悪くなかったので、朝顔の種まきと、サンセベリアやミリオンバンブーの植え替えを片付け、ぎりぎりの時間になってしまってあわてて家を出ました。埼京線に乗ろうと新宿でJRの改札をくぐったら、案内表示がブラックアウトしており、止まっているというので、山手線に回ったらこちらもストップして再開目処が立たないとのこと。池袋まで出ないといけないので、中央線でお茶の水まで出るかと思ったところで、携帯電話を忘れて来ていることに気づきました。どうあがいても予約に30分以上遅れますが、携帯がないと連絡先の番号がわからないのです。仕方がないので一旦帰宅して連絡を入れて治療時間を調整し、片道一時間近くかけて池袋まで往復し、半日がつぶれました。やれやれ。右上の画像は、植え替え済みのサンセベリア。五年ほど前に、右側の短い葉三枚が根を切られた状態で切花と一緒に売られていたもので、その後左側の背の高い葉のある株が増え、とうとう10号鉢に昇格しました。

  2006.04.24

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• 騒音おばさん実刑

  懲役一年と聞いて、結構びっくりしました。個人的には、懲役にはせずに、一年間のカウンセリングを義務付けした方が、問題解決により役立つのでは、と思いました。また、被疑者には世話をしなければならない病気の家族が複数いるみたいですし。騒音対策として条例はできたものの罰則規定はないし、一年の禁錮だけでは、出てきた後にさらに感情的にはこじれる気がします。

  2006.04.21

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• ライブドア株取引終了

  今日が取引の最終日だということを取引時間後に知り、ちょっと残念でした。上場廃止になると、保護預かりしなくなるので、社長の入った株券が郵送されてくるそうで、まだ株券見たことがないし、一株100円弱なら記念に１～２株入手してみたかったです。

  2006.04.13

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• CPE撤回

  フランスの話ですが、デモやらストやらでさんざんもめた雇用政策が昨日撤回されましたね。２６歳以下の人を二年も試用期間で雇って、理由なしに解雇できるなんてあまりまともな話ではなく、学生たちの反発は当然です。翻って国内でも、実質的に労働基準法の制限を外す法律を作る方向で厚労省が検討しているようですね。いろいろ、表向きはよさげなお題目が並んでいますが、結果的に、さらに長時間労働を加速することにしかならないような気がして嫌な感じです。

  2006.04.11

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• WBC日本優勝

  もともと、スポーツは見るよりやるのが好きなので、あまり観戦は趣味ではなく、ＷＢＣも、二次リーグの日米戦後半と今回の決勝の後半しか見ていませんが、正直、まさか優勝するとは思いませんでした。決勝のキューバ戦も、九回裏キューバの攻撃がかなりあっさり終わってしまいましたが、しろうと目にも見ごたえのある試合でした。一方で、日韓戦が三回もあったり、勝った試合数よりも得点数が重視されたり、審判の国籍が偏っていたりと、ルール設定の不自然も目立ったので、アメリカが勝つよう、あらかじめ仕組まれていたできレースだった、という噂も、あながち否定できないなという気がしてしまいます。

  2006.03.21

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  保険会社のCM

  よく行くブログに、「ずーっと気になってたアリコ」というエントリを見つけました。これに倣って、「保険　最悪」というワードでぐぐってみたら、たまたまだとは思いますが、いきがかりで長年加入している国内某社の話題が上位にひっかかり、ちょっと笑えなかったです。それにしても、たしかに日中の外資系保険会社のＣＭは多くて、アリコ以外でも、あひるのＣＭシリーズが好感度の高いアフラックとか、国内企業ですがハナコアラがうけてるそんぽ24とかは、単純にＣＭ自体が楽しめます。一方で、毎日曜の夜７時半からはフジテレビの「名作劇場」に釘付けだった子供の一人として、非常に神経にさわるのが「ハロースイス」のチューリッヒのＣＭ。ハイジの使い方がかなりえげつなくて、ああ、カルピスは品位のあるスポンサーだった、と今更ながら思ったりします。チューリッヒさん、当時のあの番組を夢中で見ていたのは、30代後半から40代前半の人口のかなりを占めると思います。もし顧客のメインターゲットがその世代なら、あのハイジシリーズのＣＭ、むしろ企業イメージが悪化するのでは・・・。[注]　画像借りただけでリンクしてません。

  2006.03.13

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• 永田議員の記者会見

  生中継全部見てしまいました。思ったよりまともにやってると思ったのもつかの間、結局例の電子メールが本物であることを証明が困難なので謝るが、疑惑は残っている、というスタンスでびっくり。本音がそういう気持ちであっても仕方がないけど、一般人を根拠が無いまま再び公式の場で非難したともとれなくもない内容になってしまい、このせいであわててこの後の前原代表が党としてメールには信憑性がないと判断するので国政調査権を取り下げる、という全面撤退宣言をする羽目になり、さらにまだこの問題、収拾つきそうにない模様。永田議員、役人上がりとは思えないほど詰めが甘いですね。自分が討ち死にするのは自業自得ですし、情報提供者や疑惑を個人的に信じることは結構ですが、確証を握るまではそれは黙っているべきだってことを未だに理解できていないようで、このまま下手に転がれば党首の首も危なそうですね。なんだか情けない話です。。

  2006.02.28

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• フィギュアスケート・エキシビション

  今日は、病院で診断書をとり職場に提出がてら顔を出す、月で一番活動量の多い日です。このところかなり調子が悪い上、雪の予報は当たりませんでしたが、温度の低い日に長時間外出となれば悪化は確実なので憂鬱です。今朝はオリンピック・フィギュアのエキシビションなので、夕方に用事を全て済ませて帰宅するとあわててＴＶをつけたのですが、丁度四位の人たちの演技に間に合いました。目当ては荒川・村主・スルツカヤに張ペアで、アイスダンスや男子シングルはあまり興味がないので本戦も見てない位だったのですが、プルシェンコが予想外に凄くてびっくり。

  2006.02.24

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• 猫の日の党首討論

  ライブドア前社長が自民党武部勤幹事長の次男に入金指示したメールの件があったので、生中継を全部見たのですが、前原さんの主張はかなり無理がありましたね。部下を見捨てないのは美徳ですが、国会議員としてもうすこし筋の通った話をして欲しかったです。堀江さん個人が武部さんの次男を選挙コンサルタントとして雇うのはたぶん違法ではないと思いますし、メールの内容はライブドアが会社として武部さんの次男に金を支払う指示なので、違法性があるとすれば主にライブドア社と堀江さんだろうという気がします。次男から武部さん本人にその金が流れ、その結果として武部さんが堀江さんを応援した、ということになってはじめて武部さんが悪い、ということになります。的外れなことを言うことも多い小泉さんですが、「公権力の行使に当たっては相応の妥当性が必要」というのは非常にまっとうなのに対し、「国政調査権を発動してくれれば相応の証拠を出す」という前原さんの主張はどう見てもまっとうな話ではない気がしました。

  2006.02.22

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• スイスの口座

  ライブドア騒ぎ、時間が経つにつれ、あまりまともではなさそうな話が出てきて、結構驚いています。やっぱり、裸一貫で会社を立ち上げて急成長させる、というのは、まともな手段では非常に困難だ、ということなんでしょうか。スイスの口座なんて話も出てきて、なんか古臭い漫画のようですが、スイスで資金運用というのは実はわりとある話のようです。知り合いがヘッドハンティングでスイスの金融関係の会社に引き抜かれて現地に行くことが決まったので、友人達で壮行会を開きました。スイスでどういう仕事をするのかと聞いたら、投資などの資金運用で、彼は日本人顧客を担当するために雇われたとのこと。運用の最小単位は億だが、それだけの金を持つ客を紹介してくれたらキックバックする、と真顔で言われて内心のけぞりました。金持ち、結構いるみたいです。

  2006.02.06

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• シャラポワ VS ヒンギス

  たまたま昨日ＴＶをつけたらの千駄ヶ谷にある東京体育館での東レＰＰＯ準決勝が始まるところで、テニスはそれほど好きなわけでもないのですが、あまりにいい試合だったので、最後まで見てしまいました。ヒンギスが素晴しかったので、今日の午後二時半から中継があった決勝も見ましたが、今日は昨日とはうって変わった試合運びになり、ちょっと残念です。

  2006.02.05

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• いいニュース

  　長らく議論ばかり進んでなかなか先に進まない公務員制度改革の流れの中、残念ながら底辺にいる現場の職員の感覚では、いい方向に向かっているような気があまりしないのですが、めずらしく現場がいい方向に変わりそうな話を見つけたので、メモします。ソースは朝日.comです。　様々な「不良職員」は話だけではなく実例までいくつも見てきましたが、これまで免職どころか降格すら実例を聞いたこともなく、現在あまりにも困った人々が野放しになりすぎている気がします。　ただしこの手の制度は、昨今毀誉褒貶の激しい成果主義と同様、業績評価につながるものなので、雇用主が決定的な労働者の生殺与奪権を握ることのできる、諸刃の剣です。　バブル末期に、個室でポスト制の欧米型雇用制度の中で働く機会があり、当時その職場はリストラ実施の真っ最中でした。効率よくコストカットするために、給与は高いが地位の低い末端職員を、組織替えを名目にこれまでと全く違う種類の仕事に配置換えし、評価を下げて居心地を悪くした上、早期退職制度を目の前にぶら下げて任意辞職に追い込むという、一見スマートですが人をはめるような手法がシステマティックに採られていました。　また、そういう個室型で同じポストに長期間い続ける職場では、基本的に横で見ている同僚や隣の部署の上司といった存在はおらず、どちらかが別のポストに応募して採用されるか組織替えでもないかぎり人事異動はないので、部下に及ぼす直属の上司の権限が非常に大きく、皆理不尽な上司にも反抗などできなくなります。　国家公務員の職場は、たいてい大部屋で異動周期も短いので、そういった弊害は出にくいのがありがたいところです。　当時私は、日本の雇用制度は世界標準に乗り遅れており、欧米型の雇用制度こそ理想的、という根拠のない幻想を抱いていたのですが、実際に「理想の職場」に入ってみて、皮肉にも日本型システムの比べ物にならない良さを思い知ることになりました。---------------消える？「不良国家公務員」　人事院が処分の指針づくり2006年01月29日10時00分　職場でインターネットざんまいといった「不良国家公務員」をなくそうと、人事院が処分の指針づくりを始めた。免職や降格ができる「分限制度」はあるが、不服申し立てや訴訟を恐れた各省庁が「職員の処分に慎重になりがち」（人事院）で、制度が十分に活用されてこなかったためだ。　国家公務員の処分は、「勤務実績不良」や「適格性欠如」などを理由に免職や降格ができる分限制度に基づいて行われる。ただ、実際に免職になったのは、０４年度で一般職６５万人中わずか３５人。免職の多くは行方不明者で、「適格性」の有無を問う以前の事例だった。降格は１人に過ぎなかった。　各省庁には、度重なる無断欠勤や遅刻・早退、上司への反抗や暴言、セクハラ（性的嫌がらせ）などの事例が報告されているが、担当者が対応に頭を痛めている。　このため、３月を目標に指針を策定し、実例に基づく問題職員のケースや、処分に至る手続きなどを示すことにした。注意や配置換えをしながら、半年から１年間観察し、警告したうえで処分するという手続きになる見通し。地方自治体の先行例を参考にする。　政府は現在、国家公務員の総人件費削減を進めている。分限制度では行政改革や財政難を理由にした職員の処分も認めているが、人事院は、今回の指針は「問題職員」に限り、こうしたケースに広げない考えだ。 ---------------

  2006.01.29

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• 額の汗

  先に断っておきますが、私はライブドアや堀江前社長の崇拝者でもなんでもありません。ニュースを見ていると、例のライブドア騒動で、「額に汗している人間を馬鹿にしている」と言う類のコメントをしているメディア関係者が多い上に、ヒステリックな論調のものが多くてうんざりします。よく考えなくたって、今のライブドアグループを築き上げるためには、たとえ容疑の不法手段を使ったとしても、常人以上の努力も必要というのは明らかでしょう。他企業の経営者ならともかく、雇われのキャスターや芸人くずれが、いかにもわかった風に、拝金主義だの、愛情が足りない育ち方をしただと、堀江前社長を批判しているのは聞いていて違和感が激しいし、国外メディア関係者がインタビューで「容疑者の段階ではまだ犯罪者という扱いはしない」という趣旨の発言をしていて、全くもってそのとおりだと思いました。「額に汗する」ということから考えていけば、問題は、文字通りそういう仕事をしている人々が、一生懸命働いてもある程度の生活水準を維持することのできる十分な収入や、突然の病気その他の人生に起きうる不幸なイベントに対して備えられる身分の保障がされにくくなりつつある、ということで、それに関する責任は新興IT起業などではなくて、今の既得権益を握っている政財界の人々にある、と私は思います。今、先の選挙で落選した堀江候補を応援した自民党の責任も問われていますが、その前にその質問を政治家に浴びせかけているあんたらメディアの責任はどうよ、という気もすごくします。

  2006.01.25

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• ライブドア株

  昨日の晩に強制捜査が入り、今日はストップ安だそうですね。構造計算書偽造問題での小嶋社長の国会証人喚問とか、連続幼女殺人の宮崎被告への最高裁判決とか、話題の多い一日で、ニュース番組が軒並み時間延長したのも驚きましたが、さらに結構驚いたのが、ライブドア問題でコメントするメディアの人々や政財界人その他、みんななんかやけに嬉しそうで、さらにまるで犯罪が確定しているかのような話しぶりだったことです。メディアの現場の方々に当初だいぶ横柄な対応をしていたので好かれていないとは思ったのですが、結局出る杭を打つのがみんな好き、ということなんでしょうか。

  2006.01.17

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• ドラマな職場

  ぜんぜん違う仕事をしている人から、その仕事の話を聞くのが好きです。いかに、職場により「常識」が違うか、というのは目からウロコものですし、地味に見える仕事がかなりドラマチックだったりします。例えば、税務所勤め。税務署の窓口の中でひたすら計算するという地味なイメージでしたが、査察の仕事になると、いろいろな事務所や自宅に入り、それこそ植木鉢の中とか、飼い犬のおなかとかから出てくる証拠物件を探す、テレビのようなことを実際やっているのだそうです。「ここ開けていいですか？」と許可をとるスタンスをとりつつ、返事を待たずに開けるのがコツ、とか、昔いろいろ興味深い話を伺ったことがあります。今回参加した合宿では、ご一緒した福祉系の仕事をしている知り合いが昨年の人事異動で違う職場に移ったというので、今何をしているのか聞いたら、児童虐待などに対応する仕事なのだそうです。通報を受けて現場に行って状況確認をしたり、問題のある家庭に定期的に訪問して話を聞いたり、最悪の場合には、正式な手続きを踏んで児童保護施設に子供を保護することもあるそうで、「子供の保護」と一言で書くのは簡単ですが、実際に親から子供を取り上げるようなことをしなけれはならないわけで、その後の親との対応も含めていろいろ生々しい話を聞きました。「特に赤ん坊が一番恐い。弱いからちょっとしたことですぐ死んじゃうからね。」という彼の言葉に、仕事の重さが現れている気がしました。今の職場に移ってから、潰瘍を患っているそうです。

  2006.01.15

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• 全日本フィギュア採点ミス

  正直、男子の方はそれほど興味がなかったりしますが、グランプリファイナルでいまいちだった織田ががんばってるなと思ったら、表彰式をやった後で採点ミスが発覚してやっぱり高橋が優勝、という記事を見つけてのけぞりました。二人とも、一枚しかないトリノ行き切符を賭けて、必死でやっているのだろうに、繰上げ優勝した高橋はともかく、ぬか喜びさせられた織田がかなりかわいそうだし、こういうミスはあってはいけないと思います。知っている限りでは、今月に入ってからＮＨＫ杯、グランプリファイナルに全日本とたてつづけに大きな大会があり、ＮＨＫ杯で織田が優勝、グランプリファイナルでは高橋三位、織田四位で、今回の全日本はトリノ行きの最終選考会を兼ねています。-------------------Source: 中日新聞http://www.chunichi.co.jp/00/spo/20051225/mng_____spo_____003.shtml高橋大輔が“逆転”Ｖ全日本フィギュア　採点ミスで迷走　フィギュアスケートのトリノ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は２４日、東京・国立代々木競技場で行われ、採点ミスで男子の優勝者と２位が入れ替わる前代未聞の大失態が起きた。最終的に高橋大輔（１９）＝関大＝が優勝。同種目の日本の五輪出場枠は１。五輪代表は２５日の選考会議で決まるが、高橋は代表の座を確実にした。　男子は同日のフリーを実施後、一度は織田信成（１８）＝関大＝が合計２２６・１０点で優勝と発表され、表彰式も行われた。その後、織田が規定を超える回数の３回転ジャンプに挑んでいたことが判明。７・４０点が削除され、２２３・１２点で２位だった高橋が繰り上がり優勝した。　会見した連盟の小野長久フィギュア部長によると、織田はフリーで一つの種類の３回転ジャンプを２回までしか跳んではいけないところ、３回跳んだと認定された。うち１回は採点から外されるべきなのに連盟の集計用コンピューターが反応せず、後で技術員がミスに気づいたという。　連盟は審判員がジャンプの回数に気付かなかった人為的ミスと、コンピューターのソフトの設定ミスが重なったと発表。表彰式が行われた後だったため、約１時間後、残っていたわずかな観客が見守る中で高橋に優勝カップが手渡された。◆号泣一転「複雑」　すでに表彰式は行われた後だった。採点ミスが発覚した男子で、優勝者が入れ替わった。表彰台の２位の位置で悔しさを押し殺していた高橋は、約１時間後の午前零時近く、観客のいない会場のリンクにたった一人で金メダルと優勝カップを持って現れ、複雑な笑みを浮かべるしかなかった。　「すごい複雑。初めての経験で戸惑っている」と、２位とされた初めの表彰式直後に周囲が騒いでいたことで知ったという。　織田が演じたフリーの得点での採点ミス。コンピューター上できちんと削除されなければいけない点数が、そのまま生きてしまい、気づくのが遅かったというお粗末さだった。　高橋は、この日のフリーでもトリプルアクセルをシングルにした。「２位になったときは、織田くんとはぎりぎりの戦いをしていて、この全日本で負けたのでトリノには行けないなと思った」と、号泣していたという。　すっきりとしない結末だが、織田との直接対決をとりあえず制し、通算でも２勝１敗。全日本チャンピオンになったことで、トリノ五輪出場に大きく前進した。　（辛　仁夏）-------------------Source: デイリースポーツhttp://www.daily.co.jp/general/2005/12/25/199309.shtml 織田 採点ミスで“幻のＶ”[前略]　日本スケート連盟では今回、ＩＳＵで使用している自動的にミスをはじくシステムを依頼していなかった。小野フィギュア部長は導入しなかったことに「油断といえば油断だった。そういうことは起こらないだろうと思っていた。そこまでやる必要があったかと」と非を認めた。予算的なことによるものかどうかについては明言せず「織田選手には申しわけない」とわびた。　悲劇のヒーローとなったのは織田。表彰式で受け取ったメダルとトロフィーを返し、泣き崩れてホテルに帰った。午前０時前、数人の観客だけが残る前で、高橋一人だけの表彰式が行われた。最終日の２５日に、女子の表彰式の前に、３人で男子の表彰式が行われることになった。-------------------

  2005.12.25

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• ソースネクストめ！

  先日のKushyさんのご指摘どおり、犯人はウイルスセキュリティでした。eMachinesのサポートのおかげでインターネットは復旧して喜んでいたら、昨日になってウイルスセキュリティが死んでることに気づいて大慌て。障害対応の指示に従って再インストールしたものの、ユーザ登録からやり直しになり、登録メールアドレスで引っかかってログインも再登録もできず、最近よくあることですが、こういうののサポート、ログインできないと受け付けず、ぐぐってもメールアドレスや電話番号などがひっかからないようにしてあるようです。SourceNextのeShopの問い合わせ先をようやく見つけたので、メモ。お問合せ窓口のご案内今年の４月末にはトレンドマイクロ社のウイルスバスターがパターンファイル更新で似たような不具合をおこして問題になり、事前にテストすりゃわかる話なのに、と批判されてましたが、今回のも同じ話のような気がします。[参考]「ウイルスセキュリティ」の自動バージョンアップによる障害について http://www.sourcenext.info/support/vs_sapo.html

  2005.12.18

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• ISUフィギュアスケート・グランプリ・ファイナル

  今日は友人の誘いで、午後から代々木の国立競技場の第一体育館にいました。生まれも育ちも東京郊外だしもともと出不精なので、こういう機会でもないとあまり東京に住んでいるありがたみを実感することはほとんどありません。自分がいた場所があとからＴＶで写ると、同じ場所にはあまり見えなくて、なんだか不思議ですね。アイスダンスフリー・男子フリーの後、表彰式と休憩をはさんでペアフリー、女子フリーという1時から6時半過ぎまでの長丁場で不安でしたが、座布団持参の厚着重装備で何とか乗り切りました。期待の織田信成も安藤美姫も、いまいち調子が悪そうでしたが、個人的にぜひ見たかった中国のDan ZHANG・Hao ZHANGペアはやっぱりよかったし、 Irina SLUTSKAYAも浅田真央も中野友加里もすばらしかったです。[参考]ISUフィギュアスケート・グランプリ・ファイナル

  2005.12.17

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• 今日のメモ

  結局、すでに二人確定してこの上いったい何人必要なのか不思議ですが、仲間由紀恵も紅白の司会に確定らしいですね。米国産牛肉の輸入再開もほぼ確定らしいし、先日これで収束するかなと書いた構造計画書偽造問題も拡大しているし、この寒さで体調も悪いし、なんだかな、という感じです。ＢＳＥ関連で思うのは、米国産牛肉が「消費者の選択の自由」の問題になってくるのであれば、外食産業、コンビニ弁当やスーパーの惣菜などの原材料の原産地表示をして欲しい、ということです。未だに肉骨粉をえさに使用している米国の牛肉と、現在の日本の牛肉と安全度に差がそれほどない、などといわれれば、国内でもＥＵでも肉骨粉を禁止するのか理屈が通らないのでは。

  2005.12.10

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• BSEで懲りなかった?

  最近、また武部さん、びっくりするようなことを言ってますね。今回の騒ぎが特殊なケースではなくて、業界ぐるみの体質であることを知っていて、しかも目をつぶれって言っているかのように響きます。ＢＳＥ騒ぎのときの失言で農水大臣おろされる羽目になったというのに、未だ発言する前に物を考える習慣がつかないようです。ともあれ、不動産や建築業界は、業界最大手の会社でさえ、買い手に知識がなければそれを逆手にとって、動かない難あり物件を黙って押し付けるようなことを平気でやるので、マンションや家を買うときは、税金関係等の下調べは必須ですし、たとえお金がかかっても売り手ではない専門家にも相談したほうが確かです。---------------------------------武部幹事長「悪者捜しで業界つぶれる」　耐震データ偽装問題で、与党の対策本部長を務める自民党の武部幹事長は、「悪者捜しに終始するとマンション業界はつぶれる」と述べ、懸念を示しました。　「ＢＳＥの時もそうだったんですけど、対応に気をつけなくちゃいけませんよ。悪者捜しに終始しますと、マンション業界がバタバタと潰れますよ。不動産業界もまいってきます。景気がおかしくなるほどの大きな問題です。大変だ大変だ、心配で寝られない寝られない。寝られないでしょう、自分のマンションが大きい地震が来たらつぶれるというような話ばかりされると」（自民党　武部 勤幹事長）　武部氏は講演の中でこのように述べ、３年前に農水大臣として対応に当ったＢＳＥ問題を例にあげ、懸念を示しました。（26日23:23）Source : http://news.tbs.co.jp/20051126/headline/tbs_headline3168899.html------------------------------

  2005.11.28

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• 構造計算書偽造事件 (2)

  20日のエントリを書いた後で、ふと学部時代の同級生の一人の勤務先がたしか横浜市だったなと思い、メールしてみたら、返事が来ました。今のところ彼は直接の担当ではないけれど、市内にある問題の建物がさらに増えれば応援に入ることになっているそうです。担当者達は皆連日徹夜状態が続いているとのこと。民間の建設会社よりも国よりも対応が早かった分、苦情が全て集まってしまうのは容易に想像できます。横浜だけでなく、問題の建物のあるあちこちの地方自治体でも、まじめにやっているところは間違いなく今頃同じような修羅場になっていると思います。でもそういうのって、外からはなかなか見えないですよね。

  2005.11.21

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• 構造計算書偽造事件

  いちばん対応が早かったのは、国でも連接会社でもなく、横浜市だったような気がします。１８日段階で住民説明会を開催していますね。でも、不思議に思うのは、ＴＶ中継でインタビューされている問題のマンション住人たちが、「自分たちには何の落ち度もないのだから、国が補償すべき」という主張をしていることです。なぜいきなり最初から｢国がなんとかすべき」と思うのでしょう。この一件でまず責任があるのは、まずコストを下げて儲かったはずのマンションの建設・販売をした会社、偽造をやった建築事務所と、国交省委託の検査機関です。まず買い手が、これらの関係者と話し合いをして、納得のいく解決がつかなかった場合に裁判をおこす、というのがごくまっとうな話の流れだと思います。検査機関が既に政府組織ではなく民間企業に委託されている以上、国の一義的な役割は今回の問題を起こした検査機関を処分･指導することになると思います。国に全額補償させるなんて、訴訟をやったって無理でしょう。いわゆる、小さな政府とか民営化とか規制改革とか国家公務員定数削減とかいうお題目は、裏返せばこういうことです。国は枠組みだけを整備し、人を減らして検査機能は民間へ。検査機関が問題を起こせば、それはまず検査機関の問題で、枠組み自体に問題がない限り国に責任を問うのは難しいでしょう。選挙のときに、これを理解して自民党に投票している人がどのくらいいるんでしょうかね。マンション購入はある意味大きな賭けで、私自身も実際にやってみてそのリスクの大きさは身に染みました。今回の事件は人事ではなく、私の住むところがリストにあってもおかしくないわけです。件のマンション、相場よりも安いお買い得物件だったらしいですが、明らかな理由なしに安いというのは、普通に考えても何かあります。儲け話と一緒で、動く金額が大きくなればなるほど、慎重にならねばと改めて思いました。

  2005.11.20

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• 紅白の司会

  たしか昼頃のニュースで、｢仲間由紀恵」だと流れ、しゃべりがうまいわけでもないのに無理だろうとかなり違和感を感じたのですが、夕方のニュースにはみのもんたと山根アナに変わってました。私の勘違い？ 誤報？ それとも・・・。

  2005.11.17

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• ドラッガー死去

  著作や経歴、詳しいサイトをみつけたので、下にメモ。なんちゃって経営学専攻なので、正直ドラッガーほとんど読んでません。いつか学位がとれたらゆっくりと・・・。(そんな日がくるのかどうかが疑問ですが。)もともと研究の方向性というか指向が実証系なので、戦略論系の話はどうも地に足がついていないような気がしてしまいます。Drucker http://drucker.diamond.co.jp/ye.html

  2005.11.11

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• 凶悪な中高年!?

  Kushyさんとこの11/10のエントリを見て、今日は同じネタで。11/7の東京新聞の記事を読みなおして、ずっと以前にどこかで「青少年よりも大人の方がずっとたちが悪い」的な話を見た覚えがあり、探してみたらあっさりみつかりました。これです。右のリンクの「読み物」の項にある、「反社会学講座」がリンク元。結局今の若いもんより、今の50～60代の方がずっと凶悪、ということが、統計で裏づけられている、ということでしょうか。・・・と、職場でだいぶこの年代の困った上司が多いので、つい文章が攻撃的になってしまいます。無実のまっとうな年配の方々、ごめんなさい。m(_ _)m新聞のネット記事はすぐ削除されてしまうので、以下に転載しておきます。-----------------【東京新聞　11/07】中高年　キレ方ズルい？「キレる」といえば、子どもの代名詞と思っていませんか－。感情を抑えきれなくなった状態を「キレる」というなら、年齢に関係はないはず。ほかの年代のキレ方も、もっと注目されていいのでは。茨城県坂東市の国勢調査員の男性（６６）が、担当した調査票をすべて回収できないのにキレて、せっかく集めた調査票まで燃やした騒動も記憶に新しい。夜の東京・新橋で、中高年の男性に「大人がキレる事情」を聞いて回った。■新橋で聞いた理由いろいろ　「少し前に飲み屋で中年の女性客に『出て行け』って怒鳴ってやったよ」と話したのは、飲み仲間と待ち合わせ中の自営業男性（６３）。　「客に絡んだり、お勘定の時もお店の人に食ってかかったり。人の迷惑になることをしちゃいけないよ」。男性は間もなく到着した飲み仲間と「今日は楽しく飲むよ」と上機嫌で消えていった。　居酒屋を二軒はしごして酔いをさましていた会社役員の男性（５７）は「仕事中はキレることがしょっちゅう」という。怒りの対象は若い部下らしい。「二十代はなってない。言葉遣いが悪いし、あいさつができないし、自分の都合で休む」。相当不満がたまっているようだ。「本人のためにも最低限のことはきつく教えなくちゃ」。話すうちにますます熱くなり、キレそうになってきた。　駅前で待ち合わせをしていた配送業の主任男性（５４）も「仕事中にキレたことがある」と自認する。「上司から理不尽な指示を受けた時『おかしいじゃないか』と怒鳴って帰った。あとで上司から電話があって助かったけど、クビになってもおかしくなかった」とニヤリと笑った。　スナックでは、今回の国勢調査で調査員を務めた元会社役員の男性（６４）に会った。男性は「調査票を燃やした人の気持ちは分かるよ」とぽつり。約六十世帯のアパートを担当したが「呼び鈴を押しても出ない。郵便受けに調査票を入れると、少したってからガサッと引き抜く音が聞こえた」。暴力団事務所と知らずに朝早く訪れて怒鳴られたこともある。「それでも責任感が勝ってキレることはなかった」という。　ＪＲ東日本東京支社によると、統計をとっていた一昨年度まで、駅員に暴力を振るう年代は五十代がほぼ毎年トップを占めた。かなりの割合が酔客とみられるが、この年代はキレやすい傾向があるのだろうか。　聖路加国際病院精神科部長大平健さんは「大人（中高年）は、相手が弱い立場で反撃できないとみると、徹底的に攻撃する。ずるいんですよ。乗客に反論しにくい立場の駅員に“キレる”のはその典型ですね」と分析する。　それでも、夜の新橋では「キレるのは個人の資質の問題」など、自分は無関係と断言する中高年も多かったですが…。　質問を重ねると、大平さんは「“義憤”から正当な行為をしたつもりなので、キレた自覚がないのでしょう」と、ばっさり。　大平さんによると、大人のキレ方は「会社のため」「部下のため」などと勝手な理由をつけるところが少年のそれと違うところだという。　「義憤、公憤と思っても、周りには関係ない。『いい大人が何をやっているんだ』と思われているんでしょうけどね」　もともと弱い立場の子どもがキレたら、制御できない感情は大人たちにも容赦なく向かう。このため周囲はショックを受けるのだろう。　都立大名誉教授（性格心理学）詫摩（たくま）武俊さんも「中高年は、戦後の競争社会でフラストレーションがためこまれ、いつ爆発してもおかしくない。今後、団塊世代によるいさかいが増えるかもしれません」と話していた。　帰宅途中、池袋駅で駅員に怒鳴っている会社員を見かけた。切符をめぐるトラブルらしい。周囲の冷たい視線も気にせず、食ってかかる五十代とおぼしき会社員。「いい大人が…」と通り過ぎようとして、ふと大平さんの言葉を思い出した。　「大人に過度の期待を寄せるから“キレる”のが目につくんです。『人生経験を積んだ中高年はこうあるべし』という理想を持たなければ、気にならないですよ」　　文・布施谷航-----------------

  2005.11.11

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• フジモリ氏チリで拘束・・・

  この方、たしか汚職か何かで右腕が捕まったのをきっかけに、2000年に非公式来日中に辞任宣言し、その後ペルー政府から引渡し請求があったものの、実は日本国籍持ちだから引き渡さないとかいう話になってそのままだった記憶があります。昔々高校生だった頃に好きな作家の一人だったのにその後やたら宗教色が強くなってしまった曽野綾子さんが、「キリスト教徒だから」とか、非常に不可思議な理由で当時フジモリ氏に宿を提供していたのもなんだか記憶に焼きついています。その後、細々と日本で、母国への復帰を目指して政治活動し、下にリンクのある公式サイトも作成した、というニュースを聞いたのがすでに数年前です。昨日の離日で、ああようやく帰国目処がたったかと思ったら、今日になってからチリで拘束というニュースが流れてますね。縁もゆかりもないながら、なんだかあららという気分です。フジモリ氏公式サイト http://www.fujimorialberto.com/jp/index.php

  2005.11.07

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• 楽天でなぜロッテ優勝セール？

  自分で別の球団を持っているのに、ちょっとこのセールは節操がないのでは・・・。ともあれ、なんだかんだ言って、楽天株を抱えていたりするので、しょっちゅう年内の底値を更新してくれる今の状況は嬉しくないです。楽天のＴＢＳ株買いについては、ＴＢＳがバイク便で社長宛に株を買うなという手紙を送ったという報道に、思わず笑っちゃいました。自前資金で、普通に誰でも買える株の何をどのくらい買おうと、責められる筋合いはないと思うのですが、なんだか最近とみに楽天の旗色が悪いですね。夏ごろの、クレジットカード情報漏えいの件も、なんだかあわせて報道されており、これまでならニュースにもならない株価の底値の件も併せて、そこはかとないメディア側の底意地の悪さを感じたりします。

  2005.10.28

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• 楽天の旗色

  立ち回りがうまいなと思っていたのに、ぼろぼろと最近叩きが増えてきましたね。村上さんのように、儲からない球団は保有すべきでない、というポリシーはある意味潔いし、そもそも人からお金を預かって儲けを出すのが仕事なので、そういう考えなのも当然なのかもしれません。一方で、投資家ではなくて事業家の立場で、まだ完全に自分のものにもなっていない球団を、当事者の了解も無く、勝手に身売り先の算段をはじめるというのは、特にそれが公になってしまえば、反感を買って当然のような気がします。せめて水面下でこっそり進め、合併話が軌道に乗り、球団保有が問題の焦点になってはじめて買取先候補を公にしたほうがまだよかったのでは。人間は感情の動物だし、自営ならともかく、人を動かして大きな仕事をするのに、ある部門(ここでは球団ですが)の採算が合わないからと、金儲けとは別の目的意識とそれなりのプライドを持って仕事をしている人たちを、儲からないし合併に都合悪いから売る、と真っ向から否定したら、まとまるものもまとまらないのでは。(もっとも、そもそもうまくまとまる話のような気がしないけど。)それにしても、ＴＢＳにライブドアが協力を申し出るなんて、第三者からすれば、なんだかまた面白い展開になってきました。ＴＶ番組でもいいネタになっていますが、未だに「メディアの公共性」を主張するズレた方がいてびっくり。

  2005.10.20

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• 靖国参拝

  また騒ぎになってますね。私自身は自分が右寄りとは思っていませんが、国内で「首相は中国や韓国等に配慮して靖国参拝を止めるべき」という論調には疑問を感じます。小泉さんはあまり好きではないですが、そもそも靖国参拝は日本の軍国主義への回帰傾向を表すのだという中国や韓国の指摘は完全に間違いだと思いますし、本来すべきなのは外国に遠慮して参拝をしないことではなくて、理解の間違いを正すことではないでしょうか。

  2005.10.17

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• パキスタン地震募金

  今話題のＴＢＳがやっているカンガルー募金が、電話料金経由で105円？を募金できて非常にお手軽なので、転載してみます。難を言えば、こちらが支払う額と募金額が同じなのかどうか、文面からはいまいち読み取れないのが気になります。引用元　：　ＴＢＳカンガルー災害募金 パキスタン北東部地震義援金------------------------【電話からの募金方法】1回の電話で105円が電話料金に加算されます。通話料は別途かかりますのでご了承下さい。（ＮＴＴのダイヤルＱ２の仕組みを使用しております）ご協力いただける方は下記の電話番号におかけください。携帯電話、ＰＨＳ、公衆電話、ＩＰ電話などからはご利用できません。ＴＢＳカンガルー災害募金　「パキスタン北東部地震」義援金０９９０‐５１‐６０００＊表示の電話番号はNTTダイヤルＱ２の電話番号です。お電話をいただき、およそ１分間のメッセージをお聞きいただくと１０５円が電話料金に加算されます。------------------------

  2005.10.14

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• 楽天のTBS株式大量取得

  昨日の記者会見は一部だけ見て、今日の新聞やテレビをチェックしました。同じことをやってライブドアは相当叩かれましたが、今のところメディアはかなり好意的なようで、球団買収時も思いましたが、二番目、特に堀江さんの後に同じことをやるのはかなりお得、というか、堀江さんの立ち回りが下手なんですかね。申し訳ないけれど会見で三木谷社長が言っていることはライブドア騒ぎのときの堀江社長の主張と比べて、事業面の新規性は何も無く、ただ皆が見慣れたネクタイにスーツ姿でよりソフトな「持ち株会社形式」に変えただけです。まあでも、事業って、意外に形が大切なのかもしれません。

  2005.10.14

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• 郵政法案衆院通過

  新党の方々を除くと、初志貫徹したのは平沼さんだけという結果は意外でした。野田さんはがっかりですね。もう少しつっぱっていただきたかったんですが、そんなに党籍が大事なんでしょうか。国会中継を見ていても、民意民意と耳にたこができそうですが、そもそもろくに法案を解説もつけずにイメージ戦略だけで選挙戦を進めたような感が強いし、アメリカの状況を見ても、ほとんど経済学の教科書にしか存在しない『自由競争』を実現しようとするのは、何かずれているような気がします。もう一つつけ加えれば、最近自民党が15年で3割減という国家公務員削減目標を立てましたが、現場を見ている者としては正気を疑います。近年叩きの対象になっていますし、実際楽な部署と厳しい部署との差が非常に激しいですが、激務な現場の担当者の多くは、残業代もまともに出ないところで一生懸命働いており、逆にそういう人間は忙しいところばかりを回されることになります。すでに人員削減は長年続いているので余力のある職場は少なく、一方マスコミは普段は規制撤廃と言うくせに、ひとたび何かがあればすぐ「役所はなにをやっている」と騒ぎます。でも、民間企業と違い、国の役所は仕事が多くても人員を増やすなどの機動的な対応はとれないという制約があり、全く新たな問題が持ち上がれば、既存の人員をフル回転ざせるという対応しかできず、すでにフル回転であればどこかを手抜きするほかありません。官・民を問わず、汗をかく人間が相応に報われるようなシステムが理想なのですが、そんな理想の職場なんて現実にはなかなかないものですよね。

  2005.10.11

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• パキスタン地震

  地震は８日でしたが、募金のリンクを張ろうと思ったらまだ赤十字は募集を開始していませんね。９日の午前中に、日本の国際緊急援助隊の人々が成田を出発したそうです。この国際緊急援助隊、以下のサイトによれば、JICAが事務局を務めているようですが、救助チーム・医療チーム・専門家チームから構成されており、とりあえず９日に派遣されたのは救助チームで、これは警察庁、消防庁、海上保安庁(＋必要に応じて自衛隊）の混成部隊とのこと。これにはなんだかご縁があって、海保にいる知り合いがたしかアルジェリア地震のときにメンバーで現地入りし、写真付きで話を聞いたことがあり、また数年前にたまたま消防庁にお邪魔したときは、金庫の中に収めてあるメンバーの公用パスポートの束を見せてもらったことがあります。消防庁の場合は、主に地方の消防庁・消防局などの現場の方々がメンバーなのですが、必要ができたときにすぐ派遣できるよう、公用の数次旅券を総務省の消防庁で保管しているのだそうです。現地では未だ埋まったままの人が多そうなので、ぜひ活躍していただきたいですね。国際緊急援助隊 http://www.jica.go.jp/activities/jdrt/gaiyo.html

  2005.10.10

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• ヨドバシAkiba

  今日オープンだそうですね。正直、ニュースを聞いてこれまで秋葉原にヨドバシカメラがなかったのだ、ということに驚きました。

  2005.09.16

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• 選挙(2)

  なんだか今回いいところがなかった岡田さんが気の毒ですね。一方で、テレビのインタビューに出ていた堀江さん、相変わらずテレビ写りが悪い、というか、不機嫌丸出しで、やはり政治家は向いていないですね。キャスターもマスコミも、自分の部下じゃないんですから、多少嫌なことを聞かれても、もっと上手に対応しないと損なのに、という気がします。今日は、やはり夕方は体温が上がるのですが、何とか寝込まずに済み、先週末から返信をサボっていた職場の同僚にメールを出しました。現在、職場がまともな船頭不在な状態で、今後どう業務の進めるべきかについて、有志で方法論について話し合いを進めているところです。先日の歓送迎会では二次会まで出て、一部の上司に出勤できるのにサボっているのではというあらぬ疑いをかけられましたが、その一方で、部署の状況を聞き、現場で危機感を抱いている人も多いことがわかりました。かなりいいアイデアを持ち、自分でも動いてくれる気持ちのある協力者を得られたようなので、何とかそのアイデアを実現する方向に持っていきたいと思います。それなりの地位についていい月給をもらっているのに、業績を出せないとなると、他力本願で病人を働かせるようなことをまず考えるような上司や先輩を持ち、なんだかだいぶ貧乏くじを引いている気もしますが、まあ不幸を数えていても何がどうなるわけでもないし、こんな状態でも何かできることが幸せです。

  2005.09.12

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• 選挙

  予想以上に自民圧勝ですね。昼前にカイロ治療の予約があるので寝起きで出かけ、遅い昼食兼夕食の後選挙に行くつもりでいたのですが、先週頚椎いじられた余波で今日も夕方から熱が出てダウンし、起きれたのは投票時間が過ぎた後でした。結局行っても自民党に入れざるを得なかっただろうという気はしますが、気になるのは郵政民営化だ改革だといいつつ、将来のグランドデザインが全くなさそうなことです。本当の問題は、郵便局を民営化するか否かというよりは、国をどういう形にしたいか、ということなのに、小泉さんは郵政民営化だけに固執し、その先のことを考えているようには思えません。今日は、夕方横になっても熟睡できずに、うつらうつら嫌な夢を見たような気がします。職場との関係もふくめ、いくつか大きな厄介ごとを抱えているせいかもしれませんが、あまり考えすぎずにできることを少しずつ前に進めようと思います。

  2005.09.11

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• オムライス

  先日、社民党の党首の街頭演説模様がＴＶで放映されており、発言を聞いてのけぞりました。「自民と民主はカレーライスかライスカレー、福神漬けが付いてるか付いてないかの違いしかありません。私達社民党はオムライス、子どもからお年寄りまで大好きなオムライスです！」みたいな話をしていました。なんなんですか、それ。申し訳ないけれど、ちょっと程度が低すぎて、聴衆を馬鹿にしてるのかと思いました。昨日の党首会談も見ましたが、どうもあまり理論的な討論は得意ではないようで、土井さんと比べてだいぶ見劣りする気がします。他に人、いなかったんでしょうかね。見劣りといえば、党首会談で、結局岡田さんも小泉さんに言い負かされてましたね。郵政民営化には基本的に反対なわけではないのに、代案も出さずに法案を邪魔してあわよくば小泉さんを引きずりおろし、キャスティングボートを握りたい、という野心と計算が透けて見え、とても好感は持てない感じです。自民党が好きなわけでもないけど、他に政権を担えるだけの政党がないのがこの国の不幸ですね。

  2005.08.30

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• 終戦記念日

  先日、銀座で飲んだときの話題の一つが戦後補償でした。中・高の授業では、近代史は第一次大戦あたりで時間切れになるのが常だったので、第二次大戦とそれ以降についてはほとんどまともに勉強する機会はなく、それを意識することもなかったのですが、かつて国際交流関係の事業にかかわる機会があり、その関係でシンガポールの戦争関係の博物館で、旧日本軍が地元民に対して行った拷問の様子を示す展示を見たり、フィリピンの戦争被害者のための墓地につれていかれたりしたことがあり、知らないことばかりでかなり驚きました。で、話題を戦後補償に戻すと、先日の論点は、ドイツは戦争被害補償の対象に他国の国民も含めており、なぜ日本がそれをやらなかったのか、ということでした。この件に対して、私の知識はあまり多くなく、いいか悪いかは別問題として、終戦後にとりあえず条約的には決着がついているという知識しかありません。不思議なことに、公式には一応の決着はみているのに、おそらくは皆それにやましい気持ちがあるのか、日本政府は東南アジアを中心に多額のＯＤＡ資金を供与してきた、という図式に見えます。で、帰宅してから、ネットサーチをかけてみて、さらに一層よくわからなくなりました。いったい何が本当なのか、どういう方針でこうなってきているのか、公式な説明がどこにもない、というのがそもそもの問題かもしれません。 戦後補償の日独比較戦後補償２００４現代史期末レポートドイツは「過去」を克服したか

  2005.08.15

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• 郵政解散

  ほんとに解散しましたね。もともと郵政民営化はしないほうがいいんじゃないかと思ってましたが、規制緩和・小さな政府という流れの中、国鉄民営化もうまくいったし次は郵便局になってしまうのは仕方がないかなと思っていました。反対派があれだけ叩いている法案ですが、民営化という目標の元で郵便事業のことをわかっている役人たちが一字一句までチェックを受けつつ書いているはずなので、そもそも箸にも棒にもかからないようなものは出てこないと思いますし、その証拠に「この部分がこうおかしい」という具体的な指摘が一つも出てこない上、今更僻地が不便になるなど、すでに済んだ議論を蒸し返している感じです。総理が独裁的にことを進めすぎたから、通ってもいい法案が没になったのではないかと思う一方、反対派は反対のための反対をしている感じでまったく共感できず、九月の選挙、どこに入れたら良いのやら・・・。

  2005.08.08

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• 地震の余波

  都の災害対策住宅にいる待機当番の職員で、先日の地震で召集をかけて集まらなかった場合、退去させることを都知事が決めたようです。たまたま知り合いがいて、そういう住宅の話を、住人からだいぶ前に直接聞いたことがありました。時々訓練で夜間や休日にも召集がかかるので、当番時は旅行・外出などは事前登録制。たまに抜き打ちの訓練で電話がかかってくるので、そのとき未登録のまま自宅にいなかったりすると大変だと言っていました。けっこうしっかりした運営をしているんだなと思っていたのですが、今回本番で34人中13人しか登庁しなかったのはまずいですね。時代の変化とともに、連絡用には今は自宅の電話でなくポケットベルが使われているそうですが、この今ではクイックキャストと呼ばれるＮＴＴドコモのサービス、すでに昨年６月で新規受付が終了しているので、今後は携帯電話になっていくんでしょうね。この件についてサーチをかけると、ニュースサイト以外のほとんどが、公務員叩きのブログのエントリーだったりしました。やれ定員削減だ、給料が高すぎると言うくせに、何かあるとすぐ国はなにをやっているんだと言う自主性のない「お上頼み」の人々のアジテーションには正直うんざりしますし、広い意味で同業者なので、一緒になって叩く気にはなれませんが、でも、自分の周りを見ていても感じるのは、ぬるま湯に漬かってしまったが故の危機感や想像力の欠如です。多くの方が指摘するように、公務員はよっぽどのことがない限り首にはなりません。国の場合、まったりとした現場に近い部局と主に霞ヶ関にある本省官房系の過労死しそうな部局との開きが大きく、両方を経験した身としては、いろいろな不条理を感じています。頑張って仕事するほど忙しいところに回され、やりがいはありますが辛い思いをする一方、自分の体面やプライドを捨てれば、仕事はサボり放題でも、刑事事件になるほどのことがないがきり免職はありえないし、降格すら見たことがありません。まったりとした部局の色に染まり、楽をしている同僚たちを見ていれば、当然のことながら現場の士気は下がるでしょう。対策として考えられるのは、やはり人事制度の大幅見直しでしょうか。やる気のない人間を自動的に昇進させるような年功序列システムを見直し、中途採用もどんどん受け入れて現場の風通しを良くし、頑張る人間が報われるようなシステムをいかに構築していくか、という至極当たり前のことなのですが、国の公務員制度改革も、さまざまな利害関係者の意見が入り乱れ、何年経っても取りまとめが困難なようです。非力な一現場職員としては、新卒時の試験の種類にかかわらず、普通にいい仕事をして管理能力のある人間が昇進していくという、ごく当たり前の職場を望んでいるのですが、既得権益を持つ人々はなかなかそれは離さないでしょうから、そんな当たり前のことすら近未来の実現は難しいようで、先行きの暗さを感じます。

  2005.08.01

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• 台風の名前

  その後、アマゾンのマーケットプレイスは三日ほどで六冊売れました。登録冊数が４０冊を越え、こんなに使わない本を溜め込んでいたんだなと改めて反省しました。以前の日記に書いた、懸案のホワイトバンドは、入荷次第連絡をお願いしたのですが、未だに入荷せず、明日・明後日は家にいないので、その間に入ったらたぶんアウトですね(笑)。台風が通り過ぎ、今日の東京は焦げそうなくらいの良い天気でした。そういえば、この台風７号、バンヤンという名前だって知ってました？D-web ポータル / 台風のすべて台風のアジア名

  2005.07.27

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• 楽天でクレジットカード情報流出!

  CNET Japanが23日付けで以下の記事を出していることにさっき気づきました。状況からは、楽天本体ではなくて、特定の楽天ショップからの流出だそうですが、かなり怖い話ですね。で、さらに怖いのは、せっかくだからこの際やったことのないトラバでも試してみるかと思い検索したところ、このネタをブログで書いている人は現在楽天内で他に一人もいないということが判明したことです。はてなやライブドアなどではいくつか引っかかるのですが、一番関係ありそうな楽天広場で話題にもなっていないって、変じゃないですか？ これをここで書くと、まさかいきなりサイト削除なんてことはないと思いますが･･･。ともあれ、一ヘビーユーザとしては、楽天本体のみならず、ショップでの個人情報管理の徹底にも、十二分に留意していただきたいところです。さすがに問題の店舗は、現在閉鎖中の模様です。詳しくは以下の記事本文をお読みください。楽天からクレジットカード番号を含む個人情報が初めて流出http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20085692,00.htm

  2005.07.25

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• ロンドンのテロ(2)

  その後、二度目のテロで射殺された、当初アジア系と報道された男性は、ブラジル人で、しかも事件とは何の関係もなかったそうですね。あの翌日、ＴＶで現場に居合わせた人のインタビューをたまたま聞いていたのですが、件の男性が電車に駆け込んだとき、『後ろから警官が五人ほど追いかけてきて背中に馬乗りになり、拳銃を容疑者に押し当てて複数回引き金を引いた』というような結構ひどい内容でした。公式説明では、挙動不審で自爆する可能性も考えられたためにやむをえなかったという説明がされているようですが、なんだか胸が悪くなります。外国人居住者の居心地が格段に悪くなりそうですね。

  2005.07.24

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• ロンドンのテロ

  昨日の晩、ロンドンで二度目のテロがあったというニュースで驚きました。大学院の先輩の一人が大学教授をしており、今たまたまサバティカルでロンドンに一年の予定で滞在中です。前回は邦人被害はないようだし、似たような問い合わせが殺到しているだろうと思ってあえて連絡はとらなかったのですが、今日はじめてご機嫌伺いのメールを出してみたところ、比較的街は平静でほとんど変わりはないとのこと。昨日は、訪英中の豪ハワード首相との会談を打ち切って開かれた、ブレア首相の記者会見の生放送まで見て寝たのですが、被害は少なく地下鉄も速やかに再開すると言いつつ、首相の顔がひどくこわばっていたのが印象的でした。9.11もそうですが、イスラム系市民に風当たりが強いところ、何でも今回現場から逃げたのはアジア系らしいとの噂なのも気になります。ニューヨークでは地下鉄で手荷物検査まで始めたらしいですね。

  2005.07.22

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• フランス語は国際語失格か?

  数日前の石原都知事発言で、とうとう訴訟まで起きましたね。損害賠償しろ、というような話ではないと思いますが、それにしても、シラク大統領の米国やフィンランドの料理についての発言同様、品位もウイットも感じられず、両方とも、政治家がそんな不用意な発言をするべきではないでしょう。私のフランス語は、ボキャブラリ･文法ともに三歳児並なので、フランス語についてどうこういうのはちょっと恥ずかしいのですが、ともあれ、実際のフランス語の数の数え方は、以下のリンクをご覧ください。フランス語の数体系習い始めた当初、ちょっと奇異に感じるのは、70以降でしょう。70がsoixante-dix[60と10]、てな具合で、石原都知事が問題にした90はquatre(4)-vingt(20)-dix(10) と書きます。めんどくさいといえばめんどくざいですが、ただ、60進法とか使っているならいざ知らず、同じ10進法を使っていて実際の数値計算に問題があるとは思えません。慣れてしまえば、いちいち4×20＋10なんて頭で考えずに、90＝"quatre-vingt-dix" とひとつながりで覚えますし、ネイティブもいちいち4×20＋10と思いながら90と言っているわけでは決してないはずです。フランス語が本当に堪能であれば、数の数え方がこうだから不便でややこしいく、国際語失格などという話にはならないと思うのですが、国際会議にでも出てたまたま通訳が数字を聞き間違えるようなポカにでも出会ったんでしょうか。

  2005.07.16

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