|
カテゴリ:シューズ・スニーカー・ブーツ
東京も梅雨入りして一週間ほどたち、昨日あたりからようやく蒸し暑くなってきました。個人的には、それまで冬をずっと身体に引きずってきたような感覚がありました。どこかでまだ肌寒い、肌が乾燥気味、寝冷えをするなどです。この蒸し暑さこそ日本の夏。本当は今まで嫌いな気候でしたが、今年は去年にもまして節電を迫られている夏、まずは気分から蒸し暑さを味方にしなければなりません。言い換えれば、蒸し暑さを凌ぐ方法をいろいろ楽しむということです。
そのひとつが足元のサンダル。今年もさらに多用していこうと思っています。ただ、サンダルをお洒落に使えるのは本来は女性であると僕は考えます。女性はフォーマルな席でもサンダルを履きますし、サンダルを美脚演出の道具として使える特権を持っていると思うからです。いっぽう男性のサンダルは、これと真逆と考えます。男性は靴にしたほうが、正装あるいはお洒落感を演出できるというイメージがあります。これがサンダルになると悪い意味のドレスダウン、あるいはお洒落に完全な無頓着の人、となってしまうのです。とりあえず、仕事やパーティにサンダルは「ないわ!」ですが、プライベート、カジュアルでの男子サンダルを、「ある」「ないわ」で分別してみようかなと思います。極めて個人的主観ですが。 まずは、ソックス装着のサンダル。「ないわ」。サンダルと靴の中間に位置しているみたいで中途半端。これは草履型ではない鼻緒のないサンダルです。一部の職場で便宜上履かれているのは別にして、プライベートではお洒落感が無。続いてソックス無し。これなら必然的に「漁サン」に代表されるビーサンなどの草履のタイプを履けます。ビーチ、リゾート地などで、小麦色の肌や洗いざらしのTシャツ、カットオフ・ジーンズなどとマッチして、「ある」です。 続いてサンダルの種類。まずはいわゆるスニーカーサンダル系。一部一流ブランドでも夏にドっと出てくる、ベルクロテープ二点留めのクッションソール・サンダル。物は別に悪くないのですが、「履かれ方」がどうも。都心部でよく見るトップ・ボトムとその他のパーツが普通のお出かけスタイルで、足元がこのサンダルのケース。ただ暑いから足元だけサンダル、みたいな安易な組み合わせに、「ないわ」。安価な素材の合成ゴムやウレタンの物は草履型なら、先のような組み合わせで、「ある」。また、去年あたりから多く出回る革サンダルがアイテム的にいちばん「ある」でしょう。これなら組み合わせ的に、都心部でもリゾート地でもいちばんお洒落の演出範囲が広いと言えます。 その組み合わせ。いちばんのポイントがボトムズです。要はパンツかハーフパンツかですが、個人見解と言っておいたので断じますが、パンツが「ある」、ハーフパンツが「ないわ」。男子の場合、短パンだと場合によって色白にすね毛が目立ったりして、サンダルが貧相に見えてしまったり、植木等の「ステテコに下駄」的な(古っ)お笑い系イメージに近づいてしまったりします。ビーサン、革サン、雪駄でも、ここは夏らしく、綿や麻のゆるめのパンツ、洗いざらしのジーンズなどを、ロールアップもせずに踝まで隠れる程度の長さのパンツで組み合わせるのが、女子とは別の演出方法としてサンダルを引き立てます。 一昨年から履いている革サン。インソール、アウトソールとも一体型の革で、スタッヅなどの金具のオーナメント付きの物がけっこう好み。無地のTやデニムに合わせます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.06.17 23:07:49
コメント(0) | コメントを書く
[シューズ・スニーカー・ブーツ] カテゴリの最新記事
|