元旦から背伸びをしよう。
初夢ラプソディTKAC SMD-5 Saori Takebe2021 TKAC Doll Members MVPあけましておめでとうございました。一同「遅いよ!」すずさん「しかもそのイラスト,どういう心境のチョイスなんですか」さおりん「なんとなくだって」はるちこ「なんかつらいことでもあったんすかねえ」さて,今年の年始3連発記事の登場人物はこの御三方です。すずさん「私はちょっと違う気がするんですけどねえ」ふれしの「スキー企画のコメンテーターなんで」すずさん「今年もやるんですか?痛スキー計画はふれしのさんのラッピングでおじゃんになったんじゃ…」やります。ですが,その話は後日です。今日の主役はこの方です。さおりん「はーい」去年のドール陣MVP,さおりんであります。今回から新しい姿で登場。一番目立つのはウィッグの変更。前髪ぱっつんを維持しつつ,マリーさん以上にボリューミーなスタイルに大幅変更。下着も変更が行われました。これはMVPの副賞とでも言いましょうか…。なお今年のドール陣営は既に専用品である大きいコンビ以外の面々も随時置き換えを行う予定です。特にはるちこやシャロンが使っているヤツの老朽化が深刻であります故…。はるちこ「大きいコンビのお二方と違う意味でサイズが合致してないんで,大変なんっすよ」さてそんな新しいさおりんは今年の元旦ロケ担当でもあります。同時に去年より年始行事化した自然光重点月間に挑む最初の一人でもあります。もちろんここも新基軸があります。例のブラックミストもそうなんですが,こんなものも使ってみました。こんな感じで踏み台の上でポーズを取ってもらうという作戦です。ドール撮影では三脚などに設置したスタンドにドールを乗せる手法があります。私らは「浮かし」と呼んでいます。ドール撮影では頻繁に使われ,メジャーと言ってもいい方法です。メリットはドールの位置を高くできるのでスケール感を人に近づけることができ,視線も高くなるので撮影もしやすくなります。足のところをピンポイントで見切れているドール写真をTwitterで多く見かけるのは大体このためです。スマートドールでも当然できるんですが…・機材が多くなり,嵩張りすぎる。・スマートソケットを使うスタンドしか採用していない場合は制御が大変で自然さに欠ける。・そもそもスマートソケットを使うスタンド以外,採用していない弊社には使用困難。等々のデメリットがありました。そこで痛車撮影では頻繁に用いている上に軽量安価であるプラ踏み台の上でポーズを取ってもらうことにしました。結果こうなります。この通り,望遠効果次第ではドールのスケール感を大きくすることが可能です。また地面にただ立ってもらうよりも平滑でグリップもいいので安定感も悪くありません。さおりん「でもスマドのいいところが写らないというのもなあ〜。靴とか脚とか…」スマドでこれをする点では,それがデメリットです。なんで使うか使わないかはシチュエーション次第ですね。実際問題,2〜3日のはるちこ塩原ロケでは使用していません。さて場所を移動して羊山に行きましょう。今回の移動に使ったのは…さおりん「高丘さ〜ん,ふれしのさんの次の体これでいいよ〜」スズキ・ソリオです。親のスバル・ステラの後継機です。親の車なので常時使うことはできませんが,今回は一番外にあったので借りて使用。そしたらさおりんが大絶賛したのです。理由は総じて「現ふれしのくんより乗り心地が圧倒的によく安心感も抜群」なこと。現ふれしのくんはZC13S,スイフトRSです。足回りだけならばスイスポと同等品。よって足が硬めで乗り心地は最初から決して良くありません。そこから低燃費を目的として,タイヤの空気圧を限界ギリギリまで高めにしているので,輪をかけて乗り心地が良くありません。車内も高丘家の車の中で最も狭いため,とにかく快適ではありません。その点でソリオの乗り心地はさおりん曰く「天国レベル」という評価。しかも助手席側にも搭載されたシートヒーターで関節が冷えるリスクをゼロにすることができます。寒冷地でのロケで股関節がロックしたため重傷を負った経験があるさおりんにとって,これほど心強い装備はないでしょう。また実質ウォークスルーバンな構造をしているので,サイドドアを1枚開けるだけで人やドールも装備も全て車内へ入れる上に運転席にもダイレクトアクセスできます。これは急な雨天に強いことを意味します。俊敏さにはかけますが,燃費の出しやすさは現ふれしのくん以上。とにかくよりどりみどりです。ふれしの「新古車も狙いやすいから,本当マジで2年後これでいいんじゃね?」2年後(ローン終了)には20万キロどころか30万キロ到達も考えられる現ふれしのくん。現ソリオのマイナーチェンジもダイレクトに重なりそうな時期なので,本当マジでこれでいいかなあと思っていたりします。話を戻します。場所は羊山にある葛葉稲荷神社です。ぺかーと逆光が入ります。秩父盆地を外界から遮る山の中で最も内側にある羊山。冬の午前中の光線は魅力的なものです。これはブラックミストがいい味を出す環境です。こんな感じです。稲荷神社なんで鳥居がたくさん。串刺し構図になりやすいので結構難儀しました。とはいえブラックミストらしいソフトな光がいいですねえ。新ウィッグもいい形でハマります。階段のオレンジ色もブラックミストなしではこううまくはならんでしょう。ちなみにG9と12-60でのブラックミスト初運用がこの日でしたが,問題なく作動しています。では順光ではどうか?こうなります。といってもさおりんは日陰にいるので,綺麗に写っています。問題は背景ですね。さおりんを明るくする都合により,背景はかなりハイキーになりました。そこにブラックミストなんで,オールドレンズチックの写りに近くなっています。F6.3で撮っていますが,もうちょっと絞ればよかったかなあとも思います。とはいえまあ,暖色の鮮やかさはノンフィルターより間違いなくいいはずです。そんなわけで今年もさおりんは安定感ある形で始動。シャロンがロケのメインメンバーから離脱する今年,その穴を埋める大きな鍵はやはりこの人でしょう。期待です。