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カテゴリ:初心者向けの話。
こんばんは~。
昨日は失礼しました。 まだ本調子ではありませんが,頑張ります。 というわけで予告通り参ります。 『カメラ初めてちょっと経った人たち向けの処方箋シリーズ』 気付けば第5弾です。 まず最初は本をご紹介しましょう。 ![]() 『写真の露出ハンドブック』(河野鉄平) 実を言うと,本シリーズの露出の話はこの本がベースだったりします。 例の蛇口はまんまですwwwですが,これ以上と無いほどわかりやすいので,人に露出の話をする際はこの本を同時に薦めることが多かったりします。 露出というただひとつのテーマだけで170ページ超という一冊を構成しています。 だから悩んだら何かあるという本だったりします。 先日の露出の話で出てきたのはただ単純に絞り・シャッタースピード・ISO感度の話でした。 ですがあともうひとつ,露出でよく聞くワードがあります。 『段』です。 これってなんぞや…?ちなみにEV値ともいいます。 実はコレ……『絞りとシャッタースピードを組み合わせるとだいたいコレくらい光量変わるよ!!』という値だったりします。 そもそもとして不思議じゃあないですか? ・絞り:2.8→4→5.6→8→11…… ・シャッター:1/15→1/30→1/60→1/125…… 『なんでこうも妙に切りの悪い数値ばっかりなんだ?』と思いませんか? 全てはこの段というものが影響しています。ちゃんとこれらの数値の組み合わせからEV値というものができるような数字になっているので,こんな変な数字ばっかりになるんです。 本の方にも巻末にまるで九九の表みたいなヤツが掲載されています。正直言います。覚える必要はないですwwwあくまでも参考程度に…。 それでもわかりにくいものであることは確かです。何せ数字が絡んでくるので…。 段含めて露出の話を嫌う方っていらっしゃるかと思います。だいたいわかりにくい話だからです。 ですが,この段数だけで物事を処理している機能もあります。 それが『露出補正』です。 例えばウエディングドレスを自然光で撮りたいとき。 相手は白です。カメラはどう判断するでしょう? 白は光をとても良く反射します。つまりカメラへ入ってくる光は多くなるので,当然カメラは絞るorシャッタースピードを速くします。つまるところ『アンダー方向に持っていく』のです。黒では真逆でハイキー方向へ持っていきます。 ですが,本当に正しい露出は違っていることが大半です。コレをどうにかする機能としてまず露出補正が存在します。カメラには…… ・プログラム露出モード ・絞り優先モード ・シャッター優先モード ・マニュアルモード と4つの露出関係のモードがあります。そのうちマニュアルモードを除く3つのモードで露出補正は使用できます。 ではどうやって露出を補正するのでしょう? ・絞り優先モード→シャッタースピードをカメラがイジります。 ・シャッター優先モード→絞りをカメラがイジります。 ・プログラムモード→両者ともイジります。 これです。つまり露出補正を行うと絞り及びシャッタースピードのどれか,もしくは両者とも自動で変わります。地味ですが実は結構注意しないといけないポイントです。 ・絞り優先で明るく露出補正→シャッタースピード遅くなって手ブレ確率増大。 ・シャッター優先モードで明るく露出補正→ボケやすくなるかも…。 という具合に自分のイメージとちょいとずれた方向に傾いてしまうリスクがあります。これをちゃんと念頭に置かないとアレ?と悩むことになります。 ではマニュアルモードではどうか? これは絞りもシャッターも人が決める機能なので露出補正というものがそもそも必要ありません。 じゃあ絞りとシャッタースピードを段で表現するとどうなるか…。 ・絞り:2.8→4→5.6→8→11…… ・シャッター:1/15→1/30→1/60→1/125…… そう。最初に書いたアレがそうです。ですがこの間に数字があるのが普通です。絞りでは… F2.8→3.2→3.5→4… と言った具合。これなんだ?というと段を1/3刻みにしたものです。 つまり……マニュアルモードで露出を1段調整したいなら…… ![]() ダイヤルを3クリック,カチカチカチを3回すれば1段調整完了となります。 割りと簡単でしょ?ただしカメラの設定で1/2刻みやそっくり1段とかにすることが可能なので,実際に行う場合は要確認をお願い致します。 んで,なんでオートがあるのにマニュアルなんてあるんだ?という話ですが,これはストロボを使っていたりライブ会場で色んな所に光源があったりなどの状況で使うために残されたモードです。 この話については今後したいと思いますが,マニュアルモードでも普通に写真を取ることはできますので勉強がてらにマニュアル一本で!!というのもいいかもしれません。 あとISOで段を表現すると…… ISO100→200→400→800→… となります。これは簡単ですね。ただし高感度の取扱は注意してくださいね~。 というわけで段の話をしてまいりましたが,やっぱり自分の文章力ではイマイチ締りが悪くなってしまいますねwww なので是非ともこの本を手に取っていただいて正しい知識を身につけて,よりカメラと仲良くなっていただきたいなと思います! ![]() 写真の露出ハンドブック/河野鉄平【2500円以上送料無料】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.07 22:02:49
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