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衝動と成り行き系ドール&写真ブログ『こちら(株)高丘エージェンシー』

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2016.10.25
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カテゴリ:初心者向けの話。
こんばんは~。

浦山ダムの写真ですが,自分でも驚くような反応をいただきました!

本当にありがとうございます。

次は31日の本庄です。

走行写真が今度はメインとなります。久々ですね。

ですが,状況次第ではライティング撮影にもまわります。

ライティングありはサーキットでもできることが増えます。

サスやエンジンルーム撮影大歓迎であります。

いつの間にやらメインが逆転しているような気もしますが,どちらにしろ痛車撮りラーとしては走行も静態もいけないとマズイので…。もちろん人の撮影も…。

っていうか実は人撮りイケそうな兆候あるにはあるんです。




それがこの2枚。

撮影中にそばでパフォーマンスをしていただいたので1灯を鷲掴みして即興ライティングしました。

これが自分でもあら?と思うほど上手くいっているwww

いくら多方面への流用の効かない方法で痛車ライティングしているとはいえ,どう当てりゃ外さないくらいは発作的にわかるようにはなったのかなあ…。とはいえいい兆候には変わりないので,次回までにどんどん伸ばそうと思います。

さて,では日記の方を普段通りに戻していきましょう。

『カメラを初めてちょっと経った人向けの処方箋シリーズ』

まさか第7弾まで話が伸びるとは誰が予想したでしょうか?

んで,今宵のネタは浦山ダムのオーナーさんから聞こえた疑問にお答えしようと思います。

オーナーさん「PLとNDって重ねるんですか!?」

これです。

えーっとですねえ,自分が痛車をライティング撮影していなければ何ら違和感のない方法です。


要するにこういうことですね。

レンズにPLフィルターとNDフィルターを重ねるということですね。

この手を通常使うのは風景写真というのが一般論。恐らくそこにオーナーさんが違和感を覚えたのではないのでしょうか?

そもそもPLフィルターとNDフィルターとはなんぞや?というところからスタートしましょう。

まずPLフィルター。偏光フィルターともいいます。

このフィルターの役目は反射光を減らすこと。物に光が当たると光は反射します。それがレンズ通してカメラに入ると本来の色より白くなってしまいます。これをレンズ前でカットする効果があります。

簡単に言うとサングラスですね。クルマ乗っててサングラス掛けると前がよく見えるようになるのと全く同じです。

次はNDフィルター。減光フィルターともいいます。

こちらは当日記でも以前ご紹介しましたが,レンズの前で光をある段数分シャットアウトするフィルターです。走行写真の方でも同様に絞りやシャッターでは対処しきれない明るい環境下でスローシャッターと絞り開放を実現するために使います。

んでこれを組み合わせて使う例の最たるものが滝や川の流れを写す写真。

実際,フィルターのパッケージにはこの用法が書かれているのがほとんどです。それ以外をむしろ見かけたことがありません。

いや,それだけじゃないからね?特にND。

PLはただ単に色を出すフィルターなのでパッケージの説明で十分だと思います。

ですがNDのあのパッケージは何たる説明不足かといつも思ってしまうんですよ。ライティング撮影する方の10人中11人がそう思うんじゃないかとwwww

NDは減光をするフィルター。ここまではいいです。ですが減光で実現されるのがスローシャッター以外にないですよ?って言う風に誤解されやすいんですよw

違いますからね?

NDというのはスローシャッターと絞り開放を実現するため,つまり露出3要素のうち表現に直結する絞りとシャッタースピードの調整幅を程よく広げるフィルターなんだと思って下さい!

これでストロボ撮影の時にどういう役目をするかお分かりいただけると思います。

まあ昨日もちょっと書きましたが……。

絞りとシャッタースピードを自在にして背景をより思い通りに写すためPLとNDを使っている&背景に割り当てられクルマ相手に調整されていない分はストロボでガッツリ補う。

これです。あとストロボは局所的な被写界深度を擬似的に稼ぐ例のブースト効果まで狙っていることをお忘れなく。

んで,ここで注意点。PLとNDの重ねる順番に注意です。正しくは……

カメラ→レンズ→ND→PL

が正しい順番です。こうじゃないとPLとNDのネジが食い込んで緩まないというのを防止します。しかしこの正しい順番でも硬くしまってしまう時があります。そのときはゴム手袋で緩めたりなんなりでどうにかするしかありません。諦めましょう←

また2枚重ねにする都合上,ケラレやAF精度低下やファインダー視認性低下,また色かぶりなどが発生する可能性があります。ケラレは2枚重ねくらいでは発生することは極めて稀ですが,その他は無視しきれない要素です。特に廉価なフィルターを扱うと,こうした問題が発生しやすいので,できる限りケチらないのが重要です。いいのを買って下さい。実際,これらの根本解決のためにNDPL一体型フィルターというのも発売されているくらいですので…。

またPLフィルターには2種類あって今のカメラにはAFシステムの都合により円偏光フィルター(C-PLとも)しか使えません。更にPLフィルターは劣化するという特性がありますので中古は原則買わないほうが無難です。ご注意下さい。

んで今宵はあともう一つ重要な話をしたいのです。

実はNDフィルター使っているとPL使っているみたいに色が綺麗に写るということがあります。

確かにNDが普通の光と一緒に反射光もカットしているからというのもあります。

ですが実はもう一つ重要な要素があります。

『ラティチュード』

の問題です。

先ほどの現象,理論的に考えるとデジタルカメラでありえる現象です。

その理由がラティチュードです。

ラティチュードとは…うーん…わかる人ならば……

2ストエンジンのパワーバンド

みたいなもんですwww

よりカメラ的に言うと『CMOSイメージセンサーやフィルムがどこからどこまでの範囲の光を拾えるか?』という意味の言葉です。そしてこの範囲がデジタルとフィルムでは全く違います。

もう察しのいい方なら答えが出ているかもしれません。

『デジタルは光が入らない,つまり暗い環境に強いのでNDフィルターを付けると発色がいい方向になる可能性がある』


ということです。裏を返すと…

『フィルムカメラはそれなりの量の光がないとそもそもとして写らない可能性が高いけど,その分光が多く入る=明るい環境への耐性がある』

ということになります。

よくよく考えると,フィルムは化学反応で画像を作っているので光のエネルギーが少ないとそもそもとして写らないことは理解できると思います。同様にデジタルならば光をそのまま電気信号に変えてしまっているので効率よく画像を作れるというのも理解できると思います。

そして更に裏をついていくと……

デジタル:黒つぶれしにくく,白飛びしやすい(ノイズになる)
フィルム:白飛びしにくく,黒つぶれしやすい(感光していない)


となります。

よって,NDを通過した少なめの光をイメージセンサーはしっかり拾って発色のいい写真を作り出したと見るのが正解です。

このラティチュードの話は覚えておいて損はありません。割と役に立ちますので…。

ということで今宵はフィルターとラティチュードの処方箋でありました。





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最終更新日  2016.10.25 21:46:20
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